家族経営のような上場企業・王将
餃子の王将の社長さんが殺された事件以来、ネット上で、「追悼餃子」と称して、王将の餃子が写真に撮られて、アップロードされるケースが増えたのだという。
少しでも、売り上げに貢献してあげたい。せめてもの、ともらいに・・・。そんなやさしい人も、多いのやね。。。チキンの代わりに今年のクリスマスは餃子か。。。
京都の街で学生時代を過ごした男子学生で、餃子の王将を知らない人はモグリというぐらい、大学の街京都で生まれた餃子の王将は、若者に、圧倒的に愛されている。
5分以内に熱々の餃子10人前を食べたらタダ。どのメニューでもいいから、王将で腹一杯食べても、30分、皿洗いを手伝えばただにしてくれたり、運動部のクラブが、全国大会に優勝したら、餃子100人前ただにしたり、餃子の王将は、京都の学生さんたちに、様々なサービスをしてきたんやね。
これが、京都の学生のソウルフードとまで、王将の餃子を言わしめることにつながっているのやろうね。。。
実際、私自身も、食べ盛りの高校時代。クラブ帰りの途中に王将に立ち寄って、たらふく食っていた時代が懐かしい。。。バリと呼ばれる皿うどんと水で、腹一杯になれたし、大人になってからも、王将の瓶ビールは珍しく大瓶で、これがうれしかったな。。。
第一号店の四条大宮も、昔から何度も何度も通ったお店。。。ここで、あの殺された大東さんもお会いしていたのやろうね。。。
この人、王将創業者加藤さんの義理の弟。つまり、妹の婿さん。。。。。ご養子さんということやわな。。頑張って、王将を全国チェーンにした功労者ということなんやろう。。。
昔の王将は確かに、酷かった。働いている人も、言っちゃ悪いが、程度が低かった。他に雇って貰えるところがありませんという感じの人ばかりやった。あの時はブラックやったのやろうね。。。
焼き置きしてある餃子を平気で出して、もう冷えかかっているソーハンを、丸い中華のお玉ですくっただけで皿に載せるなんて、無茶苦茶がまかり通っていた。注文してわずか20秒で、出てくるのはええけど、あれじゃね。。。豚の餌とも揶揄された時代もあった。。。客も減り続けた時代も有った。。。
でも、餃子の王将の、床が油で滑らなくなったのとほぼ同時に、働いている人も、随分、良い人になったね。客と喧嘩したり、調理師ながら、タバコ吸っていたり、中には、ビール飲みながら調理しとるオッチャンもおったけど、今はもう見ないね。。。
やんちゃな若者を、高所得な立派な社会人にするために、大東さんたちは、自己啓発セミナーもどきの厳しい研修もしてきたのやろう。蒙古訓練、軍事教練のようなスパルタ式。。。中には、厳しさを勘違いして、社長を憎むような人もいたのかな。。。
餃子の王将の店長さんの給料は100万円以上の人も多いと聞く。お店に大きな裁量が与えられていて、メニューも各店オリジナルもあり。長く店長を続けたあと、個人がのれん分けで、独立して営業する店が、京都には結構有る。
頑張れば稼げるお仕事。。。きついけどやりがいがある。。これは、有る意味、良いビジネスモデルを創り上げていたとも評価出来ると思うのやね。。。
大東さんが殺されたニュースが流れた日。王将フードサービスの株価は急落した。それだけこのカリスマ社長さんの死が、営業実績に影響すると考えた投資家が多く居たということなんやろうね。。。
ただ、その後、株価は幾分、持ち直し、この会社が最早個人商店ではないことと、中小企業上がりの強みの大きさを浮き彫りにしたのやね。。。
追悼餃子の記事がニュースに流れた日。王将フーとサービスの株価はまた少し上がった。。。もう、大企業になった王将を、みんなよく見ているのやね。。。