宅配荷物は時間指定を
最近、ヤマト運輸がクール宅急便の扱いが悪いと、たたかれている。荷物の仕分け中に冷蔵庫や冷凍庫が開けっ放しだとか、自転車に取り付けたリアカーで運ぶ荷物に保冷剤が効いていなかったとか。。。
ヤマト運輸の始めたクール宅急便は、ある意味、世界ではここにしかないサービスで、日本以外の国では見た事がない。保冷のまま、生ものが届くのは、保冷剤の進歩と梱包材料の進化、そして、流通過程での革命が寄与していたのやね。
ただ、どこかの会社が、クール宅急便の中に、その梱包内の逐次の温度経過が分かる温度計を仕込んで、その荷物がどれだけ温度変化するかをテストしてみたのやそうや。
その結果、結構な長い時間、保冷ではない状態に置かれている事が判明。これがヤマト叩きのキッカケになった。
私、以前にも書いたけど、保冷のサービスなんて、ちょっと無理のあるオーバースペックのサービスやと思うのやね。冷蔵庫、冷凍庫をトラックに積み込むまでは安心やろうけど、荷物を積み替える限り、その商品の仕分け作業をするセンターまで、冷蔵、冷凍対応にするのは、不可能やと思うからや。。。
その上で、出荷する荷主の製造梱包状態が、あまり良くなくて、荷物が傷んでしまうケースと、荷扱いが悪くて、悪くなるケースの判別がとても難しくなるのやね。
運送会社を叩く前に、もっと保冷が完璧な梱包材を使用するってことも、大事やと思うのやね。発泡スチロールにも入ってないボール紙のケースの荷姿のクール便を見る度に、よう、こんなので出したなぁ。。。なんて、思う事が有る。。。
日本人の品質管理に対する要求が高いのは、別に悪い事ではない。でもね。たったプラス数百円だけで、生ものが解けずに何百㎞離れた所に時間通りに届けられるサービスって、ちょっと無理が有る思うで。
それに、保管温度の条件の、要求を上げれば上げるほど、クール便の運賃が跳ね上がってしまうという、現実も、考える必要があるのやないのかな。これにも、ころあいがある。。。そこそこしか、期待したらあかんのやないかな。。。温度なんて。。。
もし、商品が高いもので、そんなに、温度管理が心配なら、保冷車チャーターして、何万円も別料金支払うしかない。。。そんな現実もあるで。。。その中間が無いんや。。。
先日、佐川急便が、アマゾンの宅配荷物の扱いを断るニュースが出ていた。たくさん荷物を出したら、運賃が叩ける。だから、運送会社はついて行かざるを得ない。このチキンレースから、佐川は出る決断をしたのやね。
損をしてまで、やる仕事なんて、やれない。そんな
切羽詰まったところまで、宅配便の価格競争は熾烈になっている。
消費者には2500円以上、全国宅配無料なんて、とんでもない好条件のレートなんやけど、1個300円ぽっちで、それを運ばなければならない人は、限界が来ている。
9割が共働きの家庭で、配達は朝と夜の2回、配達に行かないといけない宅配運送業。せめて、留守勝ちの方は、前もって、夜7時以降指定をしてあげて、2度手間にならないようにしてあげられないかな。
クール便が解けてしまうリスクも減らせるし、大量に持ち帰る荷物を少しでも減らせれば、配達員の負担の無駄も省けるのやないのかな。。。