民主主義だって間違う事が有る
8/8(木)麻生さんのナチス発言のおかげで、ちょっとナチスが、第二次世界大戦前の、当時やった政策を、見直す機会を得た。そしたら、ちょっとナチスドイツに対して、我々が持っている知識が、少し違っていた部分があって新鮮だった。別にナチスを賞賛する意図は全く無いのでお間違いなく。
ナチスドイツって言ったら、軍事優先で、国民を蹂躙して、ユダヤ人を迫害して、酷いことをしたイメージが強い。でも、ちょっと、当時のドイツのことを、記したものを読むと、そのイメージは間違っていた事に気づくのやね。
当時のドイツは麻生さんの言う通り、ワイマール憲法という、当時世界で一番進んだ民主主義とまで言われていた、民主的な憲法を誇っていた。ところが、街は不況で、失業率は高く、浮浪者は多く、将来に希望の欠片も無い国やったんやね。そういう時代だったということ。
将来の暗い国は、子どもの出生率も低くて、どんどん人口が減り、特に赤ちゃんを産もうとしない人ばかりになって、少子化が極端に進んでいたのやね。。。どこかの国の今みたいやね。。。
そこに出て来たのが、アドルフ・ヒトラー。彼は、希望を無くしていたドイツ国民に、思い切った政策をすることで、人気を得ていく。例えば、結婚できない低所得の若者達に、結婚したら1000マルクを貸して上げますという法律を作った。
それも子どもを生めば、返さなくてはならないお金がどんどん減って、4人子どもが出来れば、全くお金を返さなくて良い事にしたのやね。。。ただ、この1000マルクは、現金ではなく、クーポン券で配った。この結果、少子化は劇的に改善し、たった二年間で子どもの出生数は上昇に転じ、配ったクーポン券が流通して、景気が刺激されて、経済が元気になった。。。
そして、ナチスのやった政策は、国民に歓喜を以て迎えられて、ヒトラー独裁政治の時代へ続く。。。このドイツでのナチスの隆盛って、実は、民主主義が過熱して、バランスを崩してしまうことの恐ろしさの教訓とも取られている。政治が国民に媚びを売りすぎると、あまり良くない事が起きるもの・・・。そういう暗示でもあったのやね。。。
日本でも、民主党の子ども手当、農家への補償、高速道路無料化、社会福祉の大判振る舞い。こんなのが、ひょっとしたら、ドイツの真似をして居ったのかなぁ。。。なんて、思い出したわ。。
ただ、今の世界って、まだドイツや日本、イタリアは敗戦国のままなんやって、ちょっと思った。ナチスの話題が出た途端、アメリカやら中国やらが、蜂の巣をつついたように過剰反応をする。日本の軍部とナチスドイツは悪者であって、それを正当化する発言は、何が何でも許せない。これが聯合国側に立った、戦後レジュームや。
ヒトラーや日本の軍部が悪いのであって、日本国民やドイツ国民は、それに扇動されていただけでわるくない。。。この屁理屈にも近い、理論武装が、解けるのが恐ろしいのやろうね。。。国民全部の断罪をするわけにいかなかったのやから。。。これが、戦後の平和維持装置の大前提になっていることを、今更蒸し返されたら、困るというのが、聯合国の国々の共通認識やからね。。。この価値観をドイツも日本も押しつけられたまま、敗戦を受け入れた。。。そして未だに日本やドイツ、イタリアの三国は、国連の敵国条項の対象から外されてない。。。。国際連合の中国語表記は未だに「聯合國」のままである。
日本が世界の敵国ではないと認めて貰える日は来るのかね。。。United Nationsが世界政府だと勘違いしているおめでたい国は、日本だけなのかも知れないけどね。。。