大人のイジメの犯人は誰だ! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

大人のイジメの犯人は誰だ!

6/26(水)先日も、この欄でも取り上げた、岩手県立中央病院で、「ここは刑務所か」と発言して、ネットとマスコミに袋だたきに遭った、岩手県議員の小泉光男という人が、自殺した。これって、世間のバッシングが、無名の一議員に集中することが、どれだけ凄まじく、人格の全否定までしてしまっていることの、裏返しなのかなぁ。。。

 自殺なんてするのは、する方がひ弱過ぎて、悪い。そりゃ、そうかも知れん。でもね。誰が、この人を死まで追い込んだのか。その自覚がその犯人にないことって、どうなんかと、思うのやね。。。自ら死ぬような、ひ弱なヤツの方がダメなのは十分承知ではあるのやけれど、それでも、ここまで、しなければならなかったのか。。。マスコミやネットユーザーの、暴力性の大きさが、改めて恐ろしくなった。。。

 最近の日本って、ほんま、相手を完膚無きところまで、強烈に批判する。相手の心情とか、その事によって、その人の政治生命とかまで、奪ってしまう可能性まで考えての批判なんて全く無い。容赦がないわ。。。これって、西洋的な、相手を打ち負かすまで、徹底的に攻撃の手を緩めないという、残虐性が残っているのやね。。。。何もここまでしなくても・・・と思うほど、人の心の中に土足で踏み込んでくるような事を平気で出来る人の多いこと。。。

 これって、大勢でイジメをして、自殺をしてしまった大津の中学生と、そんなに変わらない精神構造がここにある。自分は完全に安全地帯に居るのに、相手がちょっと弱っていたり、下手なことをしたとなったら、嵩にかかって容赦無い総攻撃をする。。この体質の酷さ・・・。今回の事も何も変わらない。。。そんなところまで、人は追い詰められてしまったら、自ら、死ぬしか選択肢が無くなってしまう。。。そういうことやろう。。。。

 子どもの世界だけのことかと思ったら、現代社会では、大人のイジメがある。その多くは、大人になりきれない子どもの精神構造のままの大人たちによって、起こされる。。。そんなことを言えば、相手はどういうことになってしまうか。ようは想像力が十分に有るかどうか。。。この一点に尽きる。。。

 相手の気持ちに寄り添えたり、相手の身になって、ものごとが考えられる大人が減ってきている。身体だけ大人だけど、頭の中身が「お子ちゃま」。。。自分さえ良ければ良くて、自分の敵は、徹底的に痛めつけても自分は関係無い。。。そんな考えなんやろうね。。。

 今の時代、やっぱり、「愛」が足りない。。。人を慈しむ気持ち、人を思いやる気持ち、これが決定的に欠けている人の多いこと、多いこと。。それだけ、気持ちに余裕の有る人が、減ってきたということなのかもね。。。

 自分とは、全く関係のない岩手県の議員さんに文句付ける暇があるのやったら、もっと他にやることがあるのやないのかな。人を蹴落としたり、不幸にさせたい、クレームにしたい、自分とは意見の異なる人を批判したい。。。そんなことばっかりやって、何が変わるのか。レッテル貼りばかりやるより、自分は、こうは、ならないでおこうと、自戒するだけで、ええやないの。みんなの批判が人一人の命を奪ってしまう。。。この残虐性に、もっと、配慮が出来なかったのかな。。。

 今の世の中、やっぱり、ちょっとおかしすぎる。みんなが足の引っ張り合いをしていて、それを見て愉しんだり、ほくそ笑んだりする輩が跋扈している。この危険性。異常性。変態性。他の人の行動や考え方を少しは尊重する風土が、消えて行くことに、危機感を感じるわ。。。