お寒い状況の、日本の外交力 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

お寒い状況の、日本の外交力

6/21(金)どうも、この頃懐かしい人の名前を聞く。元外務省の田中均さんという名である。小泉訪朝の際に、北朝鮮と直接交渉していた元外務省の人である。

 その田中均氏と安倍晋三総理が、どうもネット上でバトルになっているのだという。安倍氏は、田中氏のことを、日本の外交を語る資格がないとまで、こき下ろしている。まぁ、今は、一般人になっておられるのだから、何を発言されても、言論の自由がある。

 まぁ、安倍総理からしたら、北朝鮮から、人質が日本に帰国して、その人質を帰さないと言い出した時に、この田中氏に、人質を帰すべきだと言われた事が、まだ、根に持っているのかなって思った。でも、本当は、田中氏が外交記録を残さずに、外交交渉をしていたこと。これが、日本外交を語る資格なし・・・の根拠なのやそうや。役人だからね。。。記録することをしなかったのは落ち度やわ。。。

 田中氏が指摘したのは、安倍総理になって日本は右傾化しているという発言や。まぁ、自民党のハト派とタカ派のどちらかと言ったら、安倍氏はタカ派の最右翼やろうけどね。確かに右やけど、その右を国民は支持しているというのも、本当や。。。

 特に、力を持ってきた中国や韓国が日本に対して、色々なことを言ってくるから、日本人からしたら、ストレスが貯まる。日本の政治家が、弱腰なことを言い過ぎると、国民の中に不満が膨らんでくるから、やや右傾化するのは当然と言えば当然やわ。。。

 田中氏の指摘通り、日本は安倍総理になってから、特に中国、韓国には無視されている感じがする。国内的に日本と仲良くすると批判を受けてしまうような、そんな空気があるからなんやろうね。ただ、日中韓は、北東アジアの交易量としては、有数の数字がある。政治は冷えて、経済は熱い。そのままで、ええ訳がないし、トップ会談すらないのは、異常事態でもある。対立を大きくするのは得策ではないことは、両国ともわかっているはずや。。。

 ナショナリズムという点において、日本は明らかに中国、韓国と、大きな温度差がある。両国とも、熱狂的なナショナリズムを有する国だから、もう国内紛争が1960年に済んでしまっている日本とは、60年近い時代の差があるのやね。。。先に先進国になった日本と、これからの中国、力を付けてきた韓国。。。この関係やわ。。。

 まぁ、安倍総理がいくら、右の過激派でも、首相として立場になったら、突然丸くなる。河野談話・村山談話を見直すと言っていたのが容認。憲法96条を改正すると言っていたのに、トーンダウン。靖国に参拝すると言っていたのに、行かない。随分と丸くなったものや。。。

 つまり、いざ、総理大臣の椅子に座ってしまったら、下手な喧嘩は出来ないし、おかしな事になってしまった時の悪影響が大きすぎて、出来ない。。。というのが本音なんやろうね。。。尖閣付近の領海に入ってくる中国の公船を連行出来ないのも、不要の争いを起こしたくないという配慮がある。いとつ、間違えたら、戦争になってしまうもんね。。。

 かといって、好き放題させていては、示しがつかない。。。難しい舵取りが続いているのやね。。本音で、やっちゃったら、喧嘩になる。腹の探り合いが、出来る国が勝つ。日本の諜報力やら、相手を研究する能力はまだまだ低い。。。アメリカ頼みで、何が出来るか。。。そろそろ、色々な意味で、より戦略的にならざるを得ない時期が、日本にも来ているのかな。。。