万引き犯の顔写真公開します
5/29(水)大阪市のある鮮魚店は、頻発する万引きに業を煮やして、万引きを見つけたら、顔写真を撮影して、店頭に張り出すという、ちょっと変わった対抗策を採っているのだという。1万円也の罰金を支払ったら、この撮影も、免除されるルールにしているそうやけど、この店の万引き対抗策には、賛否両論があるようやね。
万引き犯が捕まった時に、店主は、警察から、どうしてほしいか・・・という、要望を聞かれる。店主はもちろん、代金の弁済やら、警察でお灸を据えて貰うとか、いろいろと、要望を言うのやけど、実際のところ、窃盗犯の処遇は、一時的には店主の「得心」にポイントがあるようや。
だから、店が万引き犯を独自に見つけた時も、警察を呼ぶかどうかは、基本的には、店主サイドに選択権があるようや。つまり、被害にあった人が、被害届を出して警察がそれを受理して初めて、警察が動くというスタイル。店舗から商品を盗られた・・・との訴えがなければ、警察は基本的に動かない。
この鮮魚店が、万引きに困るほどの大きなお店なのかは知らないけど、実際、何度も万引きする犯人を見つけては、とっちめても、また別の犯人がやってきて、万引きをされてしまうのに、困ったのやろうね。捕まえた万引き犯に、店独自の制裁をすることによって、新たな万引き犯が減るのを期待しはったのやろうね。。。
実際、捕まった犯人は意外と、店頭に写真を張り出されることに、同意して、処分に従うことが多いそうやけど、これって、実は、いろいろ問題がある。
悪い事をした犯人が悪いことは悪いのだけれど、だからといって、何をしても許されるものかどうか。。。店頭に、犯人だとして、顔写真が張り出されることは、普通の感覚の人からしたら、とても、表を歩けない状況を受け入れざるを得ないことになる。まぁ、店側からしたら、悪い事を真似する人が減るから、劇的効果は期待出来るわな。でも、かといって、悪い事をした犯人にも人権があるかどうか・・・その問題があるのやね。。。
基本的に、犯罪を犯した人は、何を言っても何をされても、なかなか文句を言えないものや。ただ、その立場を利用して、相手の負い目につけ込むことによって、他の人による窃盗犯を抑止する目的で懲罰を使って良いかどうか。。。この問題やと思うのやね。。。
心情的には、悪い事をしたのだから、罪が有って当然。警察が再犯防止のための有効な手立てを講じられないのなら、自衛のために、犯人に個人が罰を与えて良い物かどうかという問題がある。悪い事をした人に、便所掃除をさせたり、食い逃げ犯を捕まえて、その人に皿洗いを強要すること。有りそうでなかなか無い。でも、意外と、筋が通っていると、感じる部分も有るのやね。。。
今の法律での罪において、人権が守られすぎている犯人にとって、懲罰が、楽すぎて、痛くも痒くもない罪になってしまっていて、十分な犯罪抑止の効果が薄れてきているような気もするわな。勝手に自己破産されて、借金を踏み倒された経験の有る人なんかからしたら、法律は、正しき者の身方ではなく、ただ単に、ずるがしこい人に身方するだけの道具に成り下がっているように感じる事も多いのやないかな。
人からお金を借りたヤツが返せなくて自己破産してしまう。その人の家には、表札に、この人は、破産者になりましたという、社会的な制裁のようなものも、何も無く、役所に行けば、生活保護が受けられて、その事を何も隣人にさえ、知られなくても良い。。。人権が守られすぎて、昔から有る、社会的な制裁の効果が全くない。こんな状況があるのやないのかな。
金を貸していた人の気持ちになってみ。自分の貸した金は返してもらえないは、当のご本人は、その事を回りに知られることもなく、のうのうと公金を貰って、何不自由無い生活を続けられている。。。腹立たない方がおかしいやろ。そんな人の部屋の前には、やっぱり、金を返せとか、逃げるなとか、その人にとってとても恥ずかしい状況が無ければ、納得が出来ないのは、当たり前の感情やないのか。。。
魚屋のオッサンが犯人の顔写真を張り出す行為を、そこまでやるのは、人権侵害で行き過ぎだと、言うのは簡単や。じゃぁ、どうしたら、商品である魚を盗られないようにしたらええのや。。。この人のやった対抗策を非難する前に、今の世の中の道徳心がすっかり、狂ってしまたことを、もうちょっと、考えるべきなのかもね。。。