結局、村山・河野談話を継承した安倍総理
5/18(土)安倍総理は、河野談話やら村山談話を継承しないと、公言してしまって、中韓はもとより、米国の一部からも、日本の右傾化に懸念が出されていた。ところが、橋下徹大阪市長が、米国はずるいとか、軍隊のあるところに、娼婦はつきもの。。。なんていう、アンタッチャブルな話題を発言してくれたおかげで、批判の矛先が橋下氏に向いて、安倍総理は、少し助かった感じかな。。。まさに、安倍政権からしたら、神風かな。。。安倍総理も、慌てて、河野談話を継承する・・・なんて、日和見的なトーンに発言内容がダウンしている。
7月の参議院選が終わるまでは、安全運転で。。。無茶はしない。足をすくわれかけた歴史認識問題も、日本の侵略というテーマが、大変分かり難いテーマで、世界の多くの人は、日本は反省してないと、とってしまうような、下手を打ったのやね。。。
安倍氏は、日本の他国への侵攻は、ただ単なる植民地拡大政策ではなく、大東亜共栄圏という、白人達から、アジアの国を守る戦いだったと、言いたげやったのかどうかまでは、分からないけど、ちゃんと、誤解されずに、この事を説明するのは、本当に難しいし、ほとんど曲解されてしまうから、言わない方が良いテーマの一つ何やね。。。何より、復古調過ぎて、引いてしまう人がほとんどや。。。
戦争は勝てば官軍、負ければ賊軍。。。戦争に負けた日本が、何を言っても、言い訳になってしまうという理不尽さがある。性奴隷にした慰安婦なんていう刺激的な言葉は、他の戦勝国が言えば、許されても、敗戦国が使えば、負け犬の遠吠えになってしまうのやね。。。情けないけど。。。戦争に負けたのが悪い。。。それだけや。。。
安倍氏の靖国の説明でも、いつも出てくる「尊崇の念」とか「御霊」とか「哀悼の誠」とか、昔の軍部が使っていた言葉を、そのまま使うから、アレルギーのある人たちの神経を逆撫でしてしまうのやないのかな。。。もっと一般的な言葉で、現代の人にも分かる言葉で、なんで言わないのか。損していると思うで。。。
「国のために命を落とした人を弔う。」でええし、「戦死された方のお気持ち」とか、「亡くなられた人たちの魂」とか、いくらでも、復古調に聞こえない言い方は工夫できるのやないのか。何か、右翼調を気取ることで、自分が貴い存在のように見せたい感が強すぎるのが、反発になっているのやないのかな。。。
私は、戦死者の霊を慰めるのに、靖国でなかったらあかんとは思わないし、靖国ではないところに、平成の戦死者の霊を慰める施設が出来て、それを天皇陛下や総理大臣が堂々とお参りが出来る方が健全だと思うけどな。。。大事なのは、その方々を悼む気持ちなんやから。。。靖国で会いましょうと散っていった人たちも、時の政府の都合で別の国立千鳥ヶ淵霊安所とか・・・になってしまうことぐらいは、許してくれるのやないのかな。。。
侵略の定義という、逃げを打ったのも、日本の侵略を正当化していると、多くの人が感じてしまうということ。珍しく官邸も下手を打ったね。。。世耕さん、理論武装が足らんで。。。どちらにしても、他国の領土に入って、他国の人を蹂躙した事実は間違い無いのだから、その事は、何を持っても正当化出来ないし、言い訳にしか聞こえない・・・これが現実や。。。
橋下徹氏の過激な発言は、ひと言で言えば、「幼い」。政治に関わる人は、その発言が多いに注目されるし、熟考のうえ、理路整然と、話さないと、その影響力が大きすぎる。居酒屋で話すような話を、マスコミ相手に議論しても、しゃあないで。。。彼は、そんなに間違ったことは言ってないとは思うけど、TPOと、話す相手が悪い。。。この発言によって、何がしたいのか・・・。どういう議論で、どんな結果を求めているのか。。。これを明確に出来てない段階で、言いたい事をどんどん言うと、世界から、サンドバッグのように、叩きのめされて、立ち直れなくなる。。。
これからの日本は、戦争を知らない人ばかりになっていく。威勢の良い事ばかり言う人、戦争は嫌だと逃げてばかりいろという意見の人。尖閣付近の日本の領海には他国の海洋監視船が堂々と出入りしているし、国籍不明の潜水艦もうろうろしている。日本に照準を合わせたミサイルを撃つぞという国がある。いま、一番大事なのは、日本自身が、いざとなったら、どういう行動を取るのか・・・ということを、決め切れてないことなのかもね。。。
60年以上の日本の平和は、日本人に安全保証の大切さやら、存在を意識されないでいた。この平和惚けのツケをいつか払わなければならないときが、決して来ないように祈るしかないのかな。。。日本は、人に殴られないと、気づかない、超鈍感の国になってしもたのかもね。。。