日本の繁栄が置いてきてしまったもの | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本の繁栄が置いてきてしまったもの

4/21(日)今週の火曜日ぐらいに、日本の人口統計の発表が有った。それによると、日本人は昨年28万人ほど、減って、1億2700万人ほどになったのだという。生まれた人をプラスして、亡くなった人をマイナスして、帰化や帰国した人をプラスして・・・なんていう計算のただの結果や。。。ピークの1億2800万人の時と比べたら、その減少度合いが最大になったので、マスコミは、大変だ~大変だ~と騒ぎ立てている。


 まぁ、マスコミさんなんて、大変だ大変だ・・・っていうのが商売・・・のようなところがある。何が大変なのかと聞いたら、それは、新聞(かわら版)を買って読んでくれというのが、彼らのお商売のやり方なのだから、人々が驚いたり、深刻に感じてくれない事には、お商売にならないのが、彼らの「性(さが)」なのやね。。。


 確かに、人口が減ると経済のパイが小さくなるから、長期的に見れば、大きな問題になる。でも、1億2700万人のうちの、28万人という数字は、そんなに大きな数ではないのやないのかな。。。統計のマジックのようなところがある。まぁ、日本には、200万人を越える外国籍の人が住んでいるし、日本人の数の中には、70万人ほどの日本に帰化した中国・台湾の人や、帰化した韓国朝鮮の人たちは、クォーターも含めれば200万人もの人がいたりするから、まぁ、純血の日本人の比率は下がっているのやろうけどね。。。


 まぁ、純血って言っても、古来より、日本には、南方やら北方やら大陸やらから、色々な人が日本に来て、今の日本人になっているのだから、大和民族・・・みたいな国粋主義のようなものがあんまり意味のない物なんやけどね。。。


 ただ、日本に取って深刻なのは、65歳以上の人が3000万人になったというニュースの方、かも知れない。。。団塊の世代が退職して、年金を貰いだして、その寿命が延びると、どんどん日本人の老齢人口率が高くなる。この人達が、平均寿命を一斉に迎えたとき、日本は、人口激減時代がいずれ来る。それもあと15年ほどでね。。。このとき、一気に、社会が不安定化するかも知れないね。。。これが怖いわ。。。


 世の中のトレンドというものは、人口が比較的多い世代が中心になる。今で言えば団塊ジュニアと、団塊世代に向けて、いろいろなメーカーは売りたい物を変える。コンビニで鯖の味噌煮のレトルトやらが売れる時代になる。若者が行くところだったコンビニが、お年寄りが行くところになる。超高齢化社会向けの商品が、どんどん新発売される。これがあと10年は続くことになるのかもね。。。


 高齢者のドライバーが増えて来ると事故が多くなるし、逆に車を放棄して、便利な都心に移り住む高齢者が増えるかもしれない。となると、車は売れなくなるし、郊外型のスーパーは、閑古鳥が鳴く時代が来るかも知れない。。。誰も絶対は予言出来ないのやね。。。実際、都心回帰の傾向は顕著で、便利な都心のマンションは、不便な郊外の自宅を処分したり、大きな退職金を使って、求めた高齢者たちの比率が意外と多いのに驚く。


 都会のマンションに住み、少々高くても良いから、ええものを少しだけ買いたいことから、都会のデパートのデパ地下は、10時の開店時から、リッチなお年寄り達で一杯である。。。年寄りは朝が早起きだからね。。そのうち、開店時間を早める百貨店も増えてくるかも知れないね。実際、スーパー最大手のイオンで7時の開店に並んでいるのは、出勤前の若いサラリーマンたちではなく、早起きのお年寄り達である。。。彼らは、朝早くに買い物に来て、モールの店内や映画などで一日を過ごす。。。冬も夏も快適なところを捜してね。。。


核家族を過ごしてきた人たちは、三世代同居とかをしてきた時代を知っていて、苦労してきている。だから、姑などと別居が良いという風潮を作ってきたのやけれど、今、現実的には、都会で孤独な一人暮らしの生活を余儀なくされている。エスカレータ横のベンチに、良い身なりなのに、日長に肩を落として座りこんでいるおじいちゃんを見て、本当にこれが目指してきた幸せやったんやろうか。。。と、思い返すことになってしもたのやないか・・・って、思ってしまった。。。どこかで、日本は間違った選択をしてしまっていたのかもね。。。