この新聞は自治会離れを推進したいのか?
4/12(金)先日、京都の地方紙を読んでいたら、少し気になる見出しがあった。「自治会離れ深刻」『平均加入世帯「80」切る』「上京43.32で最小」「中心部、マンション増で細分化も」「京都市近隣と連携、支援」とある。
この見出しを見て、皆さんはどんな印象を持つだろうか。。。見出しだけ見たら、そんなんか・・・、町内会費を払わない人が、2割以上も、いるのか。ほなら、うちも町費を、払わないでおこうか。。。そんな印象を受けた人は、多かったのやないかな。。。
でもね、この記事、よくよく読んでいくと、中身が見だしとは、全然違うのやね。。。京都市の調査で、京都市内の中心部は、小さな町内会が多いので、1自治会あたりの世帯数が少ない。その1自治会あたりの世帯数が、80軒を切った・・・というのやね。。。
まぁ、京都のまちなかに住む人なら、何~や、そんなことか・・・ぐらいのニュースなんやね・・・という感じやわ。というのも、上中下の碁盤の目に住む人たちは、もともと、古くからの町内会が1つの自治会で、それが学区という区分でまとまっているという組織形態になっとる。歴史のある町内ほど、統廃合なんて、まぁ、出来ないから、当然、小さい町内がたくさん存在するのは当たり前なんや。
この町内会では、逆に村社会のような部分が色濃く残っていて、町内会に入らない家は、基本的には町内には居られない・・・ぐらいの厳しさもある。ただ、賃貸のワンルームマンションが増えて来るとなかなか難しいけど、分譲のマンションの人も、子どもの地蔵盆とか、地域の運動会、老人会やら少補、体振、消防などの組織化が強固で、何も関わりなしにいられないぐらい濃い人間関係がまだまだ続いているのが現状なんやね。。。逆にこれって、ええことなんや。。。隣組のような、地域コミィティがまだ機能しているということやから。。。
つまり、80という数字は「80%」を意味するのではなく、「80軒」という、平均加入戸数を指しただけのもの。。。こんな数字にあんまり意味は無いな・・・。実際、うちの町内なんて、マンションを除いたら、28軒しかないし、マンションを入れると130軒ほどになる感じ。。。そんなのを平均する意味が無いわな。。。
実際、この記事を書いた人は、単純に加入世帯数と人口統計だけを単純に、割り算して、加入率が下がった。。。大変だと、言っている部分が有って、逆に、この記事が、何を意図したいのか、さっぱり判らない。。。きっと、京都以外の人がかかはった記事なんやろうね。。。署名入りやけど。。。
この記事では、京都の自治会が細分化していて、大阪や神戸と比べて、自治会の世帯数が少なく、組織が小さいと、問題視しているようやけど、逆やろうね。。。規模が小さい方が、防犯、防災上、きめ細やかな対応が出来る。どこどこに高齢のおばあちゃんが住んでいる・・・まで、皆が認識しているから、何か有った時には、救出が可能であったり、犯罪も起こりにくい。。。
実際、ひったくり犯を町内総出で追いかけたり、浮浪者のオッチャンや非行少年を追い出したり、いろいろな意味で結束力が強い。。。これは、有る意味、町内の誇りのようなところがある。。。
京都市の地域自治推進室なるところが、隣接する自治会との連携協力を求めると記事にあるけど、何か、ピント外れなことをしている役所があるのやね。。。無意味極まりない。。。そんなお仕事いらんで。。。
新聞記事って公器やね。この新聞記事を見て、町内会に入りたくない人が増えたら、それは、新聞社の責任もあるで。だったら、こんな記事を書く、「立ち位置」は、もっと、慎重に考えて、どうしたら、より良い方向を向くかを考えるべきや。うまくいっているコミニティを壊すような署名記事は、ご遠慮頂きたいもんやね。。。
