買い占めないように呼びかけられる法律 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

買い占めないように呼びかけられる法律

3/25(月)何かの自然災害やらが起こった時には、物不足が起きて、買い占めが起こってしまう。だから、首相が、災害物資を買い占めないように呼びかけられるという、法律を作るのだそうである。何か、法律のための法律。。。モラルの問題を、罰則無しに無理矢理立法化する。。。この空しさは何やんかな。。。

 阪神淡路大震災の時、スーパーやコンビニの商品陳列棚から、ミネラルウォーターや、ブルーシート。懐中電灯やら電池、缶詰やら、カセットボンベ、カップラーメン。こんなものがごっそり消えた。売り切れになってしまったら、次は、なかなか手に入らない。だから、何も無くても、有るうちに、買っておこうという心理が働き、こんなのがテレビのニュースで拡がって、またそれがパニックのような、無意味な需要を起こさせてしまう。

 日本人は、無駄な買い占めは止めようと、呼びかければ、まだ何人かの意識の高い人はいるから、その呼びかけに少しは応じられる。でもね、自分の身の安全や、危機感が迫ってきた時、これに勝てる人が何人いるかな。。。石油ショックの時に、トイレットペーパーの争奪戦が起きたのも、みんながみんな、恐怖観念に襲われてしまったからや。。。トイレの紙が無くなったらホント困る。。。たった、それだけでパニックは起こるのやね。。。

 そんな商品を売る側の人たちも、品不足になれば、大儲けが出来るかも知れないと、売り惜しみをして、その商品の価値が上るのを待つ人が出てくる。。。これが、商品棚から商品が消えてしまう理屈や。。。まぁ、大変なときには、お互い助け合って・・・なんていうけど、大雪で動けなくなった車に1個400円のおにぎりを売る人が出て来たり、不幸にも、弱ってしまつた人たちの足元を見るような卑しい輩は、必要悪として出てくるのは仕方無いのかな。。。

 でもね、私、このニュースを聞いて、何故か、戦時中に、配給の食料品だけを食べていて、決して闇の食べ物を口にしなかった元軍人さんの話を思い出してしまった。闇の食料を買うことも食べることも、法律に違反すること。国がちゃんと配給をしているのだから、それを信じるべき。。。でも、この人、死んじゃったのやね。。栄養失調で。。。死んだら、元も子もない。。。生きるためには、お上の言う事をちゃんと守っていては、命が無くなってしまう現実。。。ここに、行き着くのやね。。。

 今の北朝鮮は、毎年、もの凄い数の餓死者が出ているのやそうや。昨年の秋の収穫期には、北朝鮮の軍隊が、農村に行って、作物を根こそぎ奪っていく事態にまでなっているのやて。。。無茶苦茶な国やね。。

 衣食足りて礼節を知る。普段道理の生活で出来て、始めて、モラルは成り立つ。その生活が脅かされそうになった時。人は、自分だけは助かりたい・・・自分だけはその物が無い不幸に陥りたくないと、動いてしまう。これは、言い換えれば、生存本能に近い。これを制限する法律を作っても、そんなのを守れない人ばかりになったら、ザル法にしかならん。。。仏作って魂入れず。。。

 危機管理マニュアルを作るのは良い事や。でも、それまで法律にしてしまう意味。その法律が無かったら、買い占めするな・・・を、呼びかけたらあかんのか。。。そんなことないやろ。なら、法律を作る意味が無いのやないの。。。そんなことやる暇があったら、もっと、実のあるお仕事やってよね。役人さんたちのやることは、役人による役人のための、お仕事ばかり。。。税金の無駄使い、ええかげん、止めてや。。。