国が個人資産を持って行ってしまうこと
3/24(日)今週、ユーロ圏で、キプロスという、小さな島国の財政危機が大騒ぎになった。財政破綻してしもたキプロスに、ユーロが支援を行う前提条件として、全預金の一割弱を税金として徴収せよという、ユーロ側の要求が出たからや。
キプロスの議会で、この預金の一割差し押さえ法案は否決され、またまた、ヨーロッパ危機や取り付け騒ぎが起こるのではないかと、危惧されたからや。
私、最初に、銀行預金口座に課税するなんて、そんな法律の方がおかしいと思った。でも、調べてみたら、このニュース。深い裏があったのやね。キプロスっていうのは、実は、租税回避。つまり、タックスヘブンを売りものにしていた国やったんや。主に、顧客はロシア人の資源関係でボロ儲けした人たち。
税金を少しでも支払いたくない人が、ケイマン諸島やらキプロスなどに資金を待避させて、そのおかげでキプロスは、一大金融センターの役割を担っていたのやね。。。その金融市場にも絶対という言葉は無い。2008年のアイスランドでは、銀行が破綻していて、口座にあった預金は消滅している。アイスランドは、ギリシャやアイルランドとは違って、預金の保護をしなかったのやね。。。この被害にあったのは、オンライン講座にあったイギリス人やオランダ人たち。一晩の内に、口座そのものがなくなってしまった。。。有無を言わせずや。。。
ある日突然、口座のお金が無くなるのがよいか、1割を一度だけ取られるのがよいか。悩ましいところである。取られる前に逃げればよいのだけれど、なかなかそうは問屋がおろさない。日本のように自由に動かせない仕組みが向こうにはあるらしいのやね。。。
それにしても、キプロスという国は、ロシアから自国民のGDPを遙かに超える資金を預けて貰っていたのに、何故経済破綻してしまったのかな。。。モラルが無くなってしまっているから、自国の経済を危機にさらしてしまった。この点をもっと解消すべきやろうね。。。
でもね、日本にもある日突然、口座にあるお金が、国によって取られてしまう税金がある。それは相続税や。親を亡くした人はご存じやけど、人が亡くなった瞬間、銀行の口座にあるお金は、出し入れが不能になる。相続の関係の保全の意味合いもあるのやけど、国による相続税の差し押さえの意味も強い。銀行に預けていたら安全なんて思っていたら大間違い。ある日突然交通事故で死んでしまっても、葬式代すら、銀行から引き出すのは、大変な書類を揃えないと出来ない。
これからは、少しは自宅に現金を置いておこうとする人とか、前もって自分の葬式代を息子に預けておく人とかか増えるのかもね。。。。。国にごっそり、取られてしまわないように・・・。家に入る泥棒さんも、銀行口座を差し押さえてしまう国も、個人の資産を奪ってしまうことについては、そんなにやっていることに差はない。。。この阿漕さ・・・。何か空しいものを感じるな。。。