日本はエネルギー問題に振り回される運命にある
3/7(木) 中国・韓国との、関係が少し悪化する中、なぜか、ロシアは、少し日本との友好を深めようという気になっているのを、皆さんは、少しおかしいなと、思っておられる方も多いやろう。まぁ、ロシアも、なかなか油断ならない国だということは、日本に取って、ずっと仮想敵国であったことからも、判る。
拡張する中国経済のパワーをけん制する意味で、日本と何からのタッグを組もうというてるのかな・・・と、踏む向きもあるけど、本当はどうなのか。
ロシア経済の好調さは、資源大国ロシアの好調な石油輸出が支えている。ユーロ諸国にとって、リスクの高い中東産の原油を買うより、ロシアから地続きのパイプラインで供給されるロシア原油の方が、安定的で、リスクが低かったこともあるやろう。
ところが、北米で大量のシェールガスの埋蔵が見つけられてから、石油や天然ガスの市場は、雰囲気が一変した。いままで、産油国の思うがままに、価格を上げてこられたのに、その手が突然通じなくなったのやね。ロシアも欧州各国から、ロシア産原油の値下げ要求が強くなってきたのやね。
しかし、ロシアは、次の一手として、延々と極東にまで、ロシア産原油のパイプラインを敷設してきている。つまり成長著しいアジアにロシア産原油を出来るだけ高値で長期間の契約で売りたい。こんな思惑がプーチンの「擦り寄り」の影に見え隠れしているのやね。。。そのためには、小島の1つや2つ、日本に返してやってもいい。そんな腹なんやろう。やっぱり、ロシアは、何か魂胆のある国やね。。。
ロシアにとって、戦略的な武器は、資源と広大な国土である。外国に資源を売るだけではなく、土地を外国企業に貸し出して耕作地を賃貸するお商売もやるのだから、何も無い日本からしたら、羨ましい限りや。。。日本の大手商社も、早く企業化した強力な農業会社をこさえて、ロシアで農業をして日本に輸入するぐらいの発想が欲しいわな。。。狭い日本の国土にこだわっていては、何も出来ないし、TPPに反対しているだけでも、何も変わらないからね。。。
資源貧国のニッポンにとって、石油を他国から、ずっと買い続けないといけない事は、本当に辛い。いくら稼いでも、その富がまた他の国に出て行くだけ。。。日本国内に回らないのやね。でもね。日本の国土は四方を海に囲まれているし、多くの島があるおかげで、日本の領海は、かなり広い。世界でも有数の広さや。これを使わない手はないで。。。
地球儀の中の国土は、海の上に出ている部分だけで判断される場合が多いのやけれど、本当は、もし海の水が無くなったら、日本の周りには、広大な土地があることになる。海の中も領土と考えれば、たまたま高度の低い土地が多いだけ。。。という発想にもなる。ここを開発しない手は無いわな。
日本は、他国ほど、海底資源の開発に国費をかけていない。何故、しょうもない事にばかり使わずに、日本周辺海域の海底資源開発をもっと積極的に進めないのかな。もし資源が多く出たら、日本に取っては、9階裏ランナー満塁からの逆転サヨナラホームラン的な存在になるのに。。。
今の日本って、石油などの資源を外国から買うために、必死に働いているようなもの。つまり、日本の国内だけで、経済が完結しない。だから、ちょっと外国の状態が悪くなっただけでも、大きな影響を受けやすいし、いつも、それに泣かされてきた歴史でもある。それが日本が資源大国になれば、大逆転が起きるのにな。。。
我々は、原子力にその夢を抱いていた。でも、福島の事故で、その夢は大きく変更を余儀なくされたと思っているのやね。今もどんどん汚水タンクを作り続けないといけない情況を見ていて、日本の原子力開発を失敗だったと位置づけるのは早計かもしれないけど、現実として、十分に放射能を自制出来ていると、言えないのが情けないね。。。
ただ、核分裂を制御する技術は、日進月歩。昔と違って、今はどんどん新しい原子炉が造られていて、無尽のエネルギーへの夢はまだ日本人は捨てていない。日本はいつまでも、日本には無いエネルギーの確保の問題と闘い続けなければならない指命があるのかな。。。