電力会社の最高平均賃金を国が決めろ
3/1(金)東京電力が事業者向けの電気料金を、この春から15%という大幅な値上げをした。電気を止められたら何も出来ないと、99%の企業は、仕方無く、これに応じた。でも、残り1%ほどの千数百社がこの値上げに応じず、電気料金を滞納しているのだという。
この話には、二面性がある。みんなが、ちゃんと支払っているのに、なんで支払わない企業に電気を供給しているのか・・・という、議論と、電気のように、企業の存続にも関わるインフラの料金の値上げを、贅沢三昧して、馬鹿高い給料を出している電力会社が、もっと企業努力をすべきや・・・という意見の二つや。
私は、その両方が正しいと思う。電気という、特別な商品を販売する行為というのは、本来、特別に重い公共性が伴うべきものや。それを形だけ、民営の形に押し込めようとするところに、そもそも無理が有るのかもね。。。水道、電気、ガスの3つは、なかなか他に代替手段が無いほど、我々の生活や、企業活動に密接している。ガソリンや軽油などの燃料も近い感覚かな。
燃料関係と大きく違うのは、どこも、独占的で、競争が無いということやろう。。。電気や水道に競争原理を持ち込むのは、なかなか難しい。ガスはカセットボンベやLPガスなどでの流通の多様性がまだ望めるけど、水や電気は、なかなか持ち運びが出来ないからね。。。
もし、飛んでもなく高性能で、高容量のバッテリーが開発されて、これが乾電池のような手軽さで流通するようになったら、独占を崩す事が出来るのだろうけど、日産のリーフを何十台も自社の駐車場に並べて、それで企業の全電力を賄おうとするには、ちょいと、時代が早いから、結局、電力会社に頼らざるを得ない現実があるのやね。。。
電力会社は、今後、値上げになった電気料金を払わないと、電気を止めるぞ・・・という、脅しをかけながらの、強い営業をすると宣言している。。。腹が立つけど従うしかないわな。。。でも、こんなことをしていたら、企業が自前で発電装置を調達する流れ・・・。意外と、これが強まるかも知れないね。。。
大企業の工場などは、敷地や建物が大きいから、屋根を太陽光にしたり、燃料電池での蓄電や、よりクリーンで安価で、安定した発電方法を求めて、企業は、努力する事になるのやないかな。。。いまに、この流れが強まると、電力会社の売り上げが激減する時代が来るのかもね。。。
まぁ、東電の今回の値上げの大きな理由の一つは、福島の原発事故とその処理費用や、賠償金が莫大な額になったから。。。ということなんやろうけど、自分のところの不始末まで、電気の利用者にツケ回しが出来る電力会社の体質。。。これは、大きな問題点がある。
東電は、どえらい事故を起こしてしまって、その弁償に莫大なお金がかかって、経理上は倒産した会社やんか。。。公金で助けをもらった時点で、その公金を出して貰った国民に、財布のなかを開示する義務が有るのやないか。社員がいくらの給料を取っているのか。顧問さんがたくさんいるけど、その人達が本当に必要な人材か。豪華過ぎる保養施設が沢山有るけど、何故倒産会社がそれを手放さないのか。
なぜ、役員が黒塗りの運転者付きの車で送迎される必要があるのか。電気料金の原価に人件費や宣伝費など、好き放題出来るものが含まれていて、誰もチェック出来ていないことが、本当に国民が納得しているのか。。。私、東電の全利用者が、東電の株式を1票ずつ持って、経営に口出し出来る仕組みを、絶対に作ってしまうべきやと思うのやね。。。
電力会社はみんなのもの。一部の人たちの独占的な利権組織になってしまったら、その人達が、経済の上でのヒットラー的な独裁者になってしまう。実際、電力会社の社員さんたちは、かなり大きな特権を持った人たちになってしまっている現実がある。何とか、このトップ人事をその地域の首長さんが持ち回りで出来る様な事は出来ないやろうかね。。。
関西電力だったら、今年は大阪の知事、来年は京都の知事、次は兵庫県の知事とか、我々が選挙で選んだ人が、その会社の社長さんになって、その特権を奪ってしまうんや。。。関電が10人以上もの顧問さんに、毎年1000万円以上も支払っていて、そのお金が全部我々利用者の支払った電気料金から出ているって聞いた時、ちょっとは、我々の意見も聞けよ・・・っていう気になるやんか。顧問は1人でええ・・・とか。。。
何でも民営化とたらよくなる。。。この神話は小泉時代のお話。。。今は、この民営化をうまく乗り越えたシロアリたちの天下に戻っておる。。。このシロアリ退治が出来ないまま続くと、日本に取っても良くない。税金と水や電気は、安ければ安いほど、ええ国や。。。その当たり前の事が、判らんようになったのやったら、トップの首をすげ替えるしか無いやんか。。。それがちゃんと、民主的に出来る日本にならなあかんな。。。
最低賃金を国が決めるのやったら、公的なお仕事に就く人たちには、最高賃金を決めて、それを守らせるような仕組みは出来ないのやろうか。歯止めのない世界は、役人天国を益々助長していくだけやないのかな。。。