ブランドの価値は、作り手の心が造る
2/24(日)皆さんは、世界の国別ブランドランキングというのを、ご存じだろうか。まぁ、こんなのが好きなのは、ヨーロッパの人の場合がおおいけど、案の定、白人の人たちのバイアスが、ちょっとかかっていることを考慮して、見て頂きたい。
一位はスイス。精密機械やら、スイスのブランドは、高性能で正確なイメージがある。職人気質で、国民が高収入な国やわな。二位がカナダ。自然が豊かで、クリーンなイメージと、素朴で実直な国民性。そして、三位が我が日本。昨年の四位から1つ上がった。まだまだ、日本人の作る製品には、シンパが多いし、世界一、品質にうるさいというQCでの信頼感があるからなのかな。。。
以下、4位がスウェーデン、5位がニュージーランド、6位がオーストラリア、7位ドイツ、8位アメリカ、フィンランド、ノルウェーと続く。フランスやイタリア、イギリスが入ってないのやね。。。ちょっと意外な感じ。。。まぁ、国別のブランドなんて、えらい、ばくっとしたテーマだから、答える人が持つイメージというか、感覚に左右されてしまうわな。何か具体的な数値があるわけやないからね。。。
まぁ、我々日本人からしたら、このような評価は、ちょっとうれしいかな。誇らしいような、ドヤ顔でもしたくなる感じかな。。。自分が何をした訳でもないのやけれどね。。。これは、国民性の真面目さとか、実直さとか、消費者や顧客を欺かない・・・とか、より高い信頼感があるという、イメージがそうさせる・・・類のものやわな。。。まだまだ、日本も捨てたもんやない。。。
ただ、このランキングの変遷の裏側にあるのは、EU経済の凋落であり、アジアの繁栄への妬みの部分も、ちょっと混じっているのかも知れない。世界の中心は昔の欧州から、アメリカへ、そして、いま、アジアに移ろうとしている。その国の持つ経済力の大きさが、そのまま、世界経済を牽引することになるから、いくら、今は、物まねや、技術のパクリやらを続けている中国でも、そのうち、独自の技術を生み出してくるのやろう。何せ日本の10倍も人がいるのやから、良いブランドが出てくる確率もそれだけ多いわな。。。
そのあたりがランキング49位の韓国とはちょっと違う。その国の実力っていうのは、その国の持つ文化力でもあるからね。その国民に対する信頼感と言ってもいいかもね。。。懐の深い中国は、やがて、この面でも大国になってくるのやろう。。。ちょっとは時間がかかるのやろうけど、ひと握りの人たちが先に走って、全体の底上げをするパターンの国だから、これが本物になったら、マンパワーが炸裂して、強大な力を発揮することになる。。。
我々日本人は、ブランドを、守りに使ってしまっている。模倣されることを防ぐ為に、本物の証しとしてのブランドに固執しすぎている。逆に中国のような国では、偽造品が悪くはない・・・という文化がまだある。良い物を真似して、何が悪い。。。ブランドなんて、ただのタグぐらいの値打ちしかない。攻める立場の人はいつもこう言う。
中国人がブランド信仰になった時、恐らく中国の成長が止まって、自分たちが守りに入るタイミングになるのやろうね。それまで、守るべき物なんて無い方が強い。。。ただ、ブランドは文化や。表面上の製品の価値だけでは、決めつけられない何かがそこにはあって、この精神は、なかなか模倣出来ない。我々も、真似のできない文化を大事にしなくっちゃね。。。
日本が秀でているのは、その国民性が真面目で誠実ということやろう。手抜きや、そういう人たちが作る製品は良いものが出来る。これが、模倣出来ない、効率だけでは、計算出来ない部分・・・ということにならへんやろうか。良い物を世に出さないと恥。不良品を一つでも売ってしまったら、全ての信頼を失う。意外と大事なことは、こんな些細なことなのかも知れないね。。。