照準レーダー照射は、引き金になるのか?
2/8(金)皆さんは、トップガンなどの戦闘機での交戦シーンを映画でご覧になった事が有るやろうか。ハイテク機器の塊である戦闘機では、どこからか、攻撃を受けるためのレーダー照射をされると、センサーが働いて、けたたましい警告音が発せられて、即座に回避措置と、そのレーダー照射をされた敵への反撃行動を取る事が、常識となっている。
このアラーム音がけたたましく、鳴り響いた時のパイロットであるトムクルーズの表情やら、慌て具合は、ほんと、正常な神経ではいられないほど、パニックになるのやないかな。。。このパニックに耐えて、冷静にいつ死ぬかも知れない情況を待たねばならない自衛隊員の方の気持ちを考えたら、ほんと、気の毒になる。。。
ミサイルなどを発射するときに、相手の艦船や爆撃機などに、照準を合わせることを「ピン」と呼ぶのだけど、このピンを打たれた数秒後にやられてしまうので、このレーダー照射行為っていのは、相手をロックオンしたぞという、意味合いが強い。。。
米ソ冷戦下では、よく敵対するソ連とアメリカが、このピンの打ち合いをやって、相手を威嚇していた。いずれにしても、「何をするねん」っていう、行為であって、平常時に使う事は、非常識この上ない行為や。。。まぁ、中国人に常識を言っても仕方のない事なのかもしれないけど。。。
先日、報道されたとおり、中国の海洋監視船は、この挑発行為を、始めた。これって、ただ、照準を合わせただけ・・・だと、思ったら、大間違いやね。人が拳銃を撃つときに、内ポケットに手を入れただけで、相手に撃たれても文句を言えないぐらいやのに、これって、拳銃を抜いて、相手に向けて、それも、外さないように、しっかり狙っているという、行為。。。ナイフで言えば、相手を捉えて、首に凶器を突きつけている状態に等しいわな。。。
さすがに米ソの間でも、お互いに、一触即発で、相手を殺せてしまうような、ピン打ちは止めようというルールが出来たというのやけど、日中の間では、その紳士協定のようなものがない。どちらかが、しびれを切らして、撃ってしまう可能性が高いから、困ったもんやね。。。誰か犠牲者が出ないと、世論が動かないとしたら、最前線にいる自衛官は、自分の身体を身の危険に晒し続けないといけない。。。これは、きついわな。。。
ただでさえ、日本の自衛隊は、絶対に撃ってこないと、向こうさんは知っている。つまり、舐められている状態が、ずっと続いているのが現状やわな。。。これって、情けなくて、悔しくて、でも、撃った方が負けになる・・・という、とても厳しいチキンレース。。。神経が保たへんのやないかな。。。
日中の神経戦は、まだまだこれからも続く。。。少なくとも現状より悪くならないようにしたい日本。少しでも挑発して、日本に譲歩をさせたい中国。先に手を出した方が国際社会からの批判を受ける情況が続く。。。日本からしたら、中国側のフライングを、じっと、待っている状態でしかない。ちょっど、かくれんぼで、鬼がくるのを息を凝らして待っているようなもの。。。
このジレンマを救えるのは、根気強さしかない。今に中国バブルがはじけて、さすがに、中国にもいずれ衰退期がくるやろう。そうなったときに、中国ショックが起きて、尖閣どころではない情況になる。それまで、根比べかな。。。