今の日本に軍事的に独立出来る度胸なんてない | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

今の日本に軍事的に独立出来る度胸なんてない

12/20(木) 仙台市に一条通という通りがある。ここの通りの名を「トモダチ通り」と改称することになって、自衛隊と在日米軍が式典に参加した。東日本大震災の時に、米軍がやってくれた献身的な協力。。。このトモダチ作戦に感謝しての命名になったのは言うまでもない。。。

 逆に、沖縄県で繰り返される米兵による不祥事。どちらも同じ米軍によるもの。。。。沢山の人がいれば、出来の良い人もいるけど、出来の悪い人もいるのは、仕方のない事なのかもしれないね。。。感情的には複雑や。。。

 ただ、こと沖縄に関して言えば、少し本土とは違った米軍への感情がある。沖縄はとっくの昔に日本に返還されたのやけど、未だに米軍の占領地である感覚から抜けきれない。それは、日本の在日米軍の大部分が、沖縄に駐留しているという、地政学的な理由もあるのやろう。。。この感情だけは、実は沖縄の人にしか理解出来ない部分がどうしてもある。

 特に沖縄県の世論を形成する地元紙の論調は、常に反米、反基地である場合が多く、この大前提に立つから、どうしても、日本の国際的な立場に立った物の考え方を全否定していて、常に自分たちは犠牲者・・・という立場から、いつまでも脱せないでいる。ここが本土の新聞とは全く違う紙面になる原因なのやろうね。。。

 でも沖縄の経済は、米軍基地に依存している度合いも大きくて、米兵の夜間外出禁止令とか、禁酒令とかで、基地周辺の歓楽街は人通りが無くなり、廃業の危機に陥ってしまって、なんとかしてくれという泣きも入っている。また、基地で働く日本人も多くて、その人たちにとって、もし基地が無くなれば失業の憂き目に遭う。また、米軍基地に土地を貸して、その賃料で本土に移り、悠々自適の生活をしている人たちは、収入の道を閉ざされるという、複雑な事情もある。。。

 そんなとき、比較的ヤンチャなメンバーが多いと噂される在沖縄海兵隊が移転するための予算が来年度に復活しそうだというニュースが出て来た。このグアム移転は、現在沖縄にいる部隊のうち、10900人だけ残して、4000人をグアムに移転。4600人を米本土やハワイ、オーストラリアへ移転しようというもの。議会が凍結していた予算を復活することを認めたらしいのや。まぁざっと在日米兵の数で、4割減ってところかな。

 対中国対策が喫緊の課題になってくると、自衛隊がその穴埋めをしなあかんことになる。平和平和と唱えていたらええだけの時代から、実際に領土や領海が取られそうな危機になる時代。実際、石垣の漁協では、中国漁船とのトラブルも出て来ているというから、看過できないことやわな。。。

 ここで間違えたらあかんことは、日本の世論と沖縄県だけの世論があまりにも乖離する事が最悪の情況になるということやと思うのやね。もしもの有事になったら、中国軍が攻め込んでくるのは間違い無く沖縄県になる。ここが日本の生命線であるという地理的な意味があるからや。中国は恐らく沖縄世論と日本の本土の世論の引き離しに躍起になるやろう。この時、隙を作らないこと。これが一番大事や。日本の自衛隊の増強も大事やけど、第三国である在沖縄米軍の存在が、日本に取って、とても大事なプレゼンスになるという、共通認識を共有することが、必須になるのやね。。。

 尖閣への干渉は、日米安保の範囲内。米国の明確な意思表示のおかげで、どれだけ日本が、心強い状態でいられるか。。。へたれな民主党政権でも、暢気にしていられるのは、誰のお陰か。。。もっと、顔を向ける方向を気にすべきやと思うで。。。