インフラのメンテナンスは最優先課題 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

インフラのメンテナンスは最優先課題

12/8(土) 今週、山梨県の中央自動車道のトンネルで、トンネル内部の天井部分が、崩落して、トンネル内部を通っていた自動車3台と乗っていた方9名が亡くなるという、大事故が起きた。高速道路を通っていて、まさか、内部の天井が崩れ落ちてくるかもしれない・・・なんて、大震災でもない限り、想定出来ないって。。。まさに運が悪かった。。。遺族からしたら、それだけでは済まないやろうけど、ほんと、お気の毒やった。。。

 最近の日本って、福島原発事故以来、絶対に安全だという、安全神話が崩れることが多い。トンネル事故の原因がまだ究明されてないから、どうとも言えないけど、開通から35年経過したトンネル。特に、同じ様な天井構造になっている所は、大急ぎで点検すべきやろうね。。。

 それにしても、何で、こんなコンクリートの板を天井に並べて吊るような構造にしてたのかな。。。素人からしたら、トンネルの断面は円の方が強い気がするのやけどな。まして、わざわざ釣り天井構造にして、恐らくとんでもなく高い工事費をかけて、そんて強度が大した事なかったら、ひょっとしたら、設計上のミスも考えられるのやないのかな。。。

 トンネル工事のお相手は天然の山。山の土は、密なところもあるし、粗な所もある。そんなところに画一的な強度のトンネルを掘るのだから、強度計算は複雑だろうし、万が一の時にも安全が確保出来る設計が第一義に考えられるべきやったのやけど、今度の事故現場はそれにかなっていたのかな。。。デザイン重視、予算を膨らませる意図とか・・・があったのやないか・・なんて、ちょっと邪推してしまうわ。。

 一般的にコンクリートの構造物の耐用年数は60年と言われている。ここ数十年で、丁度日本の高度成長期に整備された道路やトンネル、橋などの社会インフラが、どんどんと、耐用年数を迎えてしまうことになる。でもね。これから大事になってくるのは、今使っているものをこれからもずっと使い続けることが出来る様にメンテナンスをすることになってくるのやと思うのやね。。。学校などの耐震化なんかも大事や。

 新しい道路や橋もええけど、これからは既存のインフラのメンテナンスに、金がかかる時期になってくると思うのやね。。。よく野党は自民党の国土強靱化計画を、また大型公共工事に金を使うと批判するけど、どうしても安全を維持するコストは、なかなか出せてないのが現実になってくる。これでは、日本中で耐用年数が済んだビルが崩れたり、橋が落ちたり、トンネルが埋まったり、そんな事故が増えてきてしまって、えらいことになるのやないかな。。。

 実は、インフラの維持管理っていうのは、優先順位は、福祉予算よりも優先されるべきものが多いのやね。何せ、危険が伴うのやから。。。今回のような事故が起きる度に管理者を批判だけする人があるけど、やっぱり、大事な事を後回しにしたこと。緊急性があるのに、予算が無くて出来なかった事。死人が出て初めて、場当たり的にやるだけでは、安心して車も走らせないっていう事になる。。。公共工事って、実は命を守る大事な工事でもあるという認識。これを新たにすべきやと思うね。。。