TPPは毒かクスリか、ただの踏み絵か?
11/14(水)一時期、大騒ぎをしていたTPP問題。国と国との貿易障壁をお互いに無くして、昔風に言えば、相手国に対して、お互いに最恵国待遇を認め合おうというルールである。輸入関税を無くされたら困る主に地方の農民票をバックにしている人達は、大反対し、比較的都市部で、輸出企業であったり、都市部の消費者などは、関税撤廃により輸入品の物価が下落する期待もあり、これが賛成派になっている。
もともと、TPPを結ぶことというのは、大消費国にとっては、どうでも良い場合が多い。関心が低いのやね。アメリカなんかもそう。。。中国なんかは、ゼツタイにそんな約束はしない。。。。国のコントロールを放棄する約束事やからね。。。もともと、こんな国では、生活必需品などに、そんなに大きな関税はかかってない場合が多い。ただ、国内産業を守るためには、関税障壁を守る事は、かなり有効な政策でもあるからね。。。双方がウィンウィンの関係になるのは、なかなか難しいもんや。。。だから否定的なことが多い。。。
ただ、他国だけがこれを結んでしまうと、自国からの輸出品にだけ高額の関税がかけられてしまうという、ハンデが大きくなるから、慌てているというのが本音のところやろう。。。
いま、政権交代をにらんで、どこの党がどこと組んで選挙に臨むか・・・ということで、政策協議が進んでいる。このTPPが実は、「踏み絵」になっていて、都市部に地盤の有る人は賛成。地方に地盤の有る人は反対・・・と、キッパリとTPPに対する考え方が違う。。。これを大同小異の「小異」であると認めて組むか。絶対的な組み得ないものとして、横に置いておくか。。。ここがポイントやろうね。。。
多数決で決めるなら、今の日本は輸出でメシを食っているのだから、当然有利になるTPP賛成派が勝つ。純粋に農業に従事する人の数と、それ以外の人との数の単純比較になると、結果は見えているからね。。。後は、食糧安保などの政治的な問題でしかないわな。
食料安保と自由貿易との二択は、実は一番取りたくない政策なのかもね。。。痛みが大きすぎるから。。。米韓FTAも、韓国にとってだけメリットがある部分だけではない。今度は米国が韓国市場を席巻して、保険や金融部分で、骨抜きにしてしまう可能性もある。サムソン、現代は大きくなったけど、美味しい所は全部米国のハゲタカファンドが持っていくのかもね。。。その属国化プログラムが、トロイの木馬のように仕込まれている。。。という、毒薬論もあるわな。。。さて、日本はどうするんか。。。