日本人が近世の日本史を教わらない理由 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本人が近世の日本史を教わらない理由

9/15(土)我々昭和31年~32年生まれの年代の人たちと、たまに話をすると、不思議と、変なところで共通点が見つかる事が有る。特に、かなりの確率で、話が一致するのが、社会や歴史の授業の進み具合の問題や。。。

 日本史の関係の授業を小学校でも中学校でも高校でも教わるのだけれど、どの学校でも、共通なのは、授業の進み具合の遅さなのである。他の教科なら、一年間で教えなければならない項目というものが、明確に決まっていて、3学期になって時間切れで教えられませんでした。。。というのは、基本的には駄目である。

 ところが日本史の関連教科に限って言えば、近世の部分が、「後はよく教科書を読んでおくように・・・。」で、終わっている事が多い・・・。私は、今まで、先生の言い訳を信じてきたのやけど、最近、ちょっと、これって、確信犯やったのやないかって、考えが変わった。。。友達の誰に聞いても、近世の授業は、流された・・・と答える人が多かったからや。。。

 つまり、近世の歴史っていのは、イデオロギーや、自虐的歴史観の部分が色濃く出て来て、教えるのが大変難しいんや。。。歴史っていうのは、あくまで、その国の立場に立って、その国の見方という、フィルターがかかる。太平洋戦争ひとつをとっても、バリバリ日教組の先生は、軍国主義批判をし、日本がいかにひどいことをしてきたかを説く場合が多い。

 でも、その戦時中に生きた人たちが、本当にどんな思いで、戦争に行ったか。なぜ、そんな状況に陥ってしまったか。。。これについての詳細を正確に、思想が入らないで、事実だけを教えるのは、本当に難しいし、無理が有る。なんで、そんな勝てもしない戦争なんて日本はしたのか、私だったら行かない。。。なんて言っても、当時はすまされなかった。時代の波に逆らうことなんて出来なかったと、いくら説明しても、今の時代の物差ししか持ってない子供たちは、理解が出来ないのやね。。。

 だから、歴史の先生は、子供たちにどう教えたら良いのか。。。悪く言えば、自信が無かったのやろうと、今になれば思う。。。つまり、テストを作っても、意見の相違ばかり出て来て、何が正解であると、言い切るのが難しい問題ばかり。。。日本が中国大陸でやった戦争は、侵略戦争だったのか、ABCD包囲網で、周辺国に、資源の供給を絶たれた日本がやった、自衛のための戦争やったのか・・・そんな基本的な所まで意見が分かれる。。。これではテストの問題も出来ない。。。

 見方を変えれば、歴史は、1つの史実も客観的に評価することは至難の業や。何年に戦争があった。何処が勝って、何処が負けた。。。それしか教えられない歴史の授業は無意味や。本当の歴史は、その時代の人がどう考えて、どう生きたか。。。そのリアルでないと、意味が無いわな。。。