役人に商売なんかさせるものやない!
8/9(木)今週の日曜日に、京都の中央市場の入り口付近に「京・朱雀すし市場」という、回転寿司のお店がオープンした。ご存じの方も多いけど、中央市場付近では、今年、京都水族館がオープンして、連日、かなりの人がここにやってきている。
ただ、集客力のある施設の割りには、比較的規模の大きい食事が出来る施設が近くに無くて、小さなラーメン屋に大行列が出来ていたり、コンビニや弁当屋は、人だかりが出来ていて、珍しく需要と供給が大きくアンバランスが出来ている地域になっている。
そこで、梅小路公園の賑わいを中央市場まで引き込みたい京都市が、市有地である京都中央市場内に回転寿司屋さんをオープンさせたという訳や。私、ちょっと思うのやけれどね。オリックスに水族館作らせて、その集客を当て込んで、市バスがシャトルバスを出す。そして今度は、寿司レストランやろ。何か、コバンザメ商法というか、何というか。。。これって、民間にやらしたらええのに。。。行政のやることなんかな。。。
役人さんたちが、経済活動をすることが、悪いとまでは言わないけれど、民間企業に土地や建物を貸して、その家賃を取るスタイルやったら分かるのやけれど、京都市の土地に税金でお店を建てて、それを格安の家賃で貸して、その運営をするのがお寿司の協同組合。そこに魚を降ろすのは、不景気な市場の卸売り屋さんたちの組合。。。誰が中心になって、誰がリスクを背負うのか。何か、商売の素人である行政が、民業の真似事をすることって、どうなのかな。。。
まぁ、最初は、物珍しさも手伝って、多分、結構な賑わいになるのやろう。しばらくはね。。。でも、2年3年して、客足が遠のいて、赤字になったとしたら、誰がその赤字の面倒を見るのやろうか。。。下手したら、また税金をつぎ込んで助けないといけなくなるのかも知れない。。。下手したら、その寿司店の運営に、役人出身の人が天下りしてこないという保証は無いのやろ。。。それでええのかな。。。
公共の宿とか、かんぽの宿、厚生年金で作ったグリーンピア。みんな、誰もリスクを取らない、責任を取らないままの体制で、大損をした。私、組合とか、役人さんたちの無責任な協力で、お商売をやって、失敗したら、公金で・・・なんて甘い事、役所がやったらあかんと思うのやね。。。
寿司屋の組合さんたちが運営するのやったら、その中で、誰が出資して、誰が、損したらケツを拭くか。その責任を明確にしないまま思いつきで、こんな形態で食い物屋を役所がやること。。。危なっかしくて、見てられないんや。。。
もし逆に沢山のお客さんの獲得に成功して、その利益を誰がどう使うのか。納税は誰がするのか。京都市が国税やら法人税払うの?とても不思議な感覚やで。。。これもそれも、、役人がやるから、難しいのやね。。。。利益を公金に戻すのか、それとも、一部の人たちで山分けするのか。家賃は払うのか。公共の土地で商売して、民間よりボロ儲け出来て、そのおかげで他の飲食業が廃業したしりたら、どうなんや。とかく役人商売には、民業圧迫の危険性がつきまとう。。。
役所の目標は、集客力のある施設に育てて、多くの人を呼び込んで、最終的には、市の税収につなげること。つまり、都市の活性化や。。。不景気で暇になっている中央市場を認めるのやったら、もっとテナント業に特化したようなモールの運営をしたらどうなのかな。魅力あるテナントを集めて、京都グルメモールとかにして、そこに入ったお店の家賃だけもらって、市有地の活性化をする。それが京都のためになる・・・。そのあたりが役所のやる限界のような気がするのやね。。。
梅小路公園には今後、JR西日本が鉄道博物館のようなものを作る計画がある。このあたりの集客力は今よりもっと高まることになる。うまく、作戦が成功して、京都の魅力が高まったらええのにね。それには、よっぽど緻密な計画が大事になる。もっとも民間の知恵を集めていくのが大事やね。行政のやることは、ギャンブルでは困る。公金あまり使わずに活性化させるのは難しいけど、このあたりのモラルの形成も、最近大事なことかなって思うのやね。。。