日本の政治に所得の再配分機能なんか任せられない | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本の政治に所得の再配分機能なんか任せられない

7/6(水)先週末、久しぶりに、朝まで生テレビっていうのを、少し見ていた。人気のある田原総一郎の深夜の大討論番組やけど、NHKの討論番組とは違って、他の人の発言中でもガンガン話すから、いつも、何を言っているのかが分からなくなる。まぁ、その臨場感が、この番組の売りなんやろうけどね。。。

 そこで、長妻さんが、言っていた事が、私には、かなり、引っかかった。民主党という政党が、マニフェストにも、うたっているのやけど、税金をお金の有る人から、集めて、お金のない人に回す。いわいる、所得の再分配の機能が大事であると主張している部分や。。。

 私、所得の再分配は、確かに豊かな人たちの協力で成り立つシステムであるということ。これを、当然のことだと、言い張る心根。。。これが、カチンと来るのやね。。。豊かな人は、そのために大変な努力をしている人でもある。お金が天から振ってくるわけでもない。人の何倍も働いているから、豊かになっている。その当たり前の事を否定しているから、腹が立つのやね。。。

 お金の有る人が、貧しい人に、施しをするのは、確かに麗しい光景ではあるのやけれど、これを法律や、システムで制度化してしまうこと。これは、おかしな事を生むと思うのやね。。。誰だって稼ぎの75%も税金を取られるのなら、そんなに稼ぐのは止めようと考えてしまう。つまり、頑張る意欲を政治や制度が抑制してしまうことになる。これは、極めて危険な考え方なんやね。。。

 累進課税がきつすぎると、高額納税者の数を、激減させてしまうし、せっかくの制度も納税者や納税額が減ってしまえば、無意味になるのやね。。。民主党の政策は、稼げる人が、稼ごうと思わなくなるという、致命的な弱点がある。みんなが頑張って、みんなが沢山税金払って、みんなで豊かにならないといけないのに、一部のお金持ちだけが、沢山税金を負担して、多くの人が税金をまけて貰っていたら、納税者の気持ちは、どうなるのや。恐らく、納税意欲が、とんでもなく削がれる。

 税は、所得の多い人も少ない人も、応分に負担しないといけない。それなのに、あまりにも、制度的に納税する人が減ったり、無税の特典の人を増やし過ぎると、税体系全体を支える分母そのものが、減ってしまう。。。つまり、社会の不公平感がとても増大するのやね。。。

 税の負担は国民の義務やけど、その痛みを一部の人たちだけ優遇し過ぎてしまうこと。私は、何様にも出来ない難しい事だと、とても慎重に考えるべき事やと思うのや。。。税を負担する人の気持ちにならずに、どんどんルールだけ変えてしまって、国民の反発喰らって、また方針変える。。。それが政治の混迷に直結しているわな。。。

 年金の一元化なんて、到底出来る訳のないことをやると言ったり、最低保障年金なんていう、子供だましというか、世の中の不公平をどーんと拡げてしまうようなことを平気で約束したり、私から見たら、どうかしているとしか考えられない事を民主党は、マニフェストでうたって当選し、やっぱりそれの大部分が出来ない事が判って、慌てて修正に次ぐ修正に追われている。この数年は、日本にとって何やったんやろうね。。。

 私は、民主党政権の大きな間違いは、自分たちが、何さまやと思っているのか・・・ちてう点に集約されているよう思うのやね。。。言い換えたら、政治的なおごり・・・にあったと、思うのやね。。。本当は、そんな馬鹿な事をしたら、世の中がおかしい事になると分かっているのに、票が欲しいだけ・・・という浅はかな理由で、お金を貰える人たちや、美味しい目に会える人を必要以上に増やしてしまったこと。ここに、決定的な間違いがある。

 政治や行政は、国民生活に出来るだけ関わりが低い方が、その国は正常に近い。役人たちや政治家たちが、しゃしゃり出ている国は、みんな、落ちぶれていっているからね。。。みんな、分かっているんや。。。税金は安い方が良い。政治や役所が使う金は少ないほど良い。。。あたりまえなんや。それが一番公平に近いから。。。それやのに、政治が出しゃばったり、役人という何も生み出さない人たちの仕事が増えてしまったりすること。これは、「悪」なんや。。。この基本的なことが、崩れてきているから、世の中、おかしくなってきているのやね。。。全てにおいてね。。