エルピーダの揚げた白旗は、日本のモノヅクリの敗北や | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

エルピーダの揚げた白旗は、日本のモノヅクリの敗北や

3/2(金) 今週の月曜日。エルピーダという日本のメモリーメーカーの会社更生法適用のニュースが第一面に載った。このエルピーダっていう会社、日本の電機メーカーの大手が出資して、作った半導体の会社。日本政府の産業政策の敗北。。。2008年の経営危機の時に、民間企業でありながら、公的資金を投入した責任も問われるのやろうね。。。



 もっと早くに精算しておいたら、無駄な資金投入はしなくて良かったのに。。。国内外のメモリー市場の動向が、もっとちゃんと読めなかったのか。このドブに棄てた資金は誰がツケを払うのか。。。もし、公金を使うのやったら、これは、当然、この政策を遂行した担当者や、国がやるなら・・・と、相乗りした金融機関も当然リスクを負担しないと、おかしい事になるわな。。。誰かがケツを拭かないとあかん。。。



 当時、世界のメモリ市場は、厳しい韓国勢との競争に晒されていた。産業の米とまで言われていたDRAMの価格が暴落して、安い製品にどんどん取って代わられた。サムスンなどとのかつてあった技術力の差は無くなると、早く安く作れる方がイニシアティブを取って、とことん韓国勢の後塵をはいした。。。ある意味、日本の独壇場が崩れて、連戦連勝だった日本が初めて味わった屈辱感。。。やなかったのかね。。。



 安くて良い物ではなくても、安くてそこそこの物なら、市場が奪える。日本の電機メーカーは、液晶テレビや、パソコンなどの高付加価値製品で、中国、韓国、台湾のメーカーに負けて、今や惨憺たる状況や。。。この先鞭を付けたのが、このメモリー戦争の敗戦やったのかも知れないね。。。



 この半導体競争の敗因は、実は、政府の積極性の差であるとも言われている。国策として、どんどん推し進めている韓国に対して、日本は官民の一体どころか、何もしてこなかった。政府のやる気の差が、そのまま、戦績の差になるのは、ある意味当然のこと。経産省は、全員坊主にして解体・・・ぐらいの、懲罰を受けてもおかしくないぐらいやで。。。いったい、何をしておったのか。。。たるんどるわ。。。



 日本はどんどん緩くて駄目国家への道を突き進んでいる。実際に国民生活レベルが落ちてこないと重い腰が上がらないほどの重症患者になりつつある。日本の強さは、生真面目さと、誠実さ、そして、熱心さ・・・。そのどれもが錆び付きだしている。何か、大きなショック療法が必要な時期が近づいているのやないのかな。。。