人の内心まで縛れるルールなんて無いと思う
2/4(土) 防衛省の沖縄防衛局の局長が、局員の家族名簿を作って、宜野湾市長選に関する投票依頼をしていたと、共産党が暴露した。共産党さん、久々のクリーンヒット。健全野党とは、こんな党のことを言う。私は、共産党は好きやないけど、国の出先機関が地方選の選挙に協力する行為。。。これは、確かに褒められたもんやないわな。。。
ただ、これだけを、非難されても、ほな、自治労とか、全国の国家公務員さん、地方公務員さんたちの組合が、職場の人間関係を利用して、選挙活動をすることは、どうなんや。。。これかて、似たような話やで。。。勤務時間中であるとか、勤務時間外であるとかは関係無い。役所という組織での人間関係を利用して、特定の候補を応援する行為。これも、褒められたようなことやない。むしろ、批判されて然るべき行為なのやないのかな。
九州電力での原発に関する公聴会で、賛成派を動員するために、社員の家族を集めた事だって、批判される。仲間を沢山集めて、自分たちにとって、優位に説明会の運営や、物事を運ぼうという行為。。。こんなのも、駄目というのなら、いったい、どこで線が引けるのかね。。。
私、結局、人って、一人で生きている訳や無いのやから、いろいろな伝手を辿って、人集めしたり、色々な立場を利用して、投票を依頼したりする行為って、全面的に「悪」であると、決めつけることなんて出来ないことやと思うのやね。。。
沖縄防衛局の人だって、お父ちゃんの上司に言われたら、言う事を聞かないとあかん。地方の市役所の人かて、上司に頼まれたら嫌とは言いにくい。九電の人も、何で自分たちがおまんまを食わしてもらっているかを、考えたら、自分の生活基盤を守ってくれそうな人に投票する行為を、違反とまで言うのは、難しい事やと思うのやね。。。
沖縄には米軍基地は要らないって言う人も、もし本当に米軍基地が出て行ってしまったら、米兵相手の食事や飲み屋さん、米軍基地に勤めている人、米軍基地に資材を納入している業者の人、こんな人たちが生活出来なくなる事。。。この人たちの生活保護費、アンタ出すか?って聞かれて、出す人皆無やと思うで。。。有る意味、言いっぱなしの無責任な意見でしかないのやね。。。全体像がつかめてないから。。。
グアムに将来海兵隊が移転すると聞いて、グアムの人は、大喜びしたそうや。軍が来るといろいろな意味で、地元に半端無い大きなお金が落ちる。つまり、ええ生活が出来るようになる。。。そういうことやんか。。。つまり、米軍は手堅いお客さん。それを知っている人は、本当は米軍にずっと居てて欲しい人も多いはずなんやね。。。いくら反対する人が多くても。。。
人は、何によって動くか。生活かかってない人は、ええ格好して、自己の利益で政治的判断をすることは、品がないことだと、勝手な決めつけをしているけど、原発や米軍でしか、飯を食えるネタのない人からしたら、これらのことは死活問題になる。当然、自己の利益の大きい方に投票行動する。。。これを駄目だという権利はどこの誰にもないのやね。。。
人は、事情で動く生き物。日本には無数の事情があり、無数の上下関係、左右関係がある。その間で生きている人を、タガにはめて、そのルールに無理矢理はめ込もうとする行為。。。この方が無理があるような気になるのやけれどな。。。