同じ漢字文化圏の国の人名をちゅんと読めない悲劇
12/29(木) アジアの国の人の名を呼ぶとき、日本人は、日本語でどうその漢字を発音するかで、日本語読みをする場合が多かった。ただ、このことは、お相手の人からしたら、何でそんな変な呼び名で呼ばれなくてはならないか・・・という不快感が伴う事やったのやね。。。
相手の国の人の名前の読み方をどう読むか・・・という問題は、相互主義を取っていて、相手国が自国での読み方、呼び方に統一してくれと、言われたら、その方が良い事だろうと、最近は、自国での呼ばれ方と、同じ発音で呼ぶ取り決めが、韓国と日本の間では、ここ数年の間に出来たのやそうや。
例えば有名な金大中を「きん・だいちゅう」と、ほとんどの日本人は呼んでいたのだけれど、それを現地での呼び方である「キム・デジュン」に統一しようということなんやね。。。確かに、自分の名前っていうのは、一つやのに、お相手が違うだけで、別の呼ばれ方をするのは、不自然なことや。。。
ところが、中国と日本の間には、まだこの紳士協定というようなものがない。だから、中国のトップ・胡錦濤さんのことは、日本ではまだ、ほとんどの人が「こ・きんとう」と読む。現地では、「フー・ジンタオ」と読むのにね。。。実は、中国政府は、自国民の名前の読み方を、ずっと昔から、英語の発音記号のようなものでも表現していて、欧米の人たちはこの、アルファベット文字にもう慣れていて、実は日本だけが自国の読み方をしている・・・らしいのやね。。。
オリンピックやスポーツなどで、選手の名前のユニフォームなどに記載する際に、J・K・CHANなどの表示が多いのは、このためや。。。漢字は中国、日本、台湾、香港ぐらいでしか通じない。。。韓国でなんて、ほとんど漢字が廃れてしまっているからね。。。国際化を目指す中国なら、当然漢字より、圧倒的に通用するアルファベット文字に表記させる方が有利・・・ということなんやろう。。。
まぁ、世界に住む人類のうち、5人に一人は中国人と言われているから、漢字文化圏の人口は、結構な数がいることもある。漢字と表音文字による英語表記の併用という現実的な選択肢をしている。そんなところやろう。。。
日本の報道各社も、日本だけ特別な呼び名にしていると、世界とズレが出て来て、将来的に過言を残すのではないかということから、日本の報道各社でも、もう日本語読みによる外国人の名前の呼び方を止めようという動きがあるそうや。。。
ただ、毛沢東とか、孫子、諸葛孔明、など、歴史的な人物の呼称まで変えてしまうのは、難しいだろうということで、日本での昔の歴史上の人物の呼び方までは、変えないことを申し合わせたそうや。。。下手に変えると、混乱が生じるからね。。。
ただ、日本人は中国に行くと、自分の呼び名では無い名前で呼ばれることが多い。向こうは、漢字の現地風の呼び名でしか読めないんや。。。日本と同じ呼び名で読んで欲しければ、ローマ字表記の名前で通すしかなくなる。。。何か同じ漢字を使っている文化圏の中の国なのに、まどろっこしい漢字やね。。。日本と中国の関係が本当に良くなるのは、いつか、日本人をちゃんと日本風の呼び名で呼べるようにまで、中国人の視野が拡がってくることが、必要条件になってくるのやろうね。。。