本当に日本が守るべきなのは国民皆保険制度なのか? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

本当に日本が守るべきなのは国民皆保険制度なのか?

11/19(土)今週、国民の医療費に関する最新のデータが発表された。それによると、今年日本人全部が使った医療費の総額は何と、38兆円を越えたのやそうや。。。高齢者の増加によって、どんどん、ここ20年ほど増えつづけている医療費。日本の国家予算の税収総額が40兆ほどやのに、何と医療費だけでこの規模のお金を使いきってしまうほどの勢いの、この国。。。不健康な人が増えているというより、やっぱり、検査漬け、クスリ漬け、色々な診療科をたらい回しする診療漬けが、これだけ医療費が増えつづけている原因やと考えるしかないわな。。。

 この負担をしているのが、健康保険制度、自営業の国民健保。中小企業の協会健保。大企業の企業組合健保。公務員だけの共済健保。医師、薬剤師、建築関係などの国保組合健保。などに、国民が保険料を支払って成り立っている。国保とか、協会健保は大赤字やけどね。。。この総額が国家の税収と、同じ規模にまでなっているということや。。。

 TPPで、国民皆保険を守れ・・・とか、どうこうの、すったもんだの、国論を二分するような議論がなされているけど、実は、そんなこと関係無しに、このままでいくと、医療費の増大に耐えきれなくなって、国民皆保険は事実上、破綻するのは、誰が見ても明らかやんか。。。

 それを防止するためには、保険料を上げるか、税金の投入額を上げるか、しかない。。。納める税金より、健康保険掛け金や、年金の掛け金が多くなる・・・世界。まさに、保健と年金の奴隷になった気分やわ。。。

でもね、本当は、特効薬があるのやね。。。それは、医療抑制や。。。禁句やから、医師会とかは、大反対するやろうけど、何でも医師は、特別っていう考え方を、もうええかげん、変えてもらわんとあかんようになってきているのやないか・・・って思うのやね。。。

 医療は命に関わる事やから、どんな病気でも、何でも最優先と思われがちや。。。救急救命とか、一刻を争う病気や怪我とか、難病で根治が難しいケースとかやったら、別やけど、今、本当に病院や医師が相手をしているお客さんは、有る意味、ほとんどが重篤ではない患者さんばっかりや。。。

 皆さんは病院にかかった時に、以前に別の病院で血液とかレントゲンとか、CT、MRIなどの検査をしたばかりやのに、また別の病院とか、別の診療科で、同じような検査をされた経験は無いやろうか。。。医者さんは、自分の病院での検査結果の見方に慣れているし、自分の病院での結果しか責任を持てないというのは、有るのやろうけど、私、これ、もの凄く勿体ないと思うのやね。。。全国どこの病院で検査した結果でも、何か健康保険証なんかの中に情報を入れて持ち運べるとか、インターネットやクラウドの世界で、情報を共有化出来たりしたら、随分無駄な検査が省略できるような気がするのやね。。。。

 それと、医者の分業化の問題や。。。昔って、医者は基本的に、昔は、みんな総合医やったはずや。ところが、今は、もの凄く細かく分業が進んでしまっていて、自分の専門の診療科しか看ない医師ばかりになってしまっている。

つまり、肺がんの専門の先生は、専門外の肝臓癌の症状とか、消化器系の検査結果の見方には精通していないケースがある。専門によって、同じ血液検査をしていても、検査をしない項目がある。ところが、患者さんの方は、身体が一つやから、いろいろな複数の病気を持っていて、これが、関連が有ったりして、なかなか、総合的に看て貰えるところがない。だから、いろいろな科をたらい回しのように回らされて、それぞれでまた検査して、医療費が跳ね上がっている原因になっているのやないやろうかね。。。

それと、使う薬も、厚労省が何とか薬価基準を下げようと必死になっているそうやけど、ええ薬が出て来れば、どんどん医者は処方するから、結局、増えてしまうのやね。。。昔なら、粉薬を色々混ぜて処方するケースが多かったのやけれど、今は、抗生物質を出したら、その副作用を和らげるためにまた別の薬を出したり、胃が荒れるのを防ぐ為に、別に胃薬も出す。

熱を下げる薬、血圧を下げる薬、そうなると便秘になりやすくなるから、下剤。いまに、おちょこに一杯の何種類ものお薬を、ずっと飲み続けないと、健康を維持出来ない身体になっていく。。。まさに、メディスン・サイボークやで。。。なんや、麻薬患者と変わらんがな。。。薬依存症を増やせば増やすだけ、医薬業界は繁盛する。。。歯止めがないわな。。。何か1つで、健康になれる魔法のお薬でも出来ひんかね。。。あっ、また、お薬に頼っているわ。。。

総医療費を下げようと思えば、町の薬局とかにいる薬剤師さんに、頑張ってもらうのも一つの手や。。。ちょっとぐらいの風邪や頭痛、腰痛、ぐらいやったら、病院へ行かず、市販薬で治してしまう。どうしても、ひどいときだけ病院に行く。この方法も大事になってくる。医療システムそのものを自由化して、安い料金で、まず症状の切り分けだけをする病院とかを低価格で開いて貰うのなんかどうやろ。。。うちは初診料500円で、10分看ます。とか、ええやんか。。。役所や医師の組合が料金を決め続けるのはおかしいのやないか。。。

どの病院にかかっても料金は同じ・・・という横並びより、より特徴のあるサービスや付加価値を付けた医院を認めて、少しの競争をしてもらうことで、料金が下がったり、サービスが良くなったりはしないやろうか。。。逆に高度な技術が売りの病院は、その医療の本当に必要な患者さんだけが選別出来るような気もするのやけれどね。。。

私はお米の自由化に反対しているJA(農協)と同じぐらいに、医師会という、横並びを維持して、病院同士、医師同士に、競争させない制度、言い換えたら、既得権益の維持ばかりを、している組織が、やっぱり、医療費増大の癌になっているような気がするのやけどね。。。これからの日本、何が日本に取って大事か。どうすれば、無駄な権益を手放させることが出来るか・・・。こんなことに、世の中の関心が移っていくと思うのやね。。。