一割しか取れないユッケ肉に悲鳴続出!
10/4(火) 今月1日から、例の焼肉えびすでのユッケ食中毒事件の後に出来た新しい法律が施行された。もし生肉を店で出したいなら、60度のお湯で2分ボイルして、その上、周りの肉を分厚くトリミングしたら、出してもいいよ・・・という、ふざけた法律。。。
そんなことしたら、生肉の塊の9割はアウトになるから、1割しかユッケに使えない。。。もし、食中毒を出したら、役所が責任を持たないと行けないから、こんな、非現実的な基準を作りよる。。。役人仕事も甚だしいわな。。。ちょっと、厳しすぎるのやないかね。。。
そうは言っても、生肉食って、死者が出てしまったのやから、厳しい法律を作らざるを得ない。。。それも分かる。。。でもね。。。ちょっと現実離れしすぎているのやないのかね。。。これだけ、食品の衛生加工技術が進んでいる日本で、昔ながらの加熱殺菌しか、防ぎようがないとは、何やら、敗北宣言しているようで、少し、モヤッとする。
菌っていうのは、どこにも存在するし、ある条件が揃えば爆発的に繁殖する。でも、菌によって、繁殖する温度が違っていたり、感染、あるいは、移動する方法も違うから、人間にとっては、見えない敵のように思ってしまう。
でも、人間にとって、良い菌もあったり、その菌を利用して、醸造業とか、発酵乳とか、納豆とかの製品を作り出す産業も発達している。昔ながらのようで、その技術力は、年々進化しているというから、何かそんなバイオの世界で、腐敗菌や大腸菌、赤痢菌など、人にとって都合の悪い菌たちを繁殖させないようにする技術とか、開発出来ないものかね。。。この無味無臭の液を塗っておいたら、菌が繁殖しません。。。とか、無いのやろうか。。。
肉類に火を通すというのは、味を良くする以外に、殺菌して菌を殺す意味が強い。でも、魚のように、生食が好まれるのも、その食べ方の方が美味しいっていう理由がある。目の前で裁いて、作る刺身が安全性が高いのは、流通過程で、肉に菌が付着しにくいっていう理由がある。
それなら肉も、例えば牛なら、どでかいままの肉をもし流通出来たら、安全な生肉が食べられる事になる。。。これからの焼肉屋さんは、屠殺場直送の新鮮な骨付きのお肉を、流通過程で処理せずに、お店で熟成させて、それを直接裁くような、そんな流通形態が出てくるかも知れないね。。。牛一頭、そのまま仕入れて、お客の目の前で裁くような店、出てくるのかも知れないね。。。それが逆に安心感を持たせるかも。。
牛肉の流通の世界も、実はものすごく、変なところがある。卸値は小売値の1/10ぐらい。。。それだけ、リスクを、最終小売り価格に大きく上乗せしている。外国人が日本の食肉を見て、その値段の高さに驚く。。。でも、高くても美味しくて、安心だから、国産の肉は売れる。何か、ちょっと歪んだ農水行政の縮図のような部分が、まだまだこの業界には残っているのやね。。。