大いなる村・京都の誇るべき人の絆 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

大いなる村・京都の誇るべき人の絆

8/21(日) 京都のまちなかでは、ほとんどの地域で今日が地蔵盆。子供たちのお楽しみイベントや。。。地域で子供たちの成長を見守る。そして、なかなか普段のご近所付き合いが薄れてくるのを防ぐという、大事な意味合いもある。。。


 ただ、人口が減り続けている多くの地域では、もう町内に子供が0名という所も多い。。。そんな所でも、お年寄り達が、お地蔵さんを囲んで、一日、そのお世話をする。そんな日になっている。まぁ、宗教行事というより、地域慣習がイベント化したもの・・・。京都や大阪府の北部などでだけ残っている風習なのやそうや。。。


 昔は、土日の二日間やるところが多くて、土曜日に子供の福引やゲーム、大数珠回しなどをやって、日曜日には、町内全員で、ヘルスセンターなどへ貸切バスなどで出かけるなど、結構、派手なイベントやった。。。そのために、たくさんの寄付も集めていたしね。。。


 ただ、この頃は、イベントを、日曜一日だけにして、遠出はしない。。。これが、一般化してきた感じはする。それでも、この時期になると、京都市内の至る所で、町内の道路を警察の許可をもらって通行止めにして、歩行者天国にした上で、子供たちを遊ばせるところが多い。。。お八つにかき氷を出したり、スイカ割りをしたり、ちびっこプールで水遊びなど、いろいろな子供たちの喜ぶようなことをして一日を過ごす。。。


 京都の子供たちからしたら、地蔵盆の思い出は、みんなが持っていて、知らない子供たちと仲良くなったり、他の学校に通っている子供が町内にいるのが判ったり、結構、思い出深い行事になっているのやないかね。。。この日ばかりは、親にもあまり怒られないで、ヤンチャが出来るというのもある。。。


 大人たちはといえば、当番と呼ぶ役割を分担して、交代で子供を見守る。それだけでは暇なので、親も遊んだり、冷たいビールなどを頂いたりと、結構、楽しむ事もやっている。。。これも、なかなか普段話す機会のない人たちと、ゆっくり腰を据えて話せるのにも、良い機会となっている。。。


 都会では、なかなか人と人の交流というか、隣は何をする人ぞ・・・というのが強くなってくる。ところが京都市というのは、140万人もの人口があるのに、意外にまちなかに多くの人がまだ住む都市なんやね。。。ドーナツ化とか、あまりしてない。。。京都が有る意味、大いなる田舎。人と人の関係が濃厚な地域でいられているのは、都会の家と家が密着していて、どうしても、お隣さんと、お互いさま・・・という関係を維持しないと、いろいろ、トラブルになってしまうという事情もあるのやね。。。


 つまり、お隣さんと、うまくやっていけないと、住みづらくなる。。。こんなことが、本音と建て前を使い分ける京都人の裏事情になっている・・・。だから、地域のイベントには全員が参加するし、一軒だけ不参加というのが、なかなか許されないということにもなる。。。町内の役も順番で回って来るし、自分の時だけ・・・なんていう我が儘は許されない・・・だから、みんな協力するし、助け合う気持ちも繋がる・・・。


 大都市なのに、京都は地域のつながりが深い・・・。これは、防災とか防犯という意味では強い。通学する子供は、地域の人はどこの家の子が知っている。その子がもし誘拐されそうになっても、皆が助ける。ひったくりが起きても、みんなが助ける。火事になっても、一人暮らしの老人が取り残されることが無い。。。これって、私は、誇れる事やと思うし、人が暮らす意味で、大事なことでもあると思うのやね。。。