裁判所が先か、国会が先か?
7/5(火) なかなか進まない福島第一原子力発電所での終息作業。。。放射能汚染を除去するためにフランスから買った除去装置が、うまく機能してなかったり、またまた人為的なミスなども重なって、国民のイライラは夏の暑さと共に、増す一方や。。。
遠く離れた京都にいる我々でもそうやのに、福島原発の周辺に住んでいて、強制的に避難されている人たちのお気持ちはどんなだろう。。。賠償金額の算段ばかりやっている政府。。。そんなことより、具体的に避難所生活を解消させて、少しでも良い住環境と職や生活が整うようにしてあげるのを優先出来ひんもんなのやろうかね。。。遅すぎるわ。。。
まぁ、いずれ、放射能汚染の賠償は揉めれば裁判になるのやろうけど、私は今回のようなケースは、大変難しい部分を含んでいると思うんや。。。
例えば裁判で個人や企業、団体への賠償金額が決まったとする。ただ、被害額が桁違いに大きいから東電の資産を売却したり、政府の持つ東電株式の売却をしただけでは当然足らなくなる。でも、国会でそれを担保すべき予算の法律が通らない。。。するとどうなるか。。。司法の判断と立法の判断が異なる事態に陥ることになるのやね。。。
例えばある方への賠償金額を1000万円に裁判所が決めたとする。ところが国が認めたのは500万円。増税も通らなければ、賠償金が支払えないという事態が生じる。どっちを優先したらええのかね。。。今回は、賠償額×何十万という規模になる。。。ほら、増税してでも、賠償するか?国民の中から、何とか国は、交渉して500万円で我慢してもらえ・・・っていう意見が大きくなってくるかも知れないで。。。増税が嫌な国民が多かったらね。。。
それと、今回の原発事故は、天災という部分もある。台風やら洪水やら、日本は災害の多い国やけど、ほとんどの地方で国がお金を出して、吹き飛んだ屋根の修理代なんて出してもらったなんていう話は聞いたことがない。。。つまり、致し方がなかった天災の部分と、東電の不手際で、最悪な事態に陥ってしまった「落ち度」の割合をどう見るか・・・っていう問題も大きい。。。
ほうれん草が放射能で廃棄せざるを得なかった農家が、その代金1000万円賠償してくれと訴えたとする。でも、はいそうですかと、1000万円満額を賠償していたら、国は全国で台風やら洪水などの災害が起きる度に、賠償をしなくてはならなくなる。。。それは無理な話や。。。原発という特種事情はあるにせよ。今回の事故の直接の原因は津波という自然災害。。。災害に全額弁済というのはあり得ない。。。
ほな、どうなるか。。。そこは、政治判断しかなくなるのやね。。。1000万円のうち、例えば100万円ぐらいだけぐらいしか無理なのやないやろうか。。。厳しいけどね。。。9割は自然災害が原因や。。。本来なら、一切賠償はすべきでないけど、原発があったおかげで、被った損害の部分。。。一割ぐらいは認めて上げないと、納得出来ひんやろ。。。
でもね。。。民主党っていう政党は、こんな時に5割とか言い出す政党なんやね。。。社会主義国みたいな政党やから。。。自分たちの腹が痛まない事には、極端にええ格好する傾向がある。。。そしてまた国民負担を増やす。。。飛んでもない害毒政党やで。。。
マスコミも、弱いものの身方のフリをする。世論を誘導して、いかにも、社会正義がそこにあるかのように、プロパガンダをするのやね。。。ほんと、今のマスコミの民主政権へのヨイショ度合いには、驚くほどや。。。マスコミは中立がモットーだった時代が懐かしいわ。。。ええわな、言うだけ言って、文句並べて、自分らはケツ拭かないのやから。。。無責任な評論家と正体は同じやで。。。
世の中が不安定になって、なかなか結論が得られない時、昔やったら、長老の人が出て来て、鶴の一声を出して、妥当な線を示してくれたもんや。。。ところが、ここ最近はそんなことがなかなか無い。。。常識とか、良識という概念そのものが、どんどん曖昧になったり、幅が広くなりすぎて、いつも、ピシッと正解を出し続けてくれていた人がいなくなってきてしもたんやね。。。
今の世の中、正論を言うと、古いと罵られたり、今の人と違う考え方を言うと、逆ギレされたり、そんなことなら、黙っておこう・・・という人ばかりになってしもた。。。こんなとこが、世の中の混沌を深めているのやろうね。。。