コタキナバル旅行記 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

コタキナバル旅行記

コタキナバル旅行記

(ボルネオ島ビーチリゾート)

今年のお盆は、どこかへ行きたいね・・・。よく考えて見れば、去年は家の新築があったから、バタバタしていて、どこへも行けてない。子供も、上の二人はもう成人したし、どこかへ行くと言っても、高2の娘ぐらいしか、付いて来ないやろうなぁ・・・。3人なら少し身軽だし、どこかええとこ、捜してみようか・・・。

こんな感じで、夏の旅行先を捜し出した。まず、ネットでいろいろ調べる。ハワイ・グアム・サイパンはもう飽きたし、香港も行っちゃった。アメリカ本土やヨーロッパは飛行機がしんどい。ドバイは良さそうやけど、これまた遠いし、高い・・・。まぁ、お手軽なところといったら、やっぱりアジアンビーチかなぁ。。。でも、英語も通じないところは辛いなぁ。。。

関空のホームページを開いて、バリとか、プーケットとか人気のある観光地を捜していたら、ふと聞いたことのない名前があった。コタキナバル?舌をかみそうなこの名前。いったい、どこで区切ったらええねん・・・。見れば、関空から週に2便だけだが、直行便が飛んでいる。マレーシアか。。。んっ?5時間で行ける?ええやんか。これ。

ところが、ところが、このコタキナバルというところ。本屋で、ガイドブックを捜してもなかなか無い。マレーシアの観光本のなかで2~3ページ載っているのがやっとや・・・。場所はボルネオ島という大きな島の北側にあるサバ州にある。マレーシアの首都はクアラルンプールでこちらはマレー半島にあるのだが、ここから飛行機で2時間半東に飛んだところにある。

コタキナバルという町の名前は、東南アジアで最高峰のキナバル山というのがあり、そのすぐそばにある街の意味であるコタが付いた。つまりキナバル山の街という意味がコタキナバルの由来である。飛行機で1時間ほどのところに、昔の州都である、サンダカン八番娼館で有名になってしまった、かつての日本軍駐留地サンダカンがある。

オランウータンとラフレシアという世界一の花が有名なところらしいが、私にはあんまり関係が無い。子供向けなんかね。。。

さて、出版物があんまりにも無いので、頼りはネットの情報である。いろいろ調べたら、彼の地は、なかなかのリゾート地で、もともと英領だったこともあり、英語が通じる。オーストラリアなどからの観光客も多く、巨大な5ツ星クラスのリゾートホテルが4つもあり、格安で泊まれるというのが判った。おまけに、マレーシアの物価は安く、リタイアした日本人が永住地として狙うほど治安も良い。意外と観光地すれしてなくて、人がやさしい。こんなことが判った。

6月ぐらいから計画して、家族に話すと、家族全員5人とも行くという。5人ともで旅行するのも、ひょっとしたら最後かな・・・。ところが、いろいろ調べてもさすがお盆時期である。普段なら安い時には59800円なんていうツアーがあるようだが、お盆時期は14万ほど。おまけに燃料サージとか空港税とかも5人分だから、全部5倍。けっこう高くついた・・・。トホホ。。。

さて、それならばと、少しでも節約して他の経費は削りたいもの。京都から関空に行くのに、楽なのは家まで迎えに来てくれて、帰りも家まで送ってくれるエムケイのエアポートリムジンサービス。これが1人3000円×5名×往復なら30000円もかかる。これなら自家用車で空港まで行って、身障者割引で高速代と駐車代半額のメリットを取った方が徳。ということで、しんどいけどマイカーで関空に行った。これなら半額ぐらいですむからね。。。

海外でオッサンが困るのは、何と言っても食事である。実際、マレーシア航空の機内食はマシな方なのだそうだが、関空のローソンでいつものように巻きずしとおいなりさんを機内持ち込みにして、機内食は食べない。向こうに行ってからも、コタキナバルの食べ物は比較的日本人の口に合うと言うが、だめな臭いもある。。。。もうそうなると、食事が入らない。。。ただ、この地は、なかなか美味しいものも多い。

関空を正午に出て、コタキナバルには1時間の時差もあり、4時過ぎには着く。泊まったシャングリラ・タンジュンアル・リゾートというホテルは空港から10分ちょい。今日は疲れたから、この近くにあるタンジュンビーチに歩いて夕食に出たのだが、ここの屋台で食べたのが、なかなかうまかった。

鳥の手羽先と手羽中をつながったままテリヤキにして、蜂蜜を塗ったもの。確かハニーチキン・ウイングとか言ってたのが、かなりうまい。他にもサテと言って、日本の焼き鳥のように串刺しにした牛肉やらラム肉やら鶏肉を炭焼きしたもの。そして、ナシゴレンという、焼きめし。これがうまい。日本の焼きめしとどこが違うのかと聞かれてもなかなか答えられないのだが、タイ米のように少し細長い米が、よく合っているのかね・・・。具は卵と鶏肉・キャベツぐらい、塩味だけなのにね・・・。

娘は大の焼きめし好きで、一人でうまいうまいと食べていたが、この屋台では、何か見知らぬ調味料がテーブルに置いてある。サテのたれなどは、なかなかデンジャレスな、激辛モノのようだったが、息子がチャレンジした醤油のようなソースのようなものが、なかなかいけた。焼きめしに少しかけると、これがなかなかうまいのである。

お店のオバチャンにカタコト英語で、これは何ですかと聞くと、ケチャップだという。おいおい、日本のケチャップはもっと赤いぞ。。。どうみてもトンカツソースやんか。。。その横にはマギーのチリというのが置いてある。こっちの方が赤くてケチャップらしいのだが、それはそれ。中に赤いツブツブの唐辛子が入っている。そんなに辛くは無いチョイ辛ぐらいである。

この屋台ではミーゴレンという焼きそばも食べたが、こっちは、ちょっとマズかった。。。これは日本のソース焼きそばの勝ちかね。。。マレーシアはイスラム教徒が多いから、この人たちはアルコールを飲まない。ホンマかいなぁ。。。豚肉も食べない・・・。でも、観光客用にビールぐらいはある。このビールが1本8リンギというから160円ぐらい。日本と同じぐらい高い。。。ただし、高いのはビールだけで、このビール4本を入れて全部で50リンギ(1500円)ぐらいで家族5人が夕食を食べられてしまう・・・。他のはメチャ安い・・・。焼きめしなんて、一皿100円ほどしかしない。。。。

さて、コタキナバルの街には、流しのタクシーというのは全くない。ホテルや繁華街などに待っているタクシーを捕まえないと、乗せて貰えないのである。料金は市内ぐらいが10リンギ(300円ほど)ホテルから市内が15リンギ、ただ、買い物に行って、帰りのタクシーが無いから、そこで待たすと、ちょっと高くつく。それでも40リンギで往復だから、そんなにべらぼうには高くは無い。

我々の5人家族というのは1台のタクシーでは無理だから、どうしても2台になる。でも最終日には1台に運チャン含めて6人乗って帰ってきた。運ちゃんも、ホテルのドアマンのオッチャンもニコニコと、笑っておったけどね・・・。よややるわ。。。てな感じかね。。。本当はアカンのだろうけど、もう1台のタクシーを返してしまったもんやから、仕方がない。。。無線も、タクシーメーターさえも無いのやからね。。。

まぁ、この国では、ぼったくりというのがまぁ、無い。少し高くても、たかが知れている。。。それに、そもそも、あんまり悪いことをしようという人が少ないのやろうね・・・。みんなが親切で、なかなか、悪意のある人にお目に掛からない。このへんが、この街が人気があるところやろうね・・・。向こうの人がおつりを間違えて少なく渡してしまった時、あわてて10リンギ渡すのに、必死に追いかけてきてくれたぐらいやからね。。。

今回お世話になったホテルは、シャングリラだから、中国系だけど、なかなか良いホテルだった。部屋は落ち着いた雰囲気のタンジュンウイングという本館。広い目のバルコニーには2人掛けのイスとテーブル、1人掛けのイスがあり、軒天井には、南国らしく大きな扇風機がぐるぐる回っている。

広大な敷地にはミニゴルフのコースもあり、プールやプールサイドのバー、夕陽を見るためだけのサンセットバー、すぐ前にある無人島に渡るためのマリーナなんかがある。実際、このマリーナからは頻繁に船が出ていて、一人往復40リンギ(約1200円ほど)で島に高速艇で渡してくれる。この船がものすごく飛ばす。わざと波の高いところを狙っているのやないかと思うほど完全にホッピングする。下手なジェットコースターより怖いかもね。。。

我々はマヌカン島というところに行ったのだが、島では、シュノーケルで、パンを持っていると、恐ろしいほどの魚が寄ってくる。10センチや20センチの魚なら驚かないが、50センチ60センチクラスのどでかい魚まで寄ってこられたら、ビックリである。でも、これが面白くて、しばし時を忘れる。。

ヨメサンがどうしてもパラセーリングをしたいというので、息子とタンデム(2人乗り)で160リンギのを申し込んだ。2人乗りのパラシュートをモーターボートで引っ張るヤツだが、これがなかなか高いところまで上がる。凧にぶら下がって空中散歩するようなものだが、心臓の悪い私は遠慮しといた。。。見ているだけで、怖そうやった。。。

時折、ボートの兄ちゃんがわざとボートを止めて、パラシュートと乗っている人を海にはめる。そしてまたボートを飛ばす。タッチアンドゴーと言うのらしいが、これを悪戯っぽく何回もやってくれる。サービス精神旺盛やね。。。

島から帰ってからはしばらくホテルのプールで、潮気抜きを兼ねて泳ぐ。プールは足の着かないほど深いところもあるし、バレーホールの実際、プールで泳いでいるのは子供だけ。大人たちはビーチチェアーに横たわって、読書と飲物を愉しむ人がほとんどである。白人が5割、黄色人種が5割といったところか・・・。中国人の新婚旅行カップルもけっこういる。。。

コタキナバルというところは、ソウルや台北シンガポール、香港などからも直行便があるから、台湾、韓国、中国などのアジア人もけっこう多い。日本人ばかり見る事が多いが、ここは少し事情が違うようである。昔は、東洋人を海外で見たら、ほとんど日本人やった。ところが最近は中国韓国が多くなってきた。街で聞かれても、ジャパンかコーリアかと聞かれる。チャイニーズは区別出来るが、コリアとジャパンは着ている服もほとんど変わらないし、区別が付きにくいのだろう。。。そんだけ韓国も豊かになってきたということなんやろうね。。。

さて、ホテルのあるタンジュンアルビーチというところから、コタキナバルの街へは車で僅か15分ほどである。タクシーに乗るとセンターポイントという街中で一番大きなショッピングセンターに連れて行ってもらった。10時の開店から入って、ゆっくり買い物。出るころには、ものすごく多くの人になっていた。さすがは、コタキ最大のショッピングセンターである。

コタキナバルの街は2㎞×1㎞ぐらいの範囲に全ての繁華街が入っている感じ。だから、端から端まででも平気で歩けるスケールである。ちょっとクサいが、面白い民芸品が多いフィリピーノマーケットや、他に2つの大きなショッピングセンターがある。1日がかりで全部のショッピングセンターを制覇した。

買い物をしていて困るのは、トイレである。マレーシアのトイレのやり方が、私にはまだ判らない。とりあえず便所がいつもびしょびしょなのである。用を足した後、便器の横に着いているホース付のシャワーのようなもので洗うのだろうけど、これがわからん。イスラムの世界では、左手は不浄の手。だからおしりを拭くのも、左手しか使わない。だから、用を足した後も恐らく左手だけで手を洗うのか、便器を洗うのか、おしりを洗うのか、・・・とりあえず、パブリックなところのトイレは、便器がべしょべしょに濡れていて、座れるようなものではないのである。。。

もちろん、ホテルのトイレは、日本と同じできれいである。だから、我が家もトイレがいきたくなると、休憩を兼ねてハイアットホテルのコーヒーショップに駆け込んだ。さすがにハイヤットのトイレもキレイやった・・・。他のショッピングセンターのトイレは、トイレおばさんに20セン払っている割には、汚いし、紙が欲しいと言ったら別に50センほど要るしね。。。

さて、ネット情報でも、おすすめだったのが、ショッピングセンターの中にあるフードコートである。私は、大概のものは大丈夫で、食べられる方だと思っていたが、さすがに、人混みと、ここのパワーと、独特の癖のある香辛料のミックスには、マイッタ・・・。気分が悪くなってしまったのである。。。特に中華系、マレー系、インド系などの様々なスパイスの香りが混じり合ったような臭いは、現地の人なら、たまらないほど良い臭いなのだろうけど、食欲バロメーターが一気に0になってしまった・・・。

もっとも、末娘もかなりのダメージだったようで、近くにあったクーラーの効いたピザハットの店内に入って、そそくさとピザを食べてしまった・・・。考えてみたら、惜しいことをした・・・。ご飯をピラミッド型に盛って、そこに好きな料理を好きなだけ取るプレートを食べたかったのやけどね・・・。身体が反応出来なかった。。。

その後、海沿いのマーケットに行ったが、ここでも海産物の干物の臭いにヨメサンがダウン。私は何とか耐えられたが、マーケット全体が魚の腐敗臭で満ちているのだから、これは、けっこう辛い人には辛いやろうね・・・。

さて、一日ショッピング三昧をして、休憩しながらやっと夕方の5時になった。今回の私のメインイベントは、セドコ・コンプレックスという、センターポイント近くにあるアウトドアレストランである。ここでは、水槽の中から好きな食材を選んで、それを好みの調理法で料理してくれるという楽しいレストランである。

こちらのディナータイムは午後の6時半ぐらいからというのが相場のようだが、一応午後5時から夜中の2時までがここの営業時間。五時の開店に来ているのは日本人の数組だけや・・・。それでも、シャコ海老のガーリック炒め、ソフトクラブの唐揚げ、蛤のジンジャーソース炒め、サバベジの炒め物、ブラックタイガーのチンジャ、ナシゴレン2皿、ビールが4本、で200リンギ(6000円)くらいのディナーやった。安いね・・・。こんなに安いのなら、伊勢エビいっといても良かったかなぁ・・・。

さて、食事といえば、ホテルでもココジョーズというプールサイドでバーベキューを食べた。運の悪い事に韓国の団体さんが来ていて、スチームボードという鍋料理みたいなのを買い占めとった。仕方ないので夕陽が落ちるのを眺めながら、優雅にテーブルサイドバーベーキューにした。でも、これ高かったし、暑かった・・・。5人で500リンギ。15000円も出して、食べきれなかった。ゴムのように硬いステーキに、半割の大きな海老。見たことのないような魚をジャガイモ、コーンなどといただく。。。たれがマヨネーズやチリ、ケチャツプなどで、サラダだけは山盛り。。こんなの、誰が食べられるのや・・・というほど大量。。。パンまで食べ放題にしてくれたって、大食い選手権やあるまいし・・・食える訳がない。。。

最終日は香宮(シャンパレス)というホテル内の中華レストランでディムサム(飲茶)にした。いくら食べても食べ放題で34リンギ/1人。まぁ1000円ほど×5名で5000円ほどやからこっちは安い。ネットの情報では、今まで食べた中で最高の、とても美味しい飲茶・・・と言うことだったが、台湾のロイヤル台北の中華の方が、私的には倍ほど上やった。。。でも、そんなにまずくは無いけどね。。。

さて、我々の日程では、最終日の使い方が難しい。夕方16時半のピックアップなのに、ホテルのチェックアウトが正午ちょうど。どうせえっちゅうねん。。。。朝からスポーツジムで汗かいて、先にシャワーを浴びておく。タクシーで近くの庶民的なサニースーパーマーケットでお買い物。昼食後は、サバ州のミュージアムとモスクという金ぴかの寺院を見学する。これで時間つぶしでもするしかないね。。。

このイスラム教の寺院である、モスクは入場無料だが、責任者の方が出て来て、日本人だと言うと、珍しいのか、寺院の中やら、お祈りの方法や意味を一生懸命教えてくれた。ヨメサンやら娘は、向こうの感覚では肌を露わにしているということで、特別な服や、頭にかぶるスカーフのようなものを貸していただいていた。ちょっと汗臭かったみたいやけど、記念写真も撮ってもらえて、とても良い記念になった。。。ただでは申し訳ないぐらいやった・・・。

さて、行きはよいよい帰りは怖い・・・・。コタキナバルから関空へは、帰りに直行便がない。関空→コタキナバルは5時間少々だが、コタキナバル~乗り継ぎ地のクアラルンプールは2時間半。クアラルンプールから関空は7時間半の深夜便。これが辛い。。。実は、同じ飛行機が日本とマレーシアを往復していて昼便がマレーシア行き、夜便が日本行きというスケジュールになっているのである。クアラルンプールから関空行きと成田行きがほぼ同時刻に出るのだが、乗客はほとんど日本人。深夜だけあって、みんな疲れ切っている。。。

クアラルンプール空港は、関空より3倍ぐらいデカいのやないやろうか・・・。立派な空港や・・・。1つの街のような空港で、各ゾーンへは列車で移動するタイプである。この列車が日本のようにゆっくりしてない。けっこう早いのである・・・。ハブ空港とはこういうのを言うのやね。。。

私らはC14というゲートで0時15分発の飛行機を待っていたのやけれど、これがゲートが変更になっていて、ぜんぜん別のエリアに変わっておった。アナウンスも無いし、もしもテレビの画面を見落としていたら・・・日本に帰れないところ・・・。やっぱり外国の空港は、何が起こるか判らないから注意が必要である。。。まして時間は深夜。眠たい。。。。

こんなところでも元気なのが韓国人の子供たちである。その数約20人。。。何の団体なのかは判らないが、引率者らしい人はいないのか、いても黙っているのか。。。。。何が儒教の国だか知らないが、空港のロビーでサッカーはするは、荷物運び用のカートに一人が乗り、もう一人がそれを押して、広いロビー内を走り回りよる。ムービングウォークを反対側から走って逆方向に競争をしよるし、またこの声がデカイ・・・。周りの人にとったら、マコト、迷惑極まりない。。。まさに傍若無人や・・・。

誰か注意するヤツはおらんのか・・・。この国には、躾という言葉は無いのか。公共の場での最低限のマナーぐらい守れないようなヤツには、パスポートを発給すべきでは無いですよ。韓国の大統領さん・・・。アンタの国の恥を他の国にばらまいているようなもんやからね。。。日本人なら、ゼッタイ叱ってやってたやろうけど、朝鮮語はわからん。。。

この騒ぎは、まもなく空港の警備員がやってきて少しマシになるのだが、疲れが倍になったクアラルンプール空港やった。。。ああ、しんどかった。。。

                                              2006/8/11-15