最近の牛肉は美味しくなくなっているのかという問題
5/12(木) ユッケの食中毒問題は、どうやら、東京都板橋区の大和屋商店という精肉卸売店がトリミングも何もしていない肉をユッケ用として卸していたのが原因・・・という説が濃厚になってきた。焼肉酒家・えびすの逆ギレ社長で有名になったけど、歩止まり100%なんていう触れ込みで、卸が、肉を売っていたのやったら、これは相当悪質やで。。。
ただ、焼肉チェーン店サイドも、これを真に受けて、細菌検査もしてこなかったこと。トリミングと呼ばれる肉の表面をそぎ落とす作業を、マニュアル内で全くやってなかったこと。。。そもそも、生肉の大腸菌汚染の可能性も考慮していなかったこと。。。ここに最大の落ち度が有ることは免れないやろう。。。念には念を入れるのが食い物商売をする人の務めやからね。。。
実際、ユッケ用のサンプルとして肉を出荷していたメールが有ったり、ネット通販サイトなんかで、ユッケ用の肉として販売していたそうやから、怖いね。。。ひょっとしたら他にも隠れた被害者がいるかも。。。生肉で食中毒って、なかなかイメージしにくいしね。。。
今回、ただの食中毒事件が、ここまで大きく報道されるのは、やはり、死に至った。。。つていう恐さやろう。。。腹を壊して数日入院するだけで済んでいたら、ここまで大きな話にならんかったはずや。。。ただ、人にも牛にも大腸の中にいる菌、大腸菌が、ここまで毒性がきついなんてこと、今まであんまり知られて無かったのやないかね。。。今度のことは、かなり警鐘を鳴らすことにはなっている。。。
以前、O157での食中毒が大きくクローズアップされていたけど、今度のO111という大腸菌は、O157よりもっともっと前に、発見されている菌や。。。腸を食べるホルモン焼きなどでは、徹底的に腸を洗浄した上で、内臓肉として食用にする。もちろん、加熱での殺菌作業は必須や。。。牛の消化器系での内臓肉っていうのは、普通の肉と、全く別に処理されるべきもの。。。ところが、いろいろな肉をカットしたりしているところでは、これがどうしても、ええかげんになるのやろうね。。。
実際、この大和屋商店っていうところは、牛肉でも豚でも鶏でも羊でも、何でも扱っていたところやったそうや。。。厳密に衛生管理がなされていたか。。。その辺りが疑わしかったのやろうね。。。随分経ってたら、家宅捜索が入っても、その時までに、徹底的に衛生的に偽装しとるって。。。そんなので菌が出るはずないわな。。。あの中国毒餃子事件の時も、ピカピカの工場しかビデオに映ってない。。。やばいと思ったら、誰でも小綺麗にするって。。。
アメリカ産の牛肉の狂牛病事件の時に、あれほどヒステリックに米国産牛のことを叩いていた人たち。日本の牛肉は安全安心だって、言っていた人たち。。。ところが、日本でもこのザマや。。人のことを言えたことか。。。って、言われて、返す言葉がないわ。。。
太古の昔から食あたりなんて有ったはずや。。。それが、いろいろな意味で、原因が詳しく判るようになってきただけ・・・っていう部分は確かにある。そういえば、昔、お肉屋さんで売っていた牛肉は、今みたいに、真っ赤でなくて、端っこの方が少し茶色になりかけている肉を平気で売っていた。。。
鮮度の落ちた肉は、しぐれ煮か何かにして、また売る。。。それが常識やった。。。今から思ったら、考えられないほどの衛生観念やったけど、そうやけど、私は昔の牛肉の方が、何故か美味かったような気がして仕方がないのやね。。。肉は熟成が進んで、腐りかけが旨い・・・なんて平気で言ってた。。。これって、間違いやったんやろうか。。。
今の牛肉なんかは、色が変わらないように、何か処理がしてあるそうや。。。牛にビタミンEを与えてあるなんて話も聞く。。。窒素ガスやドライアイスの粉末なんかを吹きかけて、酸化を防ぐ方法が当たり前になっているのやそうな。。。何か、ひとさまの口に入る物が、知らない間に、どんどん変えられているうな気がして、何か、言われようのないような、気持ち悪さがある。。。もう、旨くて安心な牛肉は、だんだん、食べられなくなるのかね。。。