誇るべき、日本の島国根性。。。 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

誇るべき、日本の島国根性。。。

3/28(月) 以前、テレビで、災害時には飲み物が無料になる自動販売機を見た事がある。大変なときだから、どうぞ。。。日本は、非常時にはお互いに助け合う・・・という文化が根付いている。ただ、避難所生活が続いたり、被災した地域では、いろいろと問題も出て来る。

 被災者に配られる食料や救援物資というものは、原則無料である。だから、阪神大震災の時なんか、神戸に浮浪者のオッチャンなんかが大量に動いた・・・なんてことがあった。公園でブルーシートとダンボールの家で生活していた人たちは、これ幸いにと緊急物資支援の恩恵に預かろうと動いたんやね。。。

 ただ、そんなオッチャン方とは別に、今回は、急死に一生を得て助かった人たちが、生きて行くための資材を買おうと思っても、その地区唯一のスーパーは被災して酷い状態。中には商品が散乱しているだけ。。なんていう状況がここそこにあったのやね。。。

 テレビのカメラがそんなスーパーの店内を撮影して人影を見つけた。。。近所のおばちゃんが、何とか使えそうな洗剤なんかを籠に入れて持ち去ろうとしていたのやね。。。テレビカメラに気づいて、その人は持ち去るのに、気を引けたのか、その場に汚れた商品置いて無言で立ち去った映像が流れた。。。私は、ちょっと複雑な気持ちにさせられたね。。。

 こんなときだから、スーパーの中に有ったわずかな使えそうな商品を使いたいって思うのは人情。でも、それを持ち去ったら、泥棒は泥棒。。になる。。。モラルが高いと言われている日本人だって、お金はATMもないし、おろせない。。。第一、それを支払う相手の店員もいない。。。商品を手に入れようにも店が崩壊している・・・じゃ、どうすりゃいいのか・・・ってことになる。。。

 私、この時、ちょっとこのテレビカメラが、おせっかいやったのやないか・・・なんて思ってしまったね。。。見逃してあげたらいいのに。。。人間、極限の状態に追い込まれたら、どこまでもそんな聖人君子じゃいられない。。。被災して生き延びるために他の人の残したわずかな食料を食べて生き延びたらアカンか。。。この話を見ていて、戦時中に生真面目に、配給の食糧だけを食っていて、闇市場の物を一切口にしなかった人が、栄養失調で死んでしまった話を思い出してしまった。。。生きていてナンボ。。。やで。。。

 被災者の人たちの中でも、いろいろなことがある。避難所では、何でも公平に・・が原則や。。ところが、同じ物が、数が揃わないと、せっかく物があっても配布出来ない・・・なんていうことがあるそうや。。。1400人のところに1000人分しか毛布がない。。。だから配布しない。。。何か、杓子定規なことも。。。公平さより、本当に必要な人に物が行き渡る方が大事やのにね。。。

 被災地って、実は平時の常識が通じない時がある。被災した人も、家が何とか残った人、何もかも無くしてしまつた人。。。お金を持っている人、持ってない人などいろいろや。。。何とか復旧したスーパーに長い行列を作ってお買い物が出来る人たちもいれば、無料の食糧支援に頼らないと生き残れない人もいる。。。こんなカオスな世界では、トラブルもあるし、諍いもある。。。でも、何とか、お互いに助け合って・・・っていう気持ちだけで、何とかつながっている。。。これは神戸の時も同じや。。。

 東北っていうお土地柄は、お人好しで人なつっこい人が多い。。。自然環境が厳しいから、お互いに助け合う文化もある。甚大な被害のなか、唯一の救いは、人々が困難に耐えて、人としての尊厳を失わず、社会秩序が保たれていること・・・かも知れないね。。。