貪欲さのない日本は落ちぶれていくしかないか? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

貪欲さのない日本は落ちぶれていくしかないか?

12/13(月) それにしても、今の時代、まだまだ就職氷河期なんて言われている。日本の景気が悪いこともあるけど、視線をもう少し遠くに見ると、日本企業でも、中国などで、もっとビジネスチャンスを拡げようと思っている企業は、優秀な中国人大学卒業生をたくさん、採用したい・・・という傾向が強いそうや。。。

 草食系で、企業より、家庭が大事という考え方の日本人学生より、ハングリースピリッツが旺盛で、肉食系、バリバリ向上心の強い中国人学生を採用した方が、将来的に自分の企業のためになると考えるところが多くなって来たということやろうね。。。日本人はどうなっちゃうのやろうね。。。

 経済っていうものが、国境が薄れて、ボーダーレスに近づくにつれて、国って何や・・・国籍って何やという世界が近づいてくる。日本に住んで、日本で生きて、日本で死ぬこと・・・の意味。。。これがだんだん薄れていく・・・。

 この点、中国の人なんて、グローバルな考えをしている人が多いね。。。端から、自分の国なんて信用していないし、信じられるのは自分だけ・・・。だから、ある程度の資金を貯めた中国人は、カナダやアメリカ、オーストラリアなどに、どんどん、好んで移住する。自国に住み続けることのリスク。。。福祉の充実した他の国に住んで、その国の国籍を取ろうとする。そこのは、もう自分の生まれて育った国、母国とは別に、自分が住む国、生きていく国を、積極的に自ら選択していく・・・というバイタリティがある。。。

 ここには、偏狭なナショナリズムもなく、人間としての幸福追求権を、ひたすら、強烈に求め続ける姿がある。。。人として強いのやね。。。こんなのを目の当たりにすると、どうも、日本人っていうのは、何やかんや言っても、まだまだ、島国根性から抜け切れていない。。。日本が一番やと思い続けているし、これからも、未来永劫、日本に住み続けようと考える人が多いからね。。。

 良い悪いの問題ではなく、実は、これって、農耕民族である日本人と、他の多くの国民が、狩猟民族であったという、過去の呪縛がまだ残っている・・・ということなんやね。。。同じ場所に住んで、永住の地を得ることが目的の人と、そうではなく、移住を繰り返す民族の違い。。。そんな気がする。。。

 出来るだけ一所に住み続けたいと考える人が多い国の国民は、どうしても、考え方が保守的になる。自分の環境が激変することを恐れて、その変化に対応していくのが下手で、出来る事なら回避したいという意識が働くのやね。。。このことは、あんまり良くない方に向く。。。

 戦後の高度成長期の日本は、こんななか、どんどん自分たちの住むところを良くしていこう。便利に変えていこうと、いろいろなインフラ整備が進んだ。。。保守的な国民性と、国の成長がうまく合致していたんやね。。。。全国津々浦々まで高速道路を整備し、新幹線はついに、青森から何と鹿児島までつながった。。。でも、ここから、日本は有る意味、守りに入る可能性が高い。。。

 如何にして、日本の今の生活水準を維持していこうか。。。どうして日本の優位を保っていけば良いか。。。みんな、後ろ向きな事ばっかりやっている。。。

 よく思い出して欲しい。。みんな、明日なんて何も保証がなかった時代を日本人は生きてきている。明日が不安だから一生懸命努力してきたし、たくさん稼ぎたいから、仕事も半端なく、やってきた。。。でも、今はどうやろ。。。。そこそこ働いて、そこそこ幸せで、自分が望む将来以上の生活は望まない。そんな国に未来なんか無いで。。。

 今の日本に足らんこと。。。それは「向こう見ずさ」「がむしゃらさ」やで。。。中途半端に豊かで、下手しないと、生き続けていられる。日本はええ国や。。。でも、それって、人としての「伸びしろ」を放棄していることの裏返しや。。。試練のない人生って、ぬるま湯に浸かったような生き方や。。。リスク取っていかんと、何も前へ進めない時ってあるで。。。