わけの分からない変動相場制なんて止めてみないか?
10/19(火)先週ついに、1ドルが80円台をつけた。。。円高だ、円高だと大騒ぎするが、トヨタはカローラを海外生産することを検討しだしたとか。。。こんなレートじゃ、やってられない・・・というのが本音なのやろう。。。
でも、よくよく考えて見たら、実は円だけではなく、米ドル以外の通貨が全部上がっている感じ。。。つまり、米ドル安。。。っていうのが、今回の特徴なのやないのかね。。。実際、オーストラリアドルが、ついに、1豪ドル=1米ドルという、記録的なレートを実現したっていうやないの。。。以前は1.2~1.4倍ぐらい米ドルが強かったのに・・・。何か隔世の感があるね。。。
私は、為替レートっていうのは、意図的に、経済のルールを変えてしまえる魔法の杖のようなもの・・・のような気がして仕方がないのやね。。。世界通貨の米ドルっていうのは、全世界で使えてしまうのやけれど、この価値っていのは、米国内ではあんまり、「使いで」っていう部分で言えば、変わらないのやね。。。
米国って言う国は、大いなる田舎者の集まりの国で、実は、自国内のことには関心があるけど、外国のことなんか、全くと言って言いぐらい関心が低い。。。つまり、悪い意味で視野の極端に狭い自国中心主義であって、自国のなかだけのことが大事なんや。。。基本的にはね。。。これって、明かな大国病で、中国なんかも一緒や。。。中華思想っていうのかね。。。自分が世界の中心や。。。自分を中心にして世界は回っていると信じて疑わない。。。他の国の人から見たら、極めてアホや・・・ってなるのにね。。。
そんな国に暮らしていると、自分がよく行くスーパーマーケットや、アウトレットの販売価格は関心があるけど、そこで売っている製品がどこの国から輸入されていて、それの品質やら性能は良いか悪いか・・・これだけで、全てを推し量ってしまう傾向が強いのやね。。。
そんな国では、自分たちの職が維持出来ていることが大事で、雇用が悪いと、製造業が振るわないからや。。。なぜ製造業が振るわないか・・・というと、米国製品が売れないからだ。。。じゃあどうしたら売れるか。。。米国製品が買いやすい状況を作るべきだ。。。輸入品が高くなれば米国の利益になる。。。そんな発想で、米ドルがどんどん安くなっていくのやね。。。
問題は、この為替のルールを、誰かの意思で、多分投機筋の手の内で、決められてしまっているという恐ろしい部分なんやね。。。米国のように規模のデカイマーケットで、こんな、むけむけの取引がまかり通ってしまうと、その何十分の一の規模もないマーケットなんて、吹っ飛んでしまうほど、影響力が強い。。だから、大国の思うがママ、為替が操作されてしまっているのやね。。。
だから、アメリカがくしゃみをしたら日本が風邪を引くっていう状況は、これからもずっと続くし、日本は有る意味、米国の経済奴隷だという識者の意見も、あながち否定できない。。。日本は米国の51番目の州。。。っていう批判も、言えてしまっている部分が有るからね。。。
我々が中学生ぐらいの時に学校で教わった常識は、実はもう非常識になりつつある。日本は原材料を世界から仕入れて、それを国内で加工して、付加価値を付けてまたそれを外国に売る。そんな加工貿易の国や・・・と教わった。。。ところが、永年、為替なんていう理不尽なルール変更に、さんざん痛い目に逢わされてきた日本企業は、どんどん海外生産の比率を上げていて、昔はたった1割ぐらいやった海外生産比率を4割ぐらいまで上げてきているのやね。。。
逆に海外で作った製品を日本に逆輸入することで、為替の不利をヘッジする術を自動車会社や家電産業などは身につけている。世界の工場となっている中国などでは、実は国家が為替レートを調整する権利を持っていて、自国に都合のよいように調整しながら元を少しづつ計画的に切り上げている。有る意味、これは、中国から製品を日本に入れている企業などにとっては、とても好都合で、為替という化け物に、理不尽な利益を横取りされなくて済む・・・という利点もあるのやね。。。。
私は、有る意味、為替のレートなんていうものは、資本主義がマーケットというまやかしのルールに惑わされることなく、政策として国がやってしまうことを、そんなに悪いことではないという意見に賛成や。。。市場絶対主義というのは、何かとても公正なルールのように見えてはいるが、その結果が、ある特定の国やコングリマットのようなところの意のままに操作されているとしたら、とても卑怯なところがあるからなんや。。。
日本はある時期、自国の通貨のレートを国が管理していた。1米ドルが360円だった固定相場制だったのを、欧米の批判や圧力に負けて、変動相場制に移行した過去がある。私は、今でもそのことが本当に良かったのかどうか。。。判らないのや。。。
自国の通貨の価値を自国の中央銀行などが決められないこと。この大きな権限を為替の市場というブラックホールのようなところに丸投げしてしまったこと。。本当に、これが良かった事なのかどうか。。。中国のように計画的に政策的に相場を支配する権利を保持し続けて、なんで悪かったか。。。私にはわからへんのや。。。
結局、日本人の貯蓄した莫大な郵便貯金などの資金は、回り回って、米国債などの投機的な物を買い入れする担保にされてしもて、これって、高い貯蓄率を誇っていた日本人の資産をアメリカさんたちに、差し出してしまっただけやないのか。。。それって、大きな嘘をつけば、ばれない。。。赤信号、みんなで渡れば怖くない・・・の「のり」でやってしまって良いものか。。。と、未だに不信感で一杯なんやね。。。
私は近い将来、日本がもう一度、自国の為替レートを決定出来る権利を取り戻す手は無いのやろうかと考えているのやね。。。そう固定相場制への回帰や。。。白人たちのルールをなんでアジア人たちは受け容れないとあかんのか。。。中国は中国で、自国の通貨レートを自国で立派にコントロールしとるやんか。。。何で、それでダメなんか。。。誰か教えてくれ。。。アジアのルールでええやんか。ここはアジアなんやから。。。