復活!竹中平蔵の時代背景 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

復活!竹中平蔵の時代背景

8/6(金) 最近なぜか、竹中平蔵さんの名前をよく聞く。そう、小泉改革の時に、リーダーシップを取っていた、あの人や。。。官から民へ、民間に出来ることは民間へ。国から地方へ。地方に出来ることはどんどん地方に任せて。。。骨太の方針のあの人や。。。

 小泉純一郎首相のやっていた郵政改革と、その後の財政改革は、実は、方向性は間違っていなかった。それを再評価する意見が多い。。。小泉さんのやろうとしていた郵政改革っていうのは、実は、郵便貯金という、国営金融機関を民営化して、官僚達が好き勝手に使っていたサイフを取り上げることにあったんやね。。。

 ご存じの通り、郵便貯金っていのは、もともとは、国が外国と戦争で戦うために、国民から金融資産を集めるために使われた。戦後も、国営の信用度を背景に、莫大な国民の財産を、国が国債を発行するときの受け皿として、利用されて、官僚が外郭団体などを作って天下りし、そこに、政治家に口を挟まれずに、特別会計で自由に使えるサイフとしての機能をずっと果たしてきた。。。

 資金っていうのは、民間に貸し出されて、より大きな利益を生むために活用されるべきものや。ところが、郵便貯金のおよそ8割は、国債の買い入れで運用されておる。つまり、国が借金をするために、郵便局にある金を借りて、その金で政治的なバラマキやら、官僚の天下りしている団体の事業資金として、好き放題、使われてきたんやね。。。

 こんなのを止めさせて、郵政事業そのものを民営化して、郵便貯金も普通の銀行と同じにして、民間にもっと、潤沢な資金を環流させようとしたんやね。。。ところが、既得権益を持つ官僚OBたちや、全国郵便局長会などが、これに猛反発した。。。小泉総理の後、安倍・福田・麻生と続くうちに、形勢は逆転。またまた郵便局を国営化させるような党まで出て来た。。。

 今の民主党政権っていのは、実は、日本人は、これからどうしてメシを食っていくのか。。。っていう、しっかりした方針が無い。。。日本人は、世界から石油や小麦、大豆など大量の物資を買わないと、飢えてしまう。。。今までそれを買うための銭をかせいでくれとったのは、家電製品や自動車の輸出やった。。。

 ところが、稼ぎの4割も税を取られる日本のような法人税の高い国で、もの作りをしておったら、価格競争力が無い。人件費の安いところで作った製品と同じ土俵で相撲を取っていたら、勝てるはずもない。。。当然、日本のメーカーは、世界に工場を移動させてしまう。。。そうなりゃ、日本は空洞化。。。いくら、サービス業ばかり頑張ってたって、外貨は稼げない。。。どうするねん。。。

 どうも、日本人っていうのは、精神論で、外国企業に日本企業が乗っ取られる・・・ということに、アレルギーがある。世界的に見たら、外国資本が日本に投資してくれる・・・っていうことだけなのに、日本の企業が乗っ取られる・・・という危機感と、国粋主義で、これを排除したり、防衛策を採りたがる。。。ここが実は日本の弱みになっとる。。。

 外国から日本への投資っていのは、実はもっと歓迎されるべきもの。。。日本のマーケットが魅力的で、もうかりそうだから、投資してくれるのであって、日本人を傘下に入れて、蹂躙してやろう・・・なんて、気持ちは全く無いのにね。。。

 小泉改革では、このことを「痛み」という表現で処理していたけど、国内企業を擁護せずに、世界の企業と競うためには、少なからず、犠牲者が出たのやね。。。例えば中国から日本の野菜の半値以下で大量の食物が入って来た。規制緩和。。。外国製品との競争にされされたら、島国日本で、今まで役人に手厚く守られていた産業は、どんどんお商売がしんどくなる。。。そして、最悪のケースになったら、転廃業を余儀なくさせられる。。。

 これを問題だ。何とかせえ。。。って当時のマスコミも、セーフティネットなんて言葉で、言っていた。でも、今から、それを振り返ってどうやったのかね。。。結局、日本は一人で生きていけるほど自立していない。。。食糧自給率を上げるって言ったって、そのためにバラマキやったって、どうやねん。。。命を延ばすことは出来ても、絶対的な根本的な解決にはならへんから、玉子は自給率が高いと言ったって、その鶏に食わしている餌は輸入しているし、米を作るための肥料も輸入している。。。つまり、見せかけだけの食料自給率を演じているだけ・・・。何も解決にはなっとらん。。。

 そう、日本は結局、外貨稼いで、その金で食い物や石油を買わないと生きていけない国・・・にもうなってしもとるのやね。。。

 京都でも、呉服屋さんがバタバタと倒れて廃業しとる。これって、もう今の人は、洋服しか着ないから。。。という時代の流れがあるからや。。。結婚産業とお茶やお華、芸能関係しか、和服産業は使わない。。。

 全国にシャッター通りが増えたのかて、大きなショッピングセンターにみんなが行って、街の商店街で買い物をしなくなったから。。。大きな所で何でも買いそろえてしまう・・・ワンストップ・ショッピングの便利さが、そうさせてしもたんや。。。商店街の人は廃業して可哀想。。。でも、どうかね。。。シャッターは降りているけど、店の不動産までを処分するところまであまり、行ってない。。。つまり、みなさん、意外と蓄えがある。。。だから、新陳代謝がなかなか進まないというのも、デメリットとしてある。。。

 日本列島改造論の時は、一億総土建屋とまで言われた。。。その当時の土建屋さんの9割が潰れた。。。でも、その人たちは、別の仕事に変わったりして、どっこい、生きているのやね。。。

 行政の仕事っていのは、激変緩和措置であってもいい。ただ、根本的な部分で、その産業やお仕事を伸ばすのか、廃らすのか。。。この取捨選択が必要になってくるものや。。。伸びる可能性のあるお仕事を優遇して、どんどん儲けさせて、どんどん、税金を払って貰う。。。あるいは、たくさん人を雇って貰う。。。これが、経済成長戦略の基本なんや。。。

 よく共産党が、大企業にだけ有利な政策や・・・って批判するやろ。。。私、あれ、間違っていると思うんや。。。実は日本の税金のほとんどは大企業が払ってくれているのや。。。つまり、大企業を儲けさせないと、税収は上がらないし、下請けの中小企業も潤わない。。。これが日本の経済構造や。。。赤旗新聞や労働組合の活動ばっかりやっていて、一銭も日本のGDPを上げてない人たちに、しっかりかせいでいる人たちが批判されるのはおかしいで。。。

 期間社員やすぐにクビに出来た安価な人材が確保出来たおかげで、日本の製造業は国内に残った。でもこれが格差を生んだ。。。正規と非正規の人たちの間に大きな溝が出来てしもて、これが大きな年収の差になった。。。これを行政が無理矢理正規に採用しなさい。給料はこれだけは払いなさい。。。なんてやりよった。。。

 企業は当然、そんなの無理というわな。。。そしたら、国は企業にクビにせえへんかったら金をやる・・・なんて、馬鹿なことを始めよったんや。。。この間違った政策が、結局日本企業の競争力と体力を奪ってしまいよって、どんどん業績が落ちて、立ち直れないほどになった。。。ほんま、アホなことをしたもんや。。。

 日本は、今一度、経済原則に立ち戻るべきや。。。大金を納税してくれる大企業を守って、しっかり、稼げるようにして、日本の経済のパイを大きくする。雇用や昇給などは、企業業績が上がった後についてくるもの。。。前にやることやない。。。

 具体的には、日本が強い環境技術であるとか、原子力発電所や新幹線、ロケットやロボット、マザーマシン、電子機器、レアメタル、省エネ関連などの受注を官民一体で、もっと頑張らないとアカン。。。土曜休みもやっている場合やない。一週間に一日休んだら十分やんか。。。怠け癖がついたら、勝てへんで。。。

 そして、何より、政府が大きくなるのやなくて、国民の幸せが大きくなる政策に変えて欲しい。官僚達には、立派な人たちがたくさんいはるのやから、その人たちをもっとフルに働いて貰って、しょうもない仕事や、無駄で生産性の低い仕事を止めてもらわんとあかん。。。無駄に使える税金なんて一銭もない。。。たった3年で、どうしようもない財政危機を黒字化したカナダの政府の爪の垢でも煎じて飲んでみたらええのに。。。

 特別会計の全額一般財源化と、各省庁の外郭団体、独立行政法人などを廃止統合吸収して各省庁に戻させる。年度末の使い切り禁止。繰り越し金の全額繰り戻し強制。基金の全額解約・・・。このぐらい大胆な事でもやってもらわんと、この国の税金食いつぶし体質は変わらないで。。。