地域エゴは、取り返しの付かないことになるという例 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

地域エゴは、取り返しの付かないことになるという例

7/15(木) こんな非常事態の時に、参議院選をするなんて。。。口蹄疫騒動で揺れる宮崎県は、消毒のための石灰やらだらけ、農場から出る車のタイヤを洗車したり、まさに、防疫の前線基地の状態なのやそうや。。。九州南部の大雨も混乱に輪をかけている。。。

 そんななか、選挙をやるかどうかの判断は難しいところやろうけど、逆に宮崎県一県のために全国的に選挙の日程を変更するのも・・・という意見が出るのも事実。。。口蹄疫は、前代未聞の大きい被害を宮崎県の畜産業界に与えたけど、何度か被害の拡散防止に失敗しているツケが回った・・・という部分もある。

 そんななか、東国原知事が、農林通産省を訪ねて、たった数頭残った種牛の助命嘆願。。。聞けば、そのスーパー種牛の価値は底知れず。一度失うと、また5年も6年も良い肉質の牛が出来るまでかかってしまうのやという。。。まぁ、気持ちは、解らないでもないけど、そのおかげで、日本じゅうが口蹄疫の汚染地域の指定から解除されない・・・としたら、少し、風向きが変わってくる。。。

 私は、以前このページで、甘すぎる宮崎県の対応を批判したことがある。南国特有のゆったりした県民気質が、家畜伝染病を完全に封じ込めるのに、弊害になっていると思ったからや。。。案の定、口蹄疫はどんどん汚染地域が広がって、危険地域が一部、鹿児島県にかかるところまで行ってしまった。。。もっともっと、早い段階で、殺処分を完了してしまっていたら、蔓延は防げたかも知れないし、その牛や豚の殺すために支払われる保証金は、全額税金で支払われるのやね。。。

 有る意味、大幅な殺処分の遅れが、ここまで被害を拡げてしまった・・・結果になってしもたんや。。防疫の話より、保証の話が優先されて宮崎県知事の口から出て来る事自体、私は、順序が違う・・・。まず感染を押さえ込むことに専念すべきや・・・と思ったで。。。

 宮崎県は自分のことしか考えてないという批判もある。一度、口蹄疫などの伝染病が出ると、その地域は、国単位で汚染地域に指定されてしまう。今までは中国・韓国だけやったけど、宮崎県に韓国からの牛が来てしもたおかげで、日本全国が口蹄疫の汚染国となってしまったことを、ご存じだろうか。。。

 実は日本の牛肉というのは、なかなかブランド力が有って、アメリカやら、外国の特別なレストランでは、わざわざ日本から霜降りの和牛を航空便で取り寄せて、商売をしているところが有ると聞く。。。ところが、日本が汚染国になったおかげで、ほとんどの非感染国が、日本からの牛肉を輸入禁止にしてしまっているのやね。。。つまり、そのようなところは、日本から美味しい和牛のお肉を仕入れられなくなって、商売あがったり・・・になっとるんや。。。

汚染指定の解除のためには、域内全数の殺処分とともに、数ヶ月間の域内での再感染報告ゼロが条件になる。。。つまり、例外など、認められてなくて、全頭殺処分がされないということは、日本中の家畜農家の牛や豚も輸出出来ないということなのやそうや。。。迷惑千万な話とともに、もし、日本中に感染が広まってしまったら、宮崎県はどんな責任の取り方をするつもりなのかね。。。取り返しの付かないことになりかねへんやんか。。。

 辛いけど、何より蔓延、感染拡大防止が最優先。。。こんな考え方が、いま一番大事や。。。対応が遅れて、被害金額が莫大なものになってしまった失敗から、何も学ばない態度は、私は申し訳ないけど、知事失格やと思うで。。。東さんよ。。。地域エゴ言ってられる場合やない。。。あまりにも、周りが見えて無いで。。。どれだけ迷惑かけていると思っているねん。。。