頻発する国家賠償訴訟に国は保険に入るべきや! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

頻発する国家賠償訴訟に国は保険に入るべきや!

5/22(土) 先日、大阪府の泉南地域での石綿被害者の起こした裁判で、大阪地裁は原告の訴えを認めて、国に賠償をしなさいという判決を出した。。。例によってマスコミは、画期的な判決・・・とはやし立てているが、私は少し言いたい事があるのやね。。。

 今回の判決で裁判所は、1960年当時には、石綿の危険性が明らかになっていて、国は、その使用を規制出来た・・・のにしなかった。。。という判決が出たのやね。。。悪いのは誰か・・・を決めるのに、普通で考えたら、その石綿を発生させていた工場が第一次的な責任があるのは当然や。。。ところが、最近の肝炎訴訟とか、カネミ油症とか、公害系の裁判で、ことごとく、国の責任を認める判決が出ていることに危惧を感じるのやね。。。

 何でも国賠にもっていくと、世の中、どんどんみんなの税金がそんなのに使われているという事に、もっとみんなが危機意識を持つべきやと思うのや。。。本来、その案件の当事者、発生者が責任を負うべきことやのに、何でも国にケツを持っていくと、通ってしまう社会・・・。これが税の不公平の問題にも繋がってくるからなんやね。。。

 被害者救済・・・と、字面では見てくれは良いのだが、その反面、我々の税金を一部の人たちだけに集中して使う・・・という面がある。。。この不公平感をもっと心配すべきやと思うのやね。。。言い換えれば、江戸の敵を長崎で・・・みたいな話。。。泉州地方にたまたま石綿を生産する工場があって、そこで働いていた人たちが石綿の危険性を知らされずに肺の病気になり亡くなった。。。

 この原因になった石綿を出した工場が本来その補償をすべきやのに、その人たちとは全く関係のない多くの人たちの支払った公金から、その遺族への補償がされたとなった。。。らどうやろう。。。公金の使い途として、本当にこれが必要やったのか。。。という疑問が私には残るのやね。。。

 私は、被害者救済の意味やったら、こういったケースは、発生源であった企業がもう倒産して補償が出来ない・・・とかいうケースに限られるべきやと思うのやね。。。ところが今は、そうではない。。。何でもかんでも国につけ回し。。。社会主義国やあるまいし。。。それで税金が足らなくなったから増税・・・って、これ、どうなん。。。

 私は、何でも国に責任を持っていったら、事が丸く収まる・・・というような昨今の風潮は、とても危険なことやと思うのやね。。。親方日の丸的な感覚を持つ、自立出来ない人間をどんどん増やしていくことにも、つながってくるからね。。。国民の4人に一人が公務員のギリシアが、経済破綻したように、こんな風潮は、国に寄りかかって生きる人たちをどんどん増やしてしまって、どんどん甘やかされた国民を量産していくことになるからや。。。

 似たような事例はもう、どんどん蔓延傾向にある。。。広島県内の国道2号線沿線住民が、受忍限度を超えた騒音と振動で、国からの賠償が認められたりしたケース。。。柔道部に入っていた子どもが練習直後、熱中症で死亡したケース。死亡した生徒の親は、市を相手取り、訴訟を起こして、市に賠償責任があるという判決が出る。。。何千万もの公金が、その子の親に補償として、支払われる。。。事故か病気か判別は難しいケースでも、どんどん被害者保護のケースで公金が支払われていく。。。これもどうなんや。。。一つ認めたら、どんどん、収拾がつかなくなっていく。。。

 このクラブを指導していた先生に落ち度が有った。。。早く救護していれば、命までは落とさなかった。。。確かにそうかも知れん。。。当事者の先生が、自分のミスを認めて、その人個人が、亡くなったお子さんの生涯得られたであろう収入に見合った額を賠償しなれればならない・・・としたら、誰も先生なんていう商売をやろうとしなくなる。。。それもそうや。。。

 でも、それを全額税金でしてええのか。いや、それしか方法がないのか。。。亡くなった親御さんの気持ちも大事やし、でも、その子の親に賠償金を払う事に、私は少し違和感を感じる。。。何か、子どもを将来、金をかせぐマシーンみたいにとらえてもね。。。

 ただ、批判を覚悟して、あえて申し上げると、この柔道部の顧問の先生の落ち度はどうなるのかね。。。子どもがぐったりしていたのに、ほおっておいて、必要な救護措置を採らなかった。。。このミスを、我々の税金で賠償しなければならないことなのか。。。私にはやっぱり釈然としないところがあるのやね。。。

 まぁ、恐らく、この先生は、教え子の死亡で、想像を絶するほど、社会的な制裁は受けておられるとは思うけど、あえて、教師の責任の重さをもっと痛感してもらうことで、類似の事件を防ぐと言うことも大事になってくる。。。そうなると、個人的な謝罪と賠償も、必要になってくるのやないのかね。。。

 聞けば、公務員さんたちは、最近、職務上だけれど、極めて個人的な訴訟をされて敗訴したときのために、保険に入っているケースが増えていると聞く。。。今回のケースも、市が全部を公金で支払うのではなく、こういった保険レベルの話で、何かうまく処理が出来なかったか。。。そんな気もするのやね。。。