ここまで違う!恥の文化・中国人と日本人
5/6(木) やっとゴールデンウィークが終わりましたね。。。皆さん、どうでしたか?
さて、先日、きっこのブログを見ていたら、パジャマで外出する人たち・・・っていうことが出ていた。いま万博が行われている上海では、パジャマで買い物とか、ちょっと食事っていうのは、普通の事らしくて、これも、その行為が恥ずかしいことなのか、恥かしいこと・・・では無いことなのか・・・の尺度の問題やと思うのやね。。。
上海では、いま、名物の洗濯物を道路に伸ばした物干し竿にかけて乾すのも、禁止しているのだそうや。。。きっと当局は、これを「恥ずかしいこと」と思っている人が多いから、禁止行為としているということなのやろう。。。北京五輪に続いて、上海万博でも中国人のマナーアップを国家レベルで必死に上げようとしている姿がここにある。。。
そういえば、現代の日本でも、大きなショッピングセンターなんかへ、平気で、パジャマ姿や、寝間着に使っているジャージ姿で出かけてくるヤンキーの若夫婦なんかをよく見る。ジャージ姿っていのは、考えてみれば便利なもので、一日中着替えていなくても済むようなオールマイティな衣類・・・っていう見方も出来る。。。だけどもやっぱり、着替えをしないなんて・・・と、眉をひそめる人もまだまだ多いやろう。。。
まぁ、こと、「だらしなさ」っていう尺度と、その人達の生活レベル、つまり収入の多さというのは、有る程度の相関性がある。そこそこの収入のある人は、そこそこの身なりをするし、逆に収入の低い人は、それなりの格好しかしない。。。まぁ、例外はあるやろうけどね。。。
でも、そこで、身なりで人を決めつけてはいけない・・・っていう、優等生の意見がある。実際、私の知っているそこそこのお金持ちの人でも、恐ろしくドケチで、着ている服はもう30年ほど。。ヒザは抜けて、襟元は伸びきっている。。。そんなの気にしない・・・なんていう人がいる。
私は、お金をたくさん持っている人っていうのは、有る意味、無駄遣いが嫌いな人でもあると思うので、自分の意思で、服なんかに大事なお金を使いたくない・・・という考え方の人も多いと思うのやね。。。だからこそ、大金持ちになった・・・というのも、また真理でもある。。。誰も生まれながらお金持ちになった人は稀で、コツコツとやってきたから、いま、たまたま小金が貯まったという人は多いからね。。。
まぁ、国家レベルのマナーとか、常識非常識の線引き・・・というのは、意外と難しいもので、まして多民族国家の中国なんかでは、余計に難しい。まず、一部の比較的所得の高くなってきた人たちに、公共的な発想から、不快に思うような事を無くしておこうとして、こんなことをやっているのやね。。。それを皆に広めようと。。。大変骨の折れる作業や。。。。
日本も昭和20~30年代には、今の上海と似たような時期を経験している。日本も明日の食料も苦しい時期を過ぎて、比較的余裕が出てきた頃から、日本人のマナーが飛躍的に向上してきた。。。有る意味、そのリーダー的な人たちが、新しいモラルを創造して、それを何とか多くの人たちに真似をさせることで、日本人全体のマナーが上がってきたという経験が有ったと思うのやね。。。
もちろん、江戸時代までの封建制やら、日本人としての倫理観のようなものも助けがあったと思うけどね。。。ただ、日本人と中国人の大きな違いは「恥」の文化の差やと思うのやね。。。日本人は人に辱めを受けることを極端に嫌う文化がもともとある。だから、人とは違うとか目立つとかを嫌うところがある。それが、良いと思うことを真似る行為に向かうのやね。。。
それに対して中国人は、恥ではなく、権力者の行っていることに従うことで、言うことを聞く文化やと思うのやね。。社会的に権力者が決めたことを守らせるために、罰を重く設ける。罰を受けるのが嫌だから、指示に従う。。。こんな構図や。。。つまり、自発的ではないから、ちょっとタガが緩むと、すぐ元に戻る危険性がある。。。面白いものやね。。。
ただ、中国人13億人を全部画一的に見る向きは間違いや。。。中国人にもほんといろいろな人がいて、極めて日本人に近い感性を持つ人たちも多いし、そんな人は、中国人全部がもっと良いマナーを身につけて欲しいと思っているのやね。。。自国民のことを恥ずかしいと思ってくれたら、きっと未来は良くなる。これって、意外と大事なことなのやね。。。