あまりにもお粗末なこの国のリスクマネジメント
4/17(土) 4月は毎年、日本では新年度の始まりの月や。。。その4月の月末となりゃ、憂鬱になる人も多いのやないのかね。。。申告所得税の引き落としはあるし、固定資産税もこの時期に払わないといけない。。。高い金払った、自分の土地と家やのに、家賃に近い金額の税金を払わないといけないなんて、なんて日本の税は重いのやろうと、痛税感を、一年中で一番感じる季節の始まりや。。。
それにしても、日本は、いろいろな名目でお上が、国民のお金を取り上げてしまう国やね。。。買い物する度に払う消費税、喉が渇いて飲むビールは酒税、給料から天引きされる源泉徴収の所得税、天引きされている厚生年金の掛け金やら、雇用保険の掛け金、健康保険料、車の燃料にかかるガソリン税に、自動車にかかる自動車税やら自動車重量税、自賠責保険の保険料、領収書に貼らないといけない印紙税、やっと家を買ってほっとした時に来る不動産取得税、いったい、どれだけ税金が有るのやろうと、めまいがするぐらいやで。。。
バラバラに取られているから、そんなに感じないのかも知れないのやけれど、日本は、もうすでに、とても住むだけやのに、とても高コストの国になってしまっている・・・と言っても過言や無いのやないのかね。。。税率は低いように偽装されているけれど、福祉や年金の積立金まで入れると、とてつもなく高額のお金を国や自治体に吸い上げられていると言えるのやね。。。これってちょっとした、社会主義国並み・・・なのやないのかね。。。
私は、日本の経済がなかなか活性化出来ない理由は、実はこんなところにあるような気がするのや。。。つまり、収入の割には、可処分所得が少なくて、義務的経費の負担がとてつもなく重い。。。これって、役人達のええように世の中を作られてしまっている・・・という証拠でもあるのやね。。。
国民から吸い上げられたお金の多くは、公務員さんたちの給料に消えてしまっていて、その国民から吸い上げられたお金に、みんなが群がっている構図。。。健全とは、お世辞にも言えないね。。。
それと、金融資産があるのに、なかなかお金が回らない現象。。。これは政治の責任や。。。みんなが信じて疑わなかった老後の安心のための年金。。。安心しきっていたら、次々と不安な材料が続出してきた。消えた年金問題やら、支払っていたはずやのに、カウントされていない不祥事など、今まで信じていた事に、裏切られた反動は大きい。。。
老後は年金があるから安心と思っていた人たちも、政府のやっていることやのに、どうも不安で、将来どうなるかも知れない・・・ってなったらどうやろう。。。国民は財布のひもを緩めるどころか、逆に引き締めてしまう。。。ただでさえ、始末をしてきた年代の人たちだから、金はあっても使おうとしない。これで、景気なんて回復するはずないやんか。。。
おまけに、若い年代の人たちは、正社員ではなく、契約社員やらフリーターなど、社会的に不安定な立場に置かれている人の割合がとても多い。。。働き出して10年経っても、まだ時給820円の世界から抜け出せない人たちっていうのは、あと10年経っても、同じ。。。世の中の不安定さは、増しこそすれ、改善されることは少ないのやね。。。
私は、そもそも、国が雇用の安定のために何か施策をするというのが、眉唾ものに見えて仕方がないのやね。。職業訓練やら、労働局のやっとるハローワークやら、労働基準局のお仕事・・・・。私は厚生労働省っていう役所の仕事が、どうも本当に必要な仕事なのか、甚だ疑問に思う事が多いからや。。。年金関係は財務省に統合して、収入庁にして解体してしまってもええと思うぐらいや。。。ハローワークはリクルートなんかの民間にでも、させてりゃ、アカンのか。。。高い給料の役人がわざわざしないとアカン理由がない。。。
今の世の中、何でもかんでも国に頼りすぎやし、国の責任をどんどん追求してしまうケースが大きくなりすぎて、世の中、おかしくなってきていると思わへんか?薬害とか水俣とかカネミ油とか、そんな事件で、国家賠償訴訟というのが、増えすぎたのが私は、大きなきっかけになったと感じているのやね。。。つまり、このことが、国や地方の仕事を激増させてしまったし、何でもカンデモ国に責任を押しつけてしまうような悪しき風習を作ってしまったと思うのやね。。。
例えばある製薬会社が製造した薬が、実は肝炎を引き起こしてしまう薬やったとしよう。肝炎になってしまった患者さんたちは、製薬会社に、損害賠償の裁判を起こすやろう。。。ところが、国がその薬をチェックする仕事をしてしいるからという理由で、国にも責任があるとしてしまったらどうだろう。。。
普通、この手の不利益は、民事の当事者間で話し合うルールがある。ところが、国が噛むことで、患者側は、あまりにも、莫大な請求が可能になってしまう。。。そして、その解決金が、我々の税金から、いとも簡単に支払われてしまう・・・という現実があるのやね。。。これが民主主義的に、公平なものなのかね。。。社会正義も無い。。。。
このことに関して、我々国民には、全く非がない。。。悪いのは、薬の審査を安易に通してしまった担当者であって、我々国民の税金で、ほんとうに、この人のミスをカバーしてあげる必要があるのかどうか・・・という問題が残るのやね。。。
というのは、この手の損害賠償っていうのは、青天井に拡がる懸念があることなんや。もし、この薬品のおかげで、何十万人もの人が一生寝たきりになってしまって、その人たちの一人何億もの、遺失利益を全部、国賠で支払ってあげなければならないとしたら、国は確実に破綻するのや。。。その人たちの寝たきり一生入院生活を支えるために、我々他の国民が納税を続けるということになる・・・という馬鹿げた話になる恐れが、十分にあるからなんや。。。
私は、肝炎訴訟の時にも書いたけど、この手の国賠訴訟には、何らかの歯止めが必要やと思うのやね。。。それも国民全員が納得できるレベルの。。。具体的には、国は新薬の審査を誠意を持って行うが、その責任を限定的にしか負わない・・・というルールを確定しておく必要があると思うんや。。。そうでないと、親方日の丸体質に豹変してしまった患者訴訟団の食い物に国がされてしまう可能性があると思うのやね。。。
まぁ、現実的には、心情的に、ものすごくお気の毒やという気持ちはある。でも、だからといって、凄まじい金額の和解金やら保証金の類をバンバンと何の制限も無しに払われていたら、我々国民はたまったものやない。。。新薬の審査をしている職員が全部払ってくれるのやったらええけど、そうやなく、更迭する程度だけなんやろう。。。どうせ。。。
国家が支払うお金というのは、公金である。一職員のミスを国が賠償しなければならない・・・というルールは、実は、あまりにもその職員に高いレベルの責任を負わせてしまうことにもなる。。。失敗すれば、何兆円ものリスクがあるようなケースも考えられる。そんな危険が一杯の仕事は、一納税者からしたら、ご遠慮願いたいというのが本音やんか。。。この国のリスクマネジメントは、まだ赤ちゃんレベルや。。。
もっと、ちゃんと、せっかく収めた税金を、大事に使ってくれと、この時期には、本当に強く感じるね。。。