日本企業が忘れかけているもの。。。 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本企業が忘れかけているもの。。。

3/30(火) 先日、ニュースを見ていたら、マレーシアでは、韓国人とのお見合いツアーのようなものが盛んで、これが人身売買のようなものに近いとして、何と、韓国人男性とマレーシア女性の結婚を一時的に禁止する法律が出来たのやて。。。

 まぁ、かなり封建的で亭主関白な韓国人男性と結婚したマレーシア女性が苦労させられている話も伝わっていたのやろうね。。。まぁ、日本人も農村の若者が、中国の田舎の村で嫁さん探しツアーをやっていたから、あんまり褒められた話やないけどね。。。まぁ、日本の男性は韓国の人よりやさしいやろうけど。。。

 このニュースと一緒に、アジア各国の人たちがどこの国の人に親しみを感じるか・・・というアンケート調査が出ていた。日本は中国、韓国ではあんまり良くないけど、他のアジア各国では、いつもナンバーワン。反対に韓国は嫌われている国が一番多い。。。なんでかね。。。

 そういえば、先月、私が台湾で緊急手術になってしまった時、私は本当に台湾の人たちにお世話になった。もし私が韓国人だったら、ここまでは、してもらえなかったやろうと、ある人が言っていた。それだけ親日度が台湾では高いということなんやそうや。。。正直、事故になったのが、台湾で良かった。。。

 一週間の入院の間、ちょうど旧正月のお休みにも関わらず、台湾の友人たちは、交代交代で毎日誰かが病室に来ていてくれて、看病疲れのヨメさんを連れ出しては、ご飯を食べさせてくれていた。たまには、お金を支払わせてくれと言っても、トイレに立った隙に、もう支払いをしてしまっている。。。

 それならば御礼に何かプレゼントをしたいと言って買っても、ガンとして受け取らない。。。まぁ、帰国してから、何かを贈ったけど、ほんと、私の知っている限りの台湾人は、みんな、人が良くて、相手を思いやる気持ちにあふれている。。。また、相手をもてなすのが好きという気質なのやろうね。。。恐らく。。。

 私は、これって、実は、いまの日本人が、ちょっと、忘れかけているようなこと・・・って、これやないかと思わせてくれたのやね。。。白人たちの社会っていうのは、常に相手を言い負かすとか、圧倒して勝つのを是とする文化土壌がある。だから、欧米人たちは、小学校から、ディベートという、討論の訓練をする。この能力の高いものだけが、上に行けるという社会やからね。。。日本もだんだんこんな、世知辛い社会になってきた。。。倒れている人を踏みつけても電車に乗る事を優先するような社会。。。なにか、寂しいね。。。

 でも、アジアっていうところでは、もともと、相手の人を立てる文化がある。全く別の発想から来ているのやね。。。今の日本って、おかしくなってきたのは、どうも、もともとあるアジア的な、相手を大事にする文化から、相手を打ち負かす文化に変わってきてしまったのが原因なのやないかと思うのやね。。。

 これって、例えばトヨタの車工場で、企業が、社員を信じて、けっして、欠陥品をつくらない・・・と、会社に信頼されて働けている企業風土か、それとも、常に誰かが監視していて、ミスをしたり、さぼったりしないかチェックをしないと、人は怠けてしまうものだ・・・とする。性善説・性悪説のようなことに似てくるのやね。。。

 日本流の品質管理システムは、実は、皆がよりよい製品にするには、どうしたら良いかを常に考える事が基本にある。ところが、QC活動は、実は欧米ではなかなか、そのまま実現するのは難しい。。。社員の能力の問題より、意識の問題が大きいのと、労働に対する考え方が、それだけ高くは無いからなのやろうね。。。

 トヨタの車の品質についての問題は、人件費の高い米国ですら、社員の意識を高めても高めても、日本と同じようには、うまくいかない現実があると思うのやね。。。それは、その国の人の持っている風土が違うから、同じやり方では、通じないということなのやろう。。。

 トヨタのQCシステムが、どの世界で通用するオールマイティなものであるとは、言えないやろう。。。それより、その国自身の良さが、それに反映されているかどうか。。。技術や能力だけではなく、人を人として、見つめて、その上で、人を大事にするアジア的な文化が、その中に流れているかどうか・・・が成功には必要なような気もするのやね。。。