春の京都を「着物ジャック!」
3/23(火) 京都っていう御土地柄っていのは、どちらかと言えば保守的やった。大阪神戸で、ケバケバしい若者のファッションが流行っている時でも、京都で同じ事をやったら、浮いてしまう。。。そんな街やった。。。
でも、その京都も、すっかり、そんな面影は失せて、繁華街を歩く若者は、どこかのファッション雑誌から抜け出て来たような人が増えている。。。まぁ、有る意味、京都のアイデンティティが全国版のどこにでもあるような若者文化に敗北した。。。そんな感じかね。。。
そんな京都でも、やっぱり、ちょっと危機感を感じている人たちは居て、この春、京都の観光地では、少し異変が起こっている。。。着物ジャックである。。。京都の若者やらがツィッターサイトで呼びかけて、みんなで、着物を着よう・・・なんていうつぶやきをネットでしているのやね。。。
もともと、斜陽産業やった京都の呉服関係を何とか活気づけしようと、市長は議会など公式の席では和装をするのが当たり前。着物を着ている人は、タクシーや観光地で割引が受けられたりのサービスはやっていた。それでも、呉服関係の仕事をしている人までスーツ姿で売っている現実。。。なかなか難しかったのやね。。。
ところが、寒さが厳しい冬や、京都特有の盆地気候で蒸し暑い夏と違って、京都の春や秋は、絶好の気候に恵まれるベストシーズン。。。この時期なら、そんなに着物も不具合が少ないし、寒くも暑くもないから、意外と快適に過ごせる。。。つまり、着物の良さが実感できるシーズンでもあるのやね。。。
それに3月・4月の京都は卒業や入学などのシーズンでもある。着物を着る機会がドーンと増える時期でもある。こんなこともあるのやろうが、最近、京都のまちなかを歩くと、妙に着物を着ている人が多い。。。もともと、四条通のお店には、祇園の舞妓ちゃんがちらほら買い物に来たり、観光産業やら町屋を使った居酒屋さんなどでは、着物をユニフォームにしている店もあったりで、着物遭遇確率は高いのやけれど、それに増して、最近は、不思議な光景に出会う。。。
ちょっと前までは、女の人が一日舞妓体験でぎこちない歩みでコッポリさんをはいてあるいていて、なにやら微笑ましい姿が有ったのやけど、先日見たら、白人の男女カップルが着物姿で歩いていた。。。何かいかにも外人好みのフジヤマゲイシャ・ファッションなのだが、これもまたご愛敬。。。京都の休日を実に楽しそうに謳歌されておる。。。
そして、今年になって、つい先日見たのが、何と中学生と思われる子供たちが、全員、着物姿で、チャーターのタクシーの運転手さんのガイドを先頭にして、繁華街を歩いておられた。。。女の子の着物姿は見慣れているのだけれど、男子中学生が立派な和装で歩いている姿は、京都でも珍しい。。。思わずへぇ~っと思ってしまった。。。詰め襟姿の男の子たちが、羽織袴姿になっただけで、ぐっと立派に見えたんやね。。。
修学旅行に京都に来られる子供たちは、昔なら、観光地巡りを大型バスでやるだけ。。。京都の印象を聞いたら、友達とやった夜の枕投げだけが思い出・・・っていう子が多かった。。。でも、それではもったいないと、先生方やら、旅行代理店の人たちが頭をひねって、小型タクシーのチャーター観光やら、子供たちだけで一日乗車券を使って自主的に観光地やら名所旧跡を回らせたりというのが大勢になってきているそうや。
まぁ、それに、和服の体験を盛り込んだ・・・そんな感じやろう。。。私には、随分、ええ想い出になったんやないかと、思われたね。。。子供たちの緊張した面持ちが、そう言っていたで。。。
これから京都は桜のシーズン。どうぞ、今度は、レンタルでもいいから、一度着物で京都へおこしください。特に、男の人の和装。。。ええもんですよ。。。京都では着物は「浮き」ませんから。。。