マグロやクジラの捕獲反対運動の正体。。。
3/21(日) 先日、ドーハで大西洋のホンマグロをワシントン条約で保護すべき生物に追加すべきか否か・・・っていう会議が行われた。世界のクロマグロのほとんどを消費している日本にとったら、深刻な問題やったこの会議。何とか、このモナコの提案は否決されて事なきを得た。。。EUやらアメリカやらの賛成で、日本は正直、びくびくしていたのやけれどね。。。
私は、自分の指示で素早い採決に持ち込んでうまくいったと、自画自賛している赤松農水大臣の映像を見て、、、これって、ちがうで。。。って、ちょっと、思った。。。
というのも、この直前に採決された鮫の捕獲を制限する提案が否決された流れ・・・という報道よりも、私は発展途上国のマグロを高値で日本が買ってくれていること・・・。この高収入の商取引が出来なくなることへの反発と、不安が途上国の大量反対票につながったからだと思うからなのやね。。。
遠い日本から、法外な高値で買って貰えるマグロ。。。こんなにおいしい話は無いからね。。。漁業をしている当事者の国々からしたら。。。
ただ、鯨に続き、マグロが、またまたジャパン・バッシングのネタにされた・・・というだけで、実は、文明衝突は、もう始まっている・・・という印象を残したわな。。。こと、食べるものに関して人は、自分なりのポリシーを持っているし、その国の文化がどこにでもある。
この食物への常識が、実は異文化への恐れや否定となるもの・・・なんやね。。。秘密のケンミンショーという番組で、ある岩手県の山奥の地方では、ビスケットを天ぷらにして食べる・・・とか、名古屋では、昨日の残りの天ぷらを熱い八丁味噌仕立ての味噌汁にジャブンと漬けて食べる。。。なんていうのをやっていた。
もし京都に住んでいる私がこんな食べ方をしたら、親からこっぴどく叱られたであろう汚い食べ方。。。でも、名古屋ではそれが一般的であり、マナー上も問題が無いという。。。これも一つのカルチャーショックである。。。
ただ、こんな文化の違いは、場合に寄れば、こんな食べ物を食べる。。。こんな変な食べ方をする・・・ということが、そのまま、ある種の県民差別であるとか、人種差別の問題に発展しかねないかも知れない・・・という要素を持っているということに、注目すべきやね。。。
特に白人社会では、自分たちの文化が一番であるという考え方があって、それ以外の変わったことを、全面的に否定してしまう保守性がある。つまり、固定観念が邪魔してしまって、自分たちの檻の中から出ようとしないというか、出ることを恐れるフシがある。。。
今回のことは、マグロは広く一般的に食べられるものであって、鯨やイルカは食べている人が極端に少ないものである・・・という視点だけで見るのは、大変不十分や。。。その根底にあるのは、文化の衝突であるし、自分と相容れない文化を排除しようとする後ろ向きな姿勢の問題やと、私は感じる。。。
自分たちの食料だけ十二分に確保して、高みの見物で、他の人たちのことを制限しようという態度も、いただけない。。。アメリカも固有種であった、アメリカン・ブァファローを食べ尽くしてしまったり、油を取るためだけに随分、鯨を絶滅寸前にいくまで捕っていた歴史には蓋をしておいて、今の批判をしても、誰も納得しないし、その、しらじらしい正義感が、実は、他の人種の人たちからしたら、とんでもなく毛嫌いされていることでもあるという自覚が欲しいものやね。。。
グリンピースの抗議船は、遠い国に旅立つ前に、その生物愛護の、白々しい博愛主義の正体の多くが、ただの人種的な感情論であるという、問題を先に解決してからにすべきやろうね。。。