本当は金持ちのオリンピックでもあるパラリンピック | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

本当は金持ちのオリンピックでもあるパラリンピック

 2/28(日) 連日のようにテレビを賑わしているバンクーバーオリンピックやけど、これが終わると、パラリンピックが始まる。障害者のための冬季オリンピックなのやけど、実は、このパラリンピックで活躍できる選手っていうのは、ほんと先進国に限られていることが多い。。。

 身体障害者って言えば、福祉先進国では、さすがにいろいろな優遇措置がなされているから、社会全体で障害者の人たちを大事にしようという慈悲の心が、国民の意識の中にあるのやけど、これが発展途上国や後進国では、まだまだ社会のお荷物扱いで、冷遇されているケースが多いと思うのやね。。。

 私が台湾で車いすに乗せてもらっていて、道路を横断するだけで、車にひかれそうになったことからもわかるけど、結構経済的に豊かになっている台湾ですら、こうだから、他の国では、やはり、奇異な目で見られたり、邪魔者扱いされたりするのは、ある。。。これってやっぱり、心の中の精神的な余裕がある国と、そうではない国との差があると思うのやね。。。衣食住足りて、人間っていうのは、やっと他人にまで優しくなれる。。。

 障害者のスポーツ大会でも、昔は日本でも、ほんとマイナーなスポーツやった。。。障害のある人がスポーツをする意義がなぜあるか。。。そんなことに、昔の日本人も心を砕く余裕がなかったのやろうね。。。でも最近は、障害を持つ人たちこそ、生き甲斐を持つ必要性とか、人として平等に生きることができる権利がある・・・っていう認識がやっと広がってきたのやろうね。。。いろいろな障害者スポーツが広がってきた。。。

 ただ、障害を持った人がスポーツをするというのは、実はものすごくパワーが必要なものやし、遠征費とか、強化費とか、そんなのは、全部自費や。。。日本代表で行く人たちですら、こうなのやから、恥ずかしい話やね。。。JOCの役員さんをクビにしてでも飛行機代ぐらい出さんかいな。。。

 パラリンピックに出られる人たちっていのは、実は実家が少しはお金持ちであったり、障害者用のスキー用具一式50万円也を個人負担で、買える人に限られている。。。つまり、言葉は悪いが、お金持ちのオリンピックである側面は否定できないのやね。。。だから・・・と言えば失礼ながら日本の選手たちは金メダルがたくさんもらえている。。。お金がものを言う世界・・・。それが現実や。。。

 別に、そうやから、がんばっている日本人選手たちが、どうこう言うつもりはないけどね。。でも、競技者の人口がもっと増えて、誰でも障害者のスポーツががんばれて、貧しい国に生まれた人たちも、こんな大会で公平に活躍できる。。。こんなことが、望まれるね。。。

 スポーツっていうのは、ウソがない。そして何より「フェアー」やないと、人々に感動は与えられない。。。目標に向かって努力する人たちっていうのは、美しいし、見ている人に元気を与えてくれるもんや。。。そん、素晴らしいスポーツの祭典であってほしいね。。。オリンピックは。。。