アジア人にとっての旧正月 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

アジア人にとっての旧正月

2/9(火) アメリカのマスメディアが予想した今度の冬期五輪での、日本のメダル数は、何と銀が3個だけ・・・なんやと。。。まぁ、前回の五輪での日本のメダルが荒川静香の女子フィギュアーの金1個だけやったからね。。。仕方ないと言えば仕方ないのだけれど、何か情けないね。。。

 浅田真央が銀で1個。他に、スピードスケートで銀1個。ジャンプか複合で銀1個。。。このぐらいしか、期待が出来ないのが現実なのやそうや。。。残念やけど。。。モーグルの上村愛子とか、岡崎朋美とかダメなのかね。。。まぁ、やってみなけりゃ判らないのが勝負事。。。まぐれでもええから、一発スターが生まれりゃええのにね。。。

 さて、その今週末から、アジア圏では、旧正月ウィークに突入する。。。相撲を引退した朝青龍もハワイで遊んだ後、モンゴルへ帰るという。。。アジア人にとって、旧正月というのは、特に特別な日でもある。。。それにしても、何で日本はアジアなのに、旧正月をお祝いする風習が薄れちゃったのかね。。。

 恐らく東アジアでは、日本だけと違うかね。。。新年をこの時期に祝わないのは。。。明治以来、西洋の文化風習をいち早く取り入れた日本だけが、新暦を使って、旧暦を使うことが、悪いことのように自分たちの文化を変えてしまっている。。。

 こんな例は他にも有って、例えば尺貫法・・・なんていうのは、最たるモノである。。。メートルやセンチメートル、キログラムに、長さや重さの単位を統一している。。。そっちが、世界標準だから、世界に合わす。。。その考え方は、合理的ではあったのやけれど、その反面、いろいろに日本独自の文化まで、塗りつぶしてしまっている部分があるのやないのかね。。。

 土地の面積を現す坪とか、建築関係によく使う間(けん)とか、米とかもまだ合(ごう)なんて単位、まだ使いますよね。。。尺とか一升瓶、一斗缶なんていう言い方も、まだまだメジャーや。。。これらの単位は、明治24年の法律改正で、使ってはいけない単位になったのやけれど、なかなか使い慣れた単位だから、未だに使われているものなんやね。。。

 この世界標準って、実はけっこう曖昧で、あの新興国のアメリカでさえ、未だにポンド・ヤード・マイルを使っていて、㎏・㎞は普及して無い。。。それだけ、単位っていうのは、人々の生活の中に深く入り込んでいるもの・・・なんやね。。。

 永六輔さんなんかは、昔ながらの鯨尺をお上が禁止するのは、民衆の文化を規制して、日本的なものが消えていってしまうから、こんな法律に反対・・・なんていう運動をやってはる。。。失われてしまうものの、大きさが予想外に大きい・・・。そんなにまでして、世界的に単位を統一する必要が有るのか。。。その地、その地でしか使われていない単位で、なぜアカンのか。。。このことを問いかけてはるのやね。。。

 単位の統一っていうのは、確かに交易をするとか言うときに、必要になってくる。こちらの一貫匁の穀物が60㎏であったり、55㎏であったりしたら、おかしな事が起こるからね。。。不都合が無いように合わせておかないと、困る。。。

 文化と文化がぶつかるときに、どちらの規格を使うかは、その時の力関係が関係する。より高度な文化を持っていると思われる方が、より優秀であると思われた方が、共通のルールになる。。。ところが、各々の文化が対立して、混じり合わないところ・・・っていうのは、あるものや。。。新暦やら旧暦の問題は、文明衝突の問題や。。。暦は天文学や、科学で、合理的な方が勝った。。。

 でも、いま、本当に、世界的に何でも統一してしまう必要が有ったのかどうか。。。そんな反省が見られると思うのやね。。。いま、中国経済というのが、上昇傾向にある。。。世界の人口の5人に一人は中国人。。。人口が多い中国人が、大きな経済力を持つと、中国人の風習が世界標準になる可能性がある。。。いまは、その過渡期である・・・っていう見方もある。。。

 あと50年したら、今の世界は、ひょっとしたら、旧正月で新年を迎えるのが当たり前になっているかも知れないね。。。世の中は、どんどん流れていっていくものやからね。。。