とびきりエコなバンクーバーオリンピック | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

とびきりエコなバンクーバーオリンピック

2/8(月) 今週末からいよいよ、バンクーバーオリンピック。。。カナダのバンクーバーでは、あんまり雪が積もって無くて、必死で雪張りして、スキーのコースを作っているそうや。。。私がバンクーバーに行ったのは、もう33年も前・・・。。。ゆったりした港町やった記憶がかすかに残る。。。ヨットハーバーが印象的なところやったけど、これから数週間はウィンタースポーツの祭典会場として、世界的な注目を集めることとなる。。。

 私の記憶が確かならば、カナダのバンクーバーとアメリカのシアトルは、かなり近い。。。国境を挟んで、少し町は間にあるけど、お隣同士のような関係。。。つまり、カナダにしては、一番南の西の端の位置にある大都市がバンクーバーや。。。カナダのウエストコーストっていう感じ。。。比較的温暖で過ごしやすい都市。。。そんな印象や。。。

 まぁ、冬期五輪っていうと、実は、北半球五輪って言っても過言やないぐらい、赤道より北の国々しか参加しない。。。もちろん、この地球上にある国を北と南でわければ7対3ぐらいで北に集中している。。。雪を見たこともない国の人がスキーをやるのも大変やし、まして、その長いスキーをはいて、飛んだり跳ねたり、長い距離を滑ったり、氷を作ってその上で滑ったり、は、やっぱり気温がそこそこ低い土地でしか出来ないことや。。。

 人間っていうのは、有る程度気温の低いところでも生活できるように出来ていて、その気温の低さを克服した国が栄える・・・っていう傾向がある。。。人類の歴史を見ていると、どうも赤道近くの国は、暑すぎて、何をやるにしても、集中しずらい。。。適度に暑く適度に寒い地域っていうのが、人が生活するのに適していて、そのエリアに人が多く住むのは、自然の摂理でもあったのやね。。。

 ところが人類は、エアコンとか暖房などを使って、比較的気象条件の厳しいところでも生活出来るようにしてきた。。。そのおかげで地球は、毎年のようにだんだん平均気温が上がってきている・・・というのを皆さんはご存じだろうか。。。まぁ、地球温暖化の話なのやけど、今年の日本でもこの傾向が強い。。。流氷は来ないし、湖も凍結しない。。。雪は少なく、気温も高い。。。こんなのが続いているのやね。。。

 実は、人は生きているだけで、地球環境には悪い影響を与えている。言い換えたら、人は地球上にある資源を食いつぶして生きている生き物や・・・とも言えるのやね。。。石油や石炭、天然ガスなどを燃やさないと、人は生きていけない。。。その効率を少しでも良くすることによって、地球の命を長くしようとする活動が、地球温暖化防止運動や・・・っていうことになる。。。

 ただし、この発想は、自分一人だけが我慢したり、燃料を節約していても仕方がない。。。っていう発想ではなかなか成り立たない。。。比較的、自己中心的な考え方や、利己主義、個人主義的な考え方が強い国々では、なかなか社会全体で、熱量の放出を抑制しようなんていう発想にはならないのやね。。。

 特に米国や中国などの資源大国兼消費大国では、そんな細々したことを考えるより、経済のパイを大きくして、どんどんお金を回すことの方が大事・・・っていう考え方が主流や。。。ケチケチ、自らの生活行動を我慢してまで、生活を変えるのは嫌だ・・・という考え方の方が強い。。。

 私は、この地球上に住む60億とも言われている人間のうち、その60億分の1の責任を負え。。。と言っているのではない。。。先進国に住む人たちは、後進国に住む人たちの数万倍のエネルギーを消費して、快適な生活をしている。これが大切なんやね。。。環境先進国と言われる欧州では、この権利意識と、環境へのローインパクトであることが、社会のものさしとして、機能している。。。

 ところが、そのほかの地域では、全くと言って良いほど、意識が低い・・・。この格差が大問題なんやね。。。確かに、環境を守ることと経済を大きくすることは、両立させることは難しい。。。経済成長の過程で、大きく環境を悪くするというのは、今まで先進国が歩んできた道やからや。。。

 これを先進国の同じ物差しで、発展途上国や後進国に高いレベルの基準を押しつけることは、不公平だし、不可能や。。。ただ、省エネルギーな車や設備機器を提供したり、リサイクル可能な材質で、作った製品を売ることによって、CO2の排出レベルを下げることは可能や。。。これらをまとめて環境技術と言うのだが、この環境技術が地球の未来には大切や。。。

 今度のバンクーバーオリンピックでも、環境にことさら重視した取り組みがなされている。資源大国であるカナダでさえ、ここまでやっている・・・。オリンピックのために新設された会場や設備は、環境性能評価システムに基づいた設計がされていて、廃棄物や排気、有害物質や燃料消費、水の利用を最小限にする工夫がなされている。またゴミを最大85%も削減する目途が付いていて、多くの資源がリサイクルされるのやね。。。さすが、グリーンピース発祥の地やね。。。

 国際的なイベントの開催に、もうエコであることを外す事は出来ない。。。使い捨ての文化から、再生可能なモノへのシフト。。。多くのエネルギーを必要としない効率的な運営。。。そんなのが、求められている。まぁ、一番エコでないのが、深夜まで競技を見ていて、暖房し、テレビにかじりつくこと・・・なのかも知れないのやけれどね。。。

 何はともあれ、ガンバレ、ニッポン!