ハワイが夢でなくなっているのに、いつまでも夢を売る日航 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

ハワイが夢でなくなっているのに、いつまでも夢を売る日航

1/15(金) 日本航空が、いよいよ法的整理という荒療治で大赤字になってる体質をナントカしようとしている。整理って言ったら、普通なら、倒産っていうこと。明日からもう飛行機が飛ばない・・・っていうことなんやけど、日本の空港にある飛行機の半分はJALなんやから、現実問題として、飛行機が飛ばなくなると、困る人がとても多い。。。

 だから、いくら赤字になっても、政府は日航を潰せない・・・のではないか。。。っていう慢心が有ったと思うのやね。。。ところが、いくら強気を言ってみても、実際のところ、明日から給料払えませんよ・・・っていう状況になって初めて、現実問題として、倒産整理なんや・・・っていう現実になるのやね。。。現実問題として、10000人を越える日航社員がリストラされて、派遣社員やパート社員なんかと差し替えられることになる。人件費が半分近くになる・・・っていういから、まぁ、それだけ高給を甘い条件で出し続けていた・・・っていう事なんやろうけどね。。。

 日航に多い、多くの個人株主さんたちも、株主優待券としいう、航空運賃が半額になる券が目当てでホルダーになり続けている感覚の人たちが多いのやと思う。。。この人たちも、恐らく、100%減資・・・っていう現実が目の前に来ないと、なかなか、実感が湧かない・・・っていうのが現実なのやないのかね。。。

 つまり、自分の持っている株券が、ある日突然、100%減資によって、ただの紙くずになる・・・という現実。。。株主責任・・・っていう言葉は頭では分かっていても、なかなか、こんなケース、受け入れることが出来ない・・・のが、ほんとのところやないのかね。。。

 まぁ、株っていうのは、もともとその価値の範囲内で、リスクのあるものや。。。でも、他の博打とは違って、その価値がいきなりゼロになる類のそれではない。パチンコや競馬、宝くじも含めて、ギャンブルというものは、ゼロか大もうけかのスリルを味わう意味があるのだけれど、株はちょっと違う。。。

 この会社の株は騰がるやろう。あるいは、この会社は業績が良いから、良い配当金を出すやろう・・・と期待して、株式を買う。。。そんなものや。。。だから1000円で買った株が700円になってしまうかも知れないけど、1200円になることもある。普通、いくら下がったとしても、0円になることは稀。。。や。。。でも、その極めて稀なことが、いま、起ころうとしているのやね。。。

 日航の株主さんたちは、日本航空の上場廃止によって、紙くずになる株券っていう、ババ抜きのババをつかまされることになる。。。みんな、そのババを引きたくは無いから、価値がゼロになる前に少しでもお金にしておこうと、売りが殺到する。。。ところが、そんな株を買おうという奇特な方は少ないから、売り注文は殺到しても、買いはほとんどない。。。だから売買が成立せずに、株価はストップ安になる・・・。これが現実なのやね。。。

 ところが、株価っていのは、面白いもので、そんなボロ株も、有る程度下ると、微妙なポイントで、下げ止まる事があるのやね。。。。アメリカでシティグループの株価が何と1株1ドルまで下がって、限りなくゼロに近づいたとき、大もうけかのスリル狙って、この1株1ドルの株を買いまくった人たちがいたのやね。。。

 そりゃそうや。1ドルで買った株が下げ止まって、2ドルになったら、投資額はかなり分かりやすいほど倍になる。たった一日で倍になる株なんてそんなに無いからね。。。これを大きな資金でやると、恐ろしい儲けになる。。。仕手をやる人にとったら、願ってもない好環境・・・っていうことなんやろう。。。リスクは高すぎるけどね。。

 日航には、航空機材やら、整備施設やら、多くの資産がある。整理になっても、これらの資産をもし処分すけば、もの凄い金額になる。つまり、この資産がこの会社の命を支えていくかもしれない。。。こんな期待が、株価を下げ止まりさせるのやね。。。

 いま、世界の航空会社では、以前のような機内のアルコール無料サービスやら、フリードリンク制・・・っていうのは、見直される傾向にある。新幹線の車内販売並のサービスで十分なのやないか。空港のコンビニでお弁当とビールを買って、飛行機内でそれを食べる時代・・・これが当たり前になる。。。今までのサービスがあまりにも過剰で、オーバーサービスやったのやないか。。。そんな反省も必要になってくるのやろうね。。。

 もう海外旅行も、一生の内に一度・・・なんていう時代ではない。。。週末に香港の有名レストランでディナーだけを目的に訪れるOLさん。年に一度は、年次休暇の消化で、アジアのリゾートへ家族旅行。。。なんていうご家庭も意外と多い。。。そして、そんな人たちは年に一度以上、海外旅行を楽しむ傾向が強い。。。

 そんな旅慣れた人たちっていうのは、旅行の中に占める航空運賃の比率の高さを気にする。JALやANAなら日本語サービスが当たり前だから、安心。。。っていうのも、旅慣れた人たちからしたら、ソウルのインチョン経由の格安航空運賃の方が有り難いし、機内アナウンスが不慣れな英語でも、一向にかまわない。。。いやむしろ、割高で、オーバーサービスになっている日本の航空会社を嫌う傾向すらある。。。これは残念なことやね。。。

 ファーストクラスやらビジネスクラスのような、レベルの高いサービスをエコノミークラスや激安パックツアーのチケットにまで期待する方がおかしい。そんなサービスがしてほしい人は、上級のクラスに乗れば良いだけで、それより、安全で十分に快適に目的地まで着ける。。。交通に従事する会社の使命だけを立派に果たせば、それ以上は要らない。。。そんな人も多くなって来ているのやないのかね。。。

 機内で配ってくれる新聞や雑誌、オレンジジュースやらワイン、貸してくれるブランケットや、ヘッドホン。必要な人はお金を支払う。そんなサービスが不要な人たちにとって、余計なサービスっていのは、自分たちの費用の中にそれらが含まれていると思っただけで、不愉快になる・・・と思うのやね。。。

 体格の良い人やら太っている人からしたら、そんなサービスより、シートの幅員を拡げてほしいし、前の席との間隔をもう少し開けてくれるのが、もっと欲しいサービスになる。人の欲望っていうのは、人それぞれに違うのだから、すべてをオプション化して、そんな要望に応えられる。そんなキャリアだけが、これけからは生き残って行くのやないのかね。。。ビジネスクラスのシートだけで、食事は持ち込むから要らない。。。そんなチョイスも有って欲しいのやね。。。安心食材しか使ってない、愛妻弁当しか食べない・・・っていう人もいるのやろうから。。。