必殺仕分け人が、世の中の不公平を倍化させる?
11/14(土) 事業仕分けチームが、バッタバッタと税金の無駄使いを斬る。。。それをマスコミが、華々しく報道する・・・のやけど、何か、とってもくさい、三文芝居を見せられているような気になるのは、何なんやろうね。。。それを見て、亀井が口出し。。。福島が不平・・・。事業をやるやらない・・・っていう判断をするところっていうのは、ほんと、大きな利権。。。みんながやりたい仕事なのやね。。。
本来の査定っていうのは、財務省っていう役所がどんどんやっとる。。。財務官僚たちでは、なかなか切り込めないところまで切り込むのが仕分けチームの仕事なのやけど、何か、権力の二重構造・・・みたいなところがあるのやね。。。
民主党は、何とか、無駄な税金撲滅・・・のためのパフォーマンスを、国民注視の中でやりたい・・・っていうのが、見え見え。。。官僚主導から政治主導になりましたよ・・・っていうのをアピールしたい・・・っていうのは、判るけど、テレビでよく見る民主党の議員先生方が、各省庁選りすぐりの役人達が心血注いで作り上げてきた分厚い資料を、すべて、読み込んで、完全に理解した上で、高度な政治判断を下せるか・・・っていったら、いささか疑問が残るのやね。。。
それと、何でもかんでも公共事業は中止・・・なんていうことになったら、世の中、えらいことになる。。。っていう事も、少しは考えておかなあかんのやね。。。国民がいくら無駄な事業を止めろ・・・って叫んでいても、その叫んでいた人たち、ご本人たち・・・のお仕事が、実はそんな公共事業の影響をもろに受けるような仕事やっていたとしてみ。。。明日から仕事が無くなる。。。どうして生活して行こう・・・、なんてことになったら、それどころな話やない。。。まさしく、鳩山不況で、とんでもない泥沼に墜ちていく・・ことになるかも知れないのやね。。。人のこと、笑えている時代やないからね。。。
例えば、ダム工事を中止すると、困るのはゼネコンだけ・・・と思っていたら、実は、そうではない。。。その後ろには、何万人もの人の生活があって、その人たちが食べるもの、住むところ、ローンの返済、使う交通機関など、様々な経済活動がある・・・ということにも、注意せんとあかんのやね。。。
つまり、風が吹いたら桶屋が儲かる・・・みたいな話なのやけど、人っていうのは、一人で生きているのやない。生きるためには、食べ物も買うし、服も着る。たまには映画も見るやろうし、行楽にも行く。そのおかげで、お金が回って、いろいろな人の生活が支えられているのやから、あまり、極端に無駄無駄・・・なんてやっていると、日本の経済規模が、極端に縮まってしまう可能性があるのやね。。。
つまり、国が1兆円の公共工事をする。そのお金が回り回って10兆円ぐらいの経済波及効果を生む。。。このことも考えておくべき事なんや。。。つまり、経済規模は下げずに、事業の内容。つまり税金の使われ方を変える・・・というのが仕分け・・・の本来の仕事や・・ということなんやね。。。
このことは、時として矛盾を呼ぶことがある。税金の無駄使いを減らしたのはええけど、実はその無駄にも意味があった時がある・・・という事なんやね。。。実は税金でどうしてもやらなければならないこと・・・っていうのは、無駄か無駄でないか・・ではなくて、その事業をやることによて、どのような効果が得られるか。あるいは、その効果を得るやり方が効率的かどうか。。。とか、こっちの方が、優先順位が高いか低いか・・・なんていう数値化出来にくい事を、数値化して、決めないと、比べられないものばかり・・・なんやね。。。
つまり、極端なことを言えば、お上のやることは、本当は、不必要なことばかり。。。どうしてもやらなければならないような喫緊なモノは限られている。。。税金なんて無いに超したことは無いし、税金で飯を食っている人の数を減らせば減らすほど、国民の負担は減るのやから、役人やら、政治家は、出来るだけ何もしてくれない方が、国民のためになる・・・っていう考え方が成り立つのやね。。。
でも、あんまり極端なことを急激にやってしまうと、みんな、いろいろな準備が出来ていないから、影響が大きすぎて、大きな痛みを生ずることになる。。。大事なのは、図体が大きいものは、あんまり素早く動かないこと・・・っていうのも、言える・・・のやね。。。ライオンのように大きな動物は、ちょっと振り向くだけで、尾はものすごく振れ幅が大きい・・・。政治にもこんなことが言えるのやないかね。。。
政治に求められているのは、ドラスティックな変化や・・・と言う人は多いのやけど、実はあまり極端な変化っていうのは、我々がかつて経験したことがないほどの、「大きな痛み」を伴う可能性がある・・・ということは、覚悟しておかないとあかんと思うのやね。。。
人間のやっていること・・・っていうのは、実はあまり、変わったことをやっているのやなくて、毎日買いものをするスーパーやコンビニは同じ。。。行きつけの居酒屋さんもそんなに多くはない。たまの休みに遊びに行くところもそんなに変わらないし、車とか家とか、家電製品とか、大きな支出をする買い物をそんなに、頻繁にするものではない・・・のやね。。。
私は、そんな国民の消費行動っていうものを、政治主導で、激変させてしまうような手法っていうのは、あんまり優秀なやり方では無いと思っている方なのやね。。。国民の消費マインドを国の一部の人がコントロールして変えてしまうこと・・・に有る意味、神への冒涜・・・に近いイメージを持ってしまうのや。。。
エコポイント制度や、エコカー減税のおかげで、車のメーカーやら、家電メーカーはウハウハ・・なんやそうや。。。でも、そんな一部の人だけが恩恵を受ける制度っていうのは、実は世の中の歪みを増大させて、本当の意味での企業体力を削ぐ可能性があるし、こんな制度が終わっても、また何か国に対策を求める・・・という悪しき習慣を付けてしまったことになるかも知れないのやね。。。
世の中の好不況っていうのは、実は、その景気を引っ張っていくトップランナーが、どんどん入れ替わっていくもの・・・やと思うのやね。。。かつての日本は、鉄鋼やら繊維、造船などが景気を引っ張って来たし、最近では電機、自動車。。。そして、今は何やろ。。。元気なのは、ゲームやら、カジュアルウェアとか、電子部品なんかなのかね。。。
問題は、この過渡期に、既存の産業が、守りに入ってしまって、自分たちの優位性を保とうと、お上に頼る・・・ッていうことが多いこと・・・なんやね。。。そして、政治を牛耳ったところが、繁栄する社会なんていうのを実現してしもたら、日本経済の健全性は極端に失われることになる。。。
例えば子ども手当を貰えている世帯だけが贅沢をして、それ以外の世帯は貧乏する・・・なんて社会が出来てしもたらどうか。。。政治が罪作りなことをしたら、やっぱりアカンと思うで。。。