地味葬もええけど、お参りお断りは無いやろう。。。 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

地味葬もええけど、お参りお断りは無いやろう。。。

11/11(水) 世の中、またまたのりピーの裁判のことばっかり。。。もっと、他に関心持たんならんこと、有るやろうに。。。

 さて、先日、ご近所の元酒屋さんのご主人さんがお亡くなりになった・・・。でも、ご高齢やったこともあって、お葬儀をお身内だけで、やらはったんやね。。。姉の嫁ぎ先のお姑さんが、亡くなった時も、家族葬・・・っていうヤツかね。。。何故か、最近、地味葬が、増えているのだという。。。

 もちろん、景気も悪いし、多大な費用のかかる葬儀を遺族の人たちが避ける傾向にあるのは判らないでもないのやけど、よく、個人の遺志により・・・っていうの・・・のほとんどは、実は、喪主の都合により・・・っていう方が正しい場合が多いのやないか・・と勘ぐるケースが多い・・・のやね。。。

 葬儀っていうのは、人一人の人生を終える・・・という重い意味がある。。。昨日まで生きてはった人が、もうこの世から居なくなること・・・なのやから、身内の人からしたら、とても大変なこと。。。なんやね。。。

 でも、人っていうのは、一人で生きているものやない。。。。いろいろな人と関わりを持って生きていくものやから、身内以外にもいろいろな人がその人の人生に関わってきたものやと思うのや。。。あのおじいちゃんには、いろいろと世話になった。。。いろいろ、生前には楽しいお話を聞かせていただいた。。。そんな人が亡くなったのに、お別れひとつも、出来ない・・なんて、あまりにも、寂し過ぎるのやないのかね。。。

 最近、京都では、お葬儀をしても、お香典をご辞退するお家が多い。。。参列者の人たちに過分な負担をお願いするのが、心苦しい・・・という意味と、たくさんの参列者の人たちがあると、その人たちの住所・氏名・郵便番号・電話番号などを調べ上げて、香典返しの手配をするのが、大変な負担になる・・・と考える人が多くなってきてしもたんやね。。。

 ところが、京都の人は見栄張りなのか、参列者の人には、他の地方は500円程度が相場なのに、1000円程度の商品券や粗供養品を配る風習がある。。。100人の参列者が有ったら、×1000円で、10万円。。。500人も来られたら50万円。。。僧侶への高額謝礼、親族への食事の世話、高額な葬儀代の支払いなど、何かと物いりなこの時に、少しでも負担は減らしたい。。。という喪主の考え方もあるのやろうね。。。

 そして、あんまり派手にしたくない・・・という思いもあって、つい、あまり皆さんに知らせずに、身内だけで葬儀を済ましてしまう人も多いのやね。。。これが結果として、地味葬の下地になってしまっている・・・のやね。。。そして、いつの間にか、亡くなってしまっていたのを、後で聞いて驚く・・・というパターンが増えてしまったのかもね。。。

 私は、宗教のことは、あんまり良くは判らないのだけれど、葬儀などで、みんなにいろいろなものをあげたり、食事などを振る舞う・・・っていう事の意味には、亡くなった人が、この世でしてしまった悪事を、派手に、施しをすることによって、許してもらおう・・・という「免罪」の意味がある・・・というのを聞いたことがある。。。つまり、出来るだけ多くの人たちに、お金をかけてばらまくこと・・・これが、極楽浄土へ行けるために必要なこと・・・。これをしないと、地獄に堕ちる・・・ということ・・・なんや。。。

 まぁ、これって、地味葬に対抗するための、ギフト屋のセールストークのようなところもあるのやけど、亡くなった人と、残った人の絆を最後の最期にに深める・・・という儀式でもある葬儀・・・の意味合いを考えると、満更、屁理屈だけではないような気もするのやね。。。

 そこで、私は香典1000円・・・の、会費制感覚のお別れ会のような葬儀ってええのやないのかね。。。って思うんやね。。。一人、1000円だけ、包んで行って、1000円の粗供養を貰ってくるだけ。。。喪家の負担は無いし、その代わり、香典返しの負担も無い。。。本来の意味でのお別れだけを大事にする・・・っていう考え方や。。。

 これなら、立礼の負担は喪主にはあるけど、父なり母なりが、どんな人と付き合いが有って、どんな人たちに囲まれた人生を送ってきたのか・・・っていうのを、子どもである喪主が初めて知る・・・っていう、葬儀本来の意味も生きてくると思うのやね。。。人、一人を、送る・・・っていう重さは、喪主にとって、逃げたらあかんこと・・・やと、私は思うほうやからね。。。

 いまの世の中、何でも効率やら、便利を追いすぎる傾向がある。。。実際、本来、変わるべきやないことまで、どんどん変わって行ってしまう空しさ。。。いま、ちょっと、立ち止まって考えないかんこと・・多いのやないのかね。。。