郵便局はもっと便利に。。。でも儲けも大事。。。
10/30(金) 元大蔵次官やった斉藤次郎氏が日本郵政の新社長になって、記者会見。。。小泉改革の時に、冷や飯を食わされていた人ばかりを集めたような、報復人事のようなことばっかりやっておる。。。なにか、さや当てみたいなことばっかりやられても、国民はしらけてしまうで。。。
何やかんや言っても、前の西川社長は、郵政会社の無駄を省いて、大幅黒字の優良会社にしたんや。。。もともと、郵政公社は、独占的で、優位な立場にある特殊な会社やけど、とはいえ、赤字や赤字やと言われていたのに、郵便料金の値上げもせずに、納税までするような組織にしたのやから、大したものやで。。。
鳩山内閣の公約通りになると、またまた公益的な仕事の部分が増えて、経営的にはマイナスになるのやろう。。。でも、民主党の主張している・・・、というより、国民新党の亀井静香氏べったりやけど・・・政策っていうのは、同じ郵便局の中で、保険と貯金と郵便っていう3つの事業をやる会社があって、それを各々別々の社員が仕事をする。。。という、少し縦割りで融通の行かなかった体制を見直そうとしている。。。この部分には、共感出来るところはあるのやないかね。。。
斉藤新社長さんの記者会見を聞いていると、郵便局というものを、地域行政の拠点として活用する。。。という、とてもわかりやすいコンセプトや。。。具体的には、郵便局を行政のワンストップ拠点化して、国民の利便性を高めようというのやね。。。
つまり、郵便局のコンビニ化・・・みたいなもの。。。郵便局へ行ったら、住民票やらが取れる。介護保険とか福祉サービスの受付も出来る。年金でも、加入者自身が保険料の納付記録を、こまめに確認出来るような年金通帳の端末を置く。。。言い換えたら、郵便局さえあったら、区役所やら市役所まで行かなくても用事が済んでしまうようにしよう。。。というのやね。。。
これは、確かに過疎の地域なんかでは、大変便利や。。。役場の数より、郵便局の数ははるかに多いし、経営効率一辺倒で、廃止される郵便局にとったら、手数料収入が少しでも見込めるから、ちょっとは、仕事が増えることにもなる。。。
でも、採算性っていう課題はどうしても残る。。。都会の郵便局は無茶苦茶仕事が増えすぎて混雑するかも知れないが、地方の郵便局では、やっぱり住んでいる人の絶対数が少ないからね。。。赤字の局を黒字の局が助ける感じになるのは、有る程度仕方ないにせよ、待遇の面で、あんまり、極端やったら、文句も出るかもね。。。
超僻地やったら、郵便配達の人がかんぽの掛け金を預かって入金出来たり、逆に保険の外交が貯金のお金を預かったり・・・なんていう、人間くささが復活することにもなる・・・。ただ、お年寄りのお金を個人が預かったりするのやから、いまの時代、高いモラルも同時に要求されることになるのやけれどね。。。国家公務員でもない人が、その責に耐えうる仕事が出来るか・・・というところやろうね。。。
これからの郵政っていうのは、公益性っていうものと、収益性っていうものの、両立を要求されることになる。せっかく民営化して、公務員を大幅に減らしたのやけれど、また逆戻り・・・っていうことになったら、何やねん。。。っていう話にもなりかねないのかもね。。。
よく考えてみれば、郵政職員の給料って、もともと税金は使われて無いし、本当に郵政を民間会社にする意義っていうのが、本当に有ったのか・・・というところにまで、話は戻ってしまうような話なんやね。。。
何でも民営化が良い、何でも競争は素晴らしい。。。自由な市場原理に任せておいたら、なんでもうまくいく。。。こんなのは、実は幻想やった。。。実体経済といういのは、そんなに甘いものやない。。。っていうことが、世界同時不況が襲ったちょうど一年前に判ったことなんやね。。。
経済政策っていうのは、実は、イデオロギーの世界と似ていて、最初、極端なプランが出てきて、それか失敗すると、まったく逆のプランがうける。。。そしてまた、それがうまくいかなくなると、今度は、少し極端ではない反対の政策になる。。。こうして、ちょうど、振り子の針がだんだんその振り幅を小さくしていくかのように動くものなのやね。。。そして最後にちょうど真ん中で停止する。。。
郵政問題も、効率化と公益性という点において、その振れ幅がだんだん小さくなっていって、結果として、国民の利便性が上がり、みんながウインウインの関係を構築していく・・・という風になればいいね。。。つまり、これからは、そこそこの公益性と、許容範囲にある収益性という矛盾した2つのテーマを、両立していくこと。。。これが命題になってくるのやろうね。。。