日米蜜月解消は、精神的な日本の戦後を終わらせる
10/26(月) どうも、鳩山政権は、外向的には、少し米国とは距離を置くような、「対等の関係」という表現で表している通り、親米一辺倒の路線から脱却したい。。。と思っているフシがある。
日本は、かつての敵国米国から、確かに、特別過ぎるほど、この50~60年厚遇を受けてきた・・・。それには、恐らく、口には出さないけれど、原爆を日本に二発も落として、少しは「酷いこと」をした。。。という反省の意味も込められていたような気もするのやね。。。そんなことを言うと、いや、アメリカは新型爆弾を、実戦で使ってみたくて、うずうずしていただけや。。。とのご意見も出るやろう。。。ごもっともや。。。
多くの米国人たちは、極東アジアの片隅に住む肌の色が黄色い人種なんて、何の関心も無かっただろうし、そんな辺境に住むそんな国が、世界の一等国として台頭してきたのが、面白くなかった。。。というのも、あったのやろうね。。。その頃のアジアじゃ、清国の取り合い、割譲で世界の強国は、しのぎを削っていたからね。。。今の中国って、この時は草刈り場やったんや。。。そこで日本、イギリス、フランス、米国などが利害対立していた。。。。
当時の米国はイギリスの弟分のような存在やったろうし、それでも、そのやんちゃぶりは、兄も手を付けられなかったほどで、下手に力もかなり付けていたから、エライ勢いやった。。。ロシアに勝った日本も、軍事強国として台頭していたから、そんな日米がぶつかるのは当然の理屈やったんやね。。。
そして、米国は日本に予想外に苦戦しながらも、ついに、本土への新型爆弾投下という大イベントで、日本を降参させた。。。
それ以来、有る意味では、日本はずっと、米国の属国を長い間、演じ続けることを、義務着けられていたのやね。。。日本人の気持ちの中では、戦後はずっと敗戦国。。。アメリカさんの言うことやったら、何でも聞かなければならなかったし、傍若無人な振る舞いをする米軍兵士にも、日本の警察は逮捕も出来ない・・・なんて理不尽な状態がずっと続いてきたのやね。。。。
沖縄に行ったことのある人は、本島の一等地にある米軍基地が異常に豪華で、えげつなくゆったりしていて、基地の檻の外に住む人たちの暮らしぶりとは雲泥の差がある優雅な生活を楽しむ米兵家族を、よく見かけたやろう。。。軍人っていうのは、いつの時代も、いつ死ぬかも知れない・・・というので、最上級の待遇を保障されるものや。。。
でも、この平和な時代になってみたら、その生活の仕方が、突出していること・・・の異常さが目に余るのやね。。。広大な基地にあるゴルフ場やテニスコート、広い芝生の中に点在する絵に描いたような軍関係者たちの立派な兵舎。。。まるで映画の中に出てくるリゾートそのものや。。。
こんな優雅な基地生活を米軍関係者が続けられるのも、逆に、まだまだ日本人が敗戦国根性から抜け出せないでいる・・・ということの証明になっている。。。地球全部の警察気取りでいる米国って言う国はヨーロッパにもアジアにも兵力を置いていて、かつては、共産主義を。。。次にはイスラエルに敵対するアラブを、そして今は、テロリストたちを・・・という風に、常に、敵を求め続けているのやね。。。
これには、米国の軍事産業が、常に戦争ごとが続かないと、持たない・・・っていう国内事情がある。。。言い換えたら、米国っていう国は、軍需産業のために、常に喧嘩を仕掛けているような、やんちゃ坊主のような国やったんやね。。。ずっと。。。
そんな米国に、日本は長いものには巻かれろ。。。米国に着いていたら間違いがない・・・と、コバンザメのように、米国一辺倒の政策をずっと採り続けていたフシがある。。。もちろん、日本の中にはそんな米国に反発して、日米安保体制を解消しろ・・・という意見も多くあった。。。
日本の反米運動の歴史は、1960年代の安保紛争の学生運動から発展していて、有る意味、日本独自の路線を何故とらないのか。。。自分の国の指針を他の国に委ねたままにしている国が、独立国と言えるのか。。。っていう、ロジックになっていて、この部分だけ見ていると、どっちが左翼でどっちが右翼か、判らないような事になっていて、面白いのやね。。。
鳩山氏個人・・・は、どうかって言うと、彼はアメリカへの留学経験があり、そんな人は、まず、絶対にアメリカ大好き青年やった過去が必ず有ると思う。。。アメリカの文化や、生活様式、進んだ考え方などに惹かれ、憧れて、米国に渡ったはずやからね。。。
ただ、そこで、彼は彼なりのアメリカ観というものを確立したはずやし、それが、アメリカ恐るるに足らず・・・なのか、こんな国に着いていたら、日本はえらいめに逢う・・・なのか、もっと上手なこの国との付き合い方がある・・・なのかは、判らないけど、ある種の、確証を持たはったと思うのやね。。。
その確証が、どうも、民主党の外交の根幹の部分のベースになっている。。。ような気がしているのやね。。。日本人が本当の意味で、敗戦国意識から脱却出来るようになる。。。日本の精神的な戦後を、終わらせる・・・。その役目を買って出ようと、彼はしているのやないのかね。。。
誰が見ても、理不尽極まりない「日米地位協定」。。。米軍の駐留経費の大部分を日本人の払った税金で賄ってあげなければならない「思いやり予算」の阿保らしさ。。。米軍の一部がグアムに、引っ越しするだけやのに、お土産に、莫大なグアムの空軍基地の建設費用まで丸抱えで、負担させられる・・・なんていう、非常識さ。。。
みんなこれも、日本が戦争に負けたから、仕方ない。。。米軍に守ってもらっているから仕方ない。。。で、今まで済ませていたことを、やっぱり、おかしいことはおかしい・・・ってはっきり言うこと。。。これって大事・・・って思ってはったんやないかね。。。
米国っていうのは、こと、軍隊ごとに関しては、異常なほど神経質になる国である。日本が海上給油を来年一月で打ち切る。。。って発表したら、その代わりに何を貢献してくれるのや・・・って口を出してくるし、また金だけ出して、人は出さないようなことをするのやったら、もう知らんぞ・・なんて平気で脅してくる。。。ほんと、ヤクザみたいな事しか、言えないほど、こと、軍事に関しては、子どものようなことを平気で言う国なんや。。。
ただ、それにタテつきにくいのは、やっぱり強大過ぎる軍事力と、日本が自国を守るためには、米国から武器を買うしか選択肢が無い・・という、日本の安全保障というのが、米国の人質になっとるような部分があるから・・・なのやね。。。日本は武器産業っていうのがほとんど無いに等しいのやから。。。
軍事っていうのは、結局、暴力やし、いくら暴力反対。平和がいい。。。なんて言っても、キチガイは刃物を振り回すし、荒くれ者は、無茶な乱暴なことをやってくるし、人殺しの好きなやつは、何をやるかわからないから、恐ろしいことに代わりは無い・・・のやね。。。
日本は米国一辺倒から逃れるためには、武器を国産化できるか、中国、ロシアなどの他国からも武器を買えるような関係を築かないといけない・・のやね。。。だいいち、相手国から、絶対に攻めてこられないような関係を作るのも大変なことや・・・。外交では、机の下で銃を構えながら、机の上では笑顔で握手をするような、そんな、ビビットな努力を続けていかなあかんことになるのやね。。。
これは、本来、どこの独立国も自前でやってきたこと。。。日本も自分で自分を守ることの出来る。そんな普通の国に、いずれならないと、このままではアカンのと違うのか・・・っていうのを鳩山氏は、提案したいのやと思うのやね。。。日本が本当の意味での、精神的な独立国にならるかどうか・・・。このことは、その試金石にもなる。。。