役人の権限強化は時代に逆行している! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

役人の権限強化は時代に逆行している!

10/18(日) 最近、特に気になっているのが、政治が、我々の日常生活に関わりすぎていのやないか。。。っていう事や。。。政治なんていうものは、水や空気のように、必要不可欠やけれど、その存在を国民にわからせない方が良い場合が多いと思うのやね。。。

 ところが、どうも、いまの世の中、国民ををどんどん政治に関係させる方へ、させる方へ動かす動きがあるのは、ちょっと、疑問に思う事が多い。。。のやね。。。このことは、国が健康な状態を維持出来るかどうかの、リスクヘッジの問題でもあると私は思うのや。。。

 今までの日本は、国民の個人資産が多くて、自分の老後や、人生設計は、個人ベースでやるのが、当たり前やった。。。いくつまで働いて、身体が動かなくなったら、これだけは貯めておいて、何とか死ぬまでの生活が出来るようにする。。。少しは子供たちにお金を残してあげて、生活が苦しくならないようにしてあげたい・・・っていう親心もある。。。だから、みんな必死に働いた。。。

 ところが、いつの間にか、お上がお金を集めて、そのお金をお年寄りたちに、配ってくれる・・・なんていう制度が出来た。。。有る程度の掛け金さえ支払っていたら、年金がもらえる・・・っていう制度が出来たおかげで、日本人は老後の心配が薄らいだ・・・と、引き替えに、がんばって働いて、質素倹約して、少しでも多く、老後にお金を残しておかないと・・・という、今までの国民的な気質まで、変えられてしもたんやね。。。コレは実は、ものすごく怖い事なんや。。。

 動けなくなった親の面倒を子どもが見るのが当たり前やったのに、介護保険制度が出来て、赤の他人さんが、お金で面倒を見てくれるようになった。。。介護をしなくてよくなった子ども世代は、大喜びしたのやけど、さて、自分が介護される方の身になったら、果たして、これが幸せなのやろうか・・・って、疑問に思うようになった。。。

 世の中が、ちょっとしたことで、トラブルになったり、何か有ったら、すぐ訴訟・・・なんていう、社会的なモラルより、個人の主張が尊重されるようになると、おかしな事も起こってきた。。。あまりにも、個人が尊重され過ぎるようになって、一個人のクレームが大企業を震え上がらせるようなことが、できるようになり、大企業は消費者対策に必死にならざるをえなくなり、逆に消費者は、より尊重されるようになってきた。

 ちょっと見ると、これって、ものすごく良いように見えることなのやけど、今度は、節度っていうものが無くなって来たのやね。。。例えば、ある店で賞味期限が切れた商品が売られてしまっていて、コレを買った消費者がクレームした。幸い、それを食べた消費者は何ともなかったのやけれど、そのことに文句を言った人は、徹底的にメーカーと販売店を糾弾して、訴訟ごとまでなった。。。

お詫びの菓子折だけでは気が済まない・・・。このことで受けた精神的苦痛に対する慰謝料として、100万支払え。。。誰が考えても、モンスターなクレーマーにしか見えないことも、平気で多く見受けるようになってしもた。。。世の中が、どんどんギスギスしてきて、とてつもなくヒステリックになる人が増えて、激怒しないと、相手も心底反省しない・・・っていうのが当たり前になってしもた。。。狂っておる・・・・とさえ思うで。。。

そんなのに対応して、国は消費者庁まで作る。。。そのために、また人を雇い、金を使い、税金をたくさん集めなくてはならない。。。アホな話やで・・・。よう、考えてみたら。。。

政治と国民っていうのは、実は車の両輪のような関係にあって、政治が頼りないから、国民はしっかりせんとあかん・・・と思い。政治に頼りすぎてしまうと、国がコケたら、みんなコケた。。。っていう、とても危険な状態になることが多いのやね。。。国民があまり、国に頼りすぎると、共倒れになるという危険度が増しているという認識が必要やで。。。

 行政っていうのは、国民への奉仕者のフリをしているのやけれど、実は逆で、国民の生活やら、企業のやることを、どんどん管理して、自分たちの勢力傘下に組み入れよう・・・組み入れよう・・・とするものなんやね。。。役人が強くなると、企業は、どんどん、役所対策に、無駄な時間と労力を費やされることになる。これが民の邪魔をする官・・・という体質になっていく。。。あまり、度が過ぎると、ここは、自由主義国ではなくて、共産主義国か・・・って、思うようになるのや。。。

 官の力を維持させるのが、民への検閲や指導と呼ばれる民間企業のやっていることへの口出しや・・・。勝手に法律を作っておいて、違反を取り締まるぞ。。。代表者や責任者を出して来い。。。。その人に免状をやるから、講習会に出てこい。高い講習料を払わせて、その金で、天下りのヤツらの給料や退職金を出しておる・・・。毎年、報告書を出せ。出さないと、仕事をさせないぞ。。。こう指導するから、その指導に従え。。。従わなかったら、処分するぞ。。。官のリクエストは、毎年のように、どんどんエスカレートしてきて、役所のお相手をさせられる方は、たまったもんやないで。。。

 私は、ここまで、官がやるのはやり過ぎとちがうか・・・というレベルにもうなっとる・・・と思う事があったのやね。。。

先日も運送会社の運行管理者ばかり何百人も集めた講習に行かされた。そこでの説明で、トラックの、重大事故が起こったら、すぐに、その管轄の陸運支局に報告をしなさい・・・っていう書類の説明があった。実際問題として、本当に事故が起こったら、警察やら、被害者対応やら、当事者は必死になって凄まじい対応を迫られる・・・。それやのに、国土交通省の地方事務所に、何で、すぐ報告させる必要があるのか。。。って思うのやね。。。

ここがいったい何を我々にしてくれるか・・・。実は、何も無い。。。助けてくれるわれでもなく、逆に、指導と称して、後日、トラックを何日、仕事に使ってはダメ・・・という処分までしよる。。。事故直後の段階では、事故があったことだけを、掌握しておくのだけの意味や。。。マスコミに、管轄している立場の対応は・・と聞かれた時に、困りたくないためだけの報告をせよ。。。役所の論理に、この大変なときに、なんでこんなこと・・・に、振り回されなくてはならないのか・・・こんな理不尽は無いで。。。という好例やで。。。

もう、我々は官に、いろいろなことをやってもらおうと、言うのを止めないか。。。役人たちの仕事を増やせば増やすだけ、税金は増えるし、不幸が拡がるし、効率が下がるし、だいいち、役人がどんどん偉そうにしよる。。。自分らは何も生み出さないくせに、何かに付けて新しい法律をこさえて、国民や企業を管理統制して、自分たちの言うことを聞かせようとするのやね。。。こんな理不尽はない。。。

役人たちは、本当は、お国が大事やのやなくて、自分たちの所属している役所っていう組織が大事なんや。。。そんな役所の維持発展のために、なんで、民間が付き合わされて、何で、せっせと、貢がされて・・・おまけに、どんどん官の権限が強くなってきて・・・もう、こんなアホなこと、終わりにしたい・・・って、みんな、本当は思っているのやないのかね。。。